小学校受験 願書|書き始める最適タイミングと失敗しない逆算表

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小学校受験の準備を進める中で、「願書って、いつから書き始めればいいんだろう?」と悩まれる保護者の方はとても多いです。

まだ先のことのように感じていたり、日々の生活やお子さんの習い事、きょうだいの予定に追われているうちに、気づけば説明会や出願日が近づいてきて、「このタイミングで間に合うのかな…」と不安になることもあるかもしれません。

小学校受験の願書には、決まった正解や、誰にでも当てはまる“完璧な進め方”があるわけではありません。学校ごとの考え方や、ご家庭の状況によって、準備のペースや重点の置き方は自然と変わってきます。ただ一方で、「この時期から考え始めておくと、気持ちに余裕を持って進めやすい」「逆算して整理しておくことで、慌てずに済んだ」と感じているご家庭が多いのも事実です。

この記事では、「小学校受験 願書」を初めて準備するご家庭に向けて、書き始めるタイミングの考え方と、無理なく進めるための逆算表・スケジュール例を、注意点やよくあるつまずきとあわせて整理しています。今の時点で、「まだ何も決まっていない」「思うように進んでいない」と感じていても大丈夫です。

この記事を読みながら、ご家庭に合ったペースを見つけるヒントとして、必要なところだけを取り入れていただければと思います。

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目次

今が始めどき!小学校受験願書を書き始める最適タイミングは「いつ」?

小学校受験の願書について調べ始めると、「もう書き始めないと遅い」「〇月までに完成させるべき」といった情報を目にすることがあります。

それを見て、「うちはまだそこまで手が回っていない…」「もう出遅れてしまったのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、まずお伝えしたいのは、願書作成に“絶対的な正解の時期”があるわけではないということです。

小学校受験は、ご家庭の状況、志望校の数、幼稚園や保育園の方針、きょうだいの有無、共働きかどうかなどによって、準備の進み方が大きく異なります。そのため、「この時期でなければ間に合わない」と一律に判断する必要はありません。

一方で、これまで多くのご家庭を見てきた中で、結果的に“気持ちに余裕を持って進められた”と感じているご家庭に、共通する傾向があるのも事実です。

この章では、「いつから書き始めると、比較的落ち着いて準備しやすいのか」という視点から、願書作成のタイミングについて整理していきます。

願書準備で大切なのは「早さ」より「余裕」

願書というと、文章の上手さや、きれいな表現ばかりに意識が向きがちですが、実際にはそれ以上に重要なのが、準備する過程での余裕です。なぜなら、小学校受験の願書では、

  • 志望理由
  • 家庭の教育方針
  • お子さんの普段の様子やエピソード

といった内容を、短い文章の中で、できるだけ具体的に伝える必要があるからです。これらは、机に向かって一気にひねり出せるものではありません。日常生活の中での出来事を振り返ったり、ご夫婦で話し合ったり、お子さんの言葉や行動をあらためて見つめ直したりと、時間をかけて整理していく工程がどうしても必要になります。

そのため、出願日ギリギリに願書作成を始めると、

  • 文章を練る時間が足りない
  • 表現が抽象的になりやすい
  • 誤字脱字や記入漏れが増える
  • 写真撮影や書類準備が重なり、気持ちが追い込まれる

といった状況になりやすい傾向があります。「内容が悪かった」というよりも、落ち着いて確認する余裕がなかったというケースは、実は少なくありません。

多くのご家庭が「考え始めてよかった」と感じる時期

では、いつ頃から願書について考え始めると、比較的余裕を持って進めやすいのでしょうか。あくまで一つの目安ではありますが、多くのご家庭が「この頃から考え始めておいてよかった」と感じているのは、受験前年の春〜初夏(4月〜6月頃)です。

この時期は、

  • 新年度が始まり、生活リズムが落ち着き始める
  • 学校説明会や公開行事の情報が出揃ってくる
  • 夏以降の講習や模試が本格化する前

というタイミングでもあります。この段階で、「完成した願書を書く」必要はありません。

大切なのは、

  • 志望校について調べ始める
  • どんな学校に魅力を感じているのかを言葉にしてみる
  • お子さんの普段の様子をメモに残し始める

といった、準備の“入口”に立つことです。この入口に早めに立っておくことで、その後の作業が一気に楽になります。

「まだ書けない」と感じる時期があっても大丈夫

春〜初夏にかけて、実際にペンが進むかというと、「まだ文章にはならない」と感じる方も多いと思います。それで問題ありません。

この時期は、

  • 志望理由がぼんやりしている
  • 教育方針をどう表現すればいいかわからない
  • 他の家庭と比べてしまい、自信が持てない

といった気持ちが生まれやすい時期でもあります。ただ、ここで大切なのは、“書けない=遅れている”ではないということです。

願書作成は、

  1. 情報を集める
  2. 考えを整理する
  3. 言葉に落とす
  4. 何度か見直す

という段階を踏む作業です。

多くのご家庭では、春〜初夏は①②の段階に時間を使い、夏前後から③④に進んでいきます。「今はまだ材料を集めている時期なんだ」と捉えていただくと、気持ちが少し楽になるかもしれません。

なぜ「早めに考え始める」ことが結果的に安心につながるのか

早めに願書について考え始める最大のメリットは、選択肢を持ったまま進められることです。

例えば、

  • 志望校を見直す余地がある
  • 文章を書き直す時間が取れる
  • 第三者に見てもらう余裕がある
  • 面接準備と願書内容をすり合わせられる

といった点は、時間的な余裕があるからこそ可能になります。

逆に、時間が限られてくると、

  • 「とりあえず書いた内容」で進めざるを得ない
  • 修正したくても間に合わない
  • 他の家庭の話を聞いて焦ってしまう

といった状態になりやすくなります。早めにスタートすることは、決して「完璧な願書を書くため」ではなく、迷ったときに立ち止まれる余白をつくるためだと考えてみてください。

準備の量が、そのまま差になるー面接と行動観察
ペーパー対策の落とし穴

小学校受験のペーパー試験では、「問題が分かるかどうか」だけでなく、
音声で条件を正確に聞き取れるか
制限時間の中で集中を切らさずに考え続けられるか
途中で迷っても、次の問題へ切り替えられるか といった“試験中の状態”が大きく影響します。
幼児にとって、音声を聞き取りながら条件を整理し、限られた時間の中で考え続けることは、想像以上に負荷のかかる作業です。
早い段階から「本番を意識したテンポや流れ」に触れておくことが、当日の安定感につながります。

小学校受験願書の出願日から逆算する願書作成ロードマップ

冒頭でお伝えしたとおり、願書作成は「早く書き終えること」よりも、無理のない順序で、余裕を残しながら進めることが大切です。そのために役立つのが、出願日から逆算して考えるロードマップです。

この章では、

  • 出願日からどのくらい前に、何を終えておくと安心か
  • 実際のご家庭でよくあるスケジュール感
  • 途中で予定がずれたときの考え方

を、できるだけ具体的に整理していきます。

「この通りにやらなければいけない」というものではありません。あくまで、ご家庭の状況に合わせて調整するための“たたき台”としてご覧ください。

まず押さえておきたい「逆算」の基本的な考え方

願書作成を逆算で考えるとき、最初に意識しておきたいのは、「提出日=ゴールではない」という点です。

多くの学校では、

  • 願書提出
  • その後すぐに面接や考査
  • 家庭での最終確認や準備

が、短い期間に集中します。そのため、「提出日の前日まで願書を書いている」という状態は、精神的にも体力的にも負担が大きくなりがちです。

そこで一つの目安としておすすめしたいのが、

  • 提出日の2週間前には、内容が固まっている状態
  • 提出日の1か月前には、下書きが一通り完成している状態

を目標にする考え方です。ここから逆算すると、「いつ頃から、どんな準備を始めておくと安心か」が見えてきます。

出願時期は学校ごとに意外とばらつきがある

小学校受験では、私立・国立、公立中高一貫校など、学校の種類によって出願時期が異なります。

一般的には、

  • 私立小学校:9月上旬〜中旬
  • 国立小学校:9月下旬〜10月上旬(抽選を含む)
  • 一部の学校:8月下旬から動き始めるケースも

といった傾向があります。

さらに、同じ私立小学校でも、

  • 出願期間が1週間程度の学校
  • 受付日が1日しかない学校
  • 郵送のみ/持参のみ などの違い

があり、想像以上に条件が細かいことも少なくありません。

そのため、「まだ先だから大丈夫」と思っているうちに、気づけば締切が目前、というケースも見られます。まずは、志望校それぞれの出願日・提出方法を一覧にして把握することが、逆算の第一歩になります。

【モデルケース】9月出願を想定した逆算ロードマップ

ここでは一例として、9月上旬に願書提出がある学校を想定したモデルケースをご紹介します。あくまで目安ですが、多くのご家庭が「このくらいの余裕があると助かった」と感じているスケジュール感です。

4月〜5月:情報収集と方向性づくりの時期

この時期は、「書く」よりも「考える」ことが中心になります。

  • 志望校候補を整理する
  • 学校説明会・公開行事に参加する
  • 学校の教育方針や特徴を確認する
  • ご家庭として大切にしていることを話し合う

この段階で、文章が完成していなくても問題ありません。「なぜこの学校に惹かれているのか」「どんな点に共感しているのか」を、メモ程度で書き出しておくだけでも、後の願書作成がかなり楽になります。

6月:願書の下書きを始める時期

6月頃になると、

  • 説明会や資料がある程度そろう
  • 志望校が絞れてくる
  • 生活リズムが安定してくる

というご家庭も多くなります。このタイミングで、

  • 志望理由
  • 家庭の教育方針
  • お子さんのエピソード

といった主要項目の下書きを始めるのがおすすめです。ここで意識したいのは、「完成度」ではなく「材料出し」です。文章として整っていなくても、

  • 箇条書き
  • 思いついたままの文章
  • 少し長めのメモ

で構いません。後から削ったり整えたりする前提で、まずは書き出すことを目標にしましょう。

7月:下書きを整理し、第三者の目を入れる時期

7月に入ると、

  • 夏期講習
  • 模試
  • 園行事や家庭行事

などが重なり始めます。そのため、この時期までに一度、下書きを一通り書き終えておけると安心です。

可能であれば、

  • 幼児教室の先生
  • 経験のある保護者
  • 客観的に見てくれる第三者

に、内容を見てもらうのも一つの方法です。この段階での添削は、

  • 表現の細かさよりも
  • 内容の方向性や一貫性

を確認してもらうことが目的です。「このエピソードは、この学校向きか」「家庭の方針と志望理由がつながっているか」といった点を見直すことで、後半の修正がぐっと楽になります。

8月:清書と最終調整の時期

8月は、

  • 夏休み
  • 帰省
  • 講習や特別行事

などで、想像以上に忙しくなりがちです。

そのため、

  • 8月前半:清書準備(用紙・写真・レイアウト確認)
  • 8月後半:清書・最終チェック

というように、前半と後半で役割を分けて考えると進めやすくなります。この時期に慌てないためにも、7月までに内容がほぼ固まっている状態を目指すと安心です。

家庭の状況によって調整していいポイント

ここまで読んで、「このスケジュール通りには進められそうにない」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、すべてをそのまま当てはめる必要はありません。

例えば、

  • 共働きで平日は時間が取れないご家庭
  • きょうだいの行事が多いご家庭
  • 志望校が1校のみのご家庭

などでは、重点を置くポイントが自然と変わってきます。

大切なのは、

  • どこで時間が取りやすいか
  • どこに余裕を持たせたいか

を考えながら、ご家庭なりの逆算表を作ることです。次の節では、その逆算表を実際にどう作ればいいのか、具体的な考え方とコツを整理していきます。

願書作成逆算表(9月出願モデルケース)と使い方

ここでは、9月上旬に願書提出がある学校を想定した逆算表を例に、「実際にどう使えばいいのか」という視点で解説します。まずは全体像をつかむために、以下の表をご覧ください。

時期主なToDoポイント
4月志望校候補の整理/説明会情報の確認完璧に決めなくてOK
5月学校理解を深める/家庭での話し合いメモ程度で十分
6月願書の下書き開始材料出しが目的
7月下書き整理・添削方向性の確認
8月前半清書準備(写真・用紙)事務作業を前倒し
8月後半清書・最終確認落ち着いて確認
9月願書提出次は面接準備へ

この表は、「この通りに進めるためのもの」ではありません。

あくまで、

  • 今どこにいるのか
  • 次に何を考えればいいのか
  • どこに余裕を持たせたいか

を把握するための“地図”のようなものです。

逆算表を使うときのコツ①

「やること」を細かくしすぎない逆算表を作るときにありがちなのが、ToDoを細かく書きすぎてしまうことです。

例えば、

  • 志望理由を書く
  • 教育方針を書く
  • エピソードを3つ考える

といったレベルであれば問題ありませんが、

  • ○月○日に志望理由200字
  • ○日に修正
  • ○日に清書

と、日単位で詰めすぎると、予定がずれたときに気持ちが追い込まれやすくなります。

おすすめなのは、

  • 週単位で考える
  • 「この週は下書き」「この週は整理」と大枠で区切る

という方法です。多少前後しても大丈夫、という余白を残しておくことが、結果的に継続しやすくなります。

逆算表を使うときのコツ②

「書く作業」と「考える作業」を分ける願書作成では、

  • 考える作業(方向性・内容)
  • 書く作業(文章化・清書)

を混ぜてしまうと、思った以上に時間がかかってしまいます。例えば、「この学校を志望する理由を考えながら、その場で文章を書く」というやり方だと、手が止まりやすくなります。

逆算表では、

  • 4〜5月:考える作業が中心
  • 6〜7月:書く作業が中心
  • 8月:整える作業

と、作業の性質ごとに時期を分ける意識を持つと、進めやすくなります。

複数校併願の場合に意識したい整理の考え方

複数校を併願する場合、願書作成が一気に大変に感じられることがあります。その理由の多くは、すべての学校を「一から別々に書こう」としてしまうこと、にあります。

実際には、願書の中には

  • 共通して使える要素
  • 学校ごとに調整すべき要素

が混在しています。

共通要素として整理しやすいもの

  • 家庭の教育方針の軸
  • お子さんの基本的な性格やエピソード
  • 大切にしている価値観

これらは、一度しっかり言語化しておくことで、複数校に応用しやすくなります。

学校ごとに調整したいもの

  • 志望理由の切り口
  • 学校理念との結びつけ方
  • 行事・教育内容への言及

ここは、「その学校ならでは」の要素を意識して、表現を少しずつ調整していく部分です。

このように、

  • 共通部分を先に固める
  • 個別部分を後から肉付けする

という順序で考えると、作業量を抑えながら、内容の一貫性も保ちやすくなります。

父母で分担するときの考え方と進め方

願書作成は、どちらか一方がすべてを抱え込むと、精神的にも負担が大きくなりがちです。

可能であれば、

  • 役割を分ける
  • 定期的にすり合わせる

という形がおすすめです。

分担の一例

  • 父:
    • 学校情報の整理
    • 説明会参加
    • 写真撮影・事務的作業
  • 母:
    • 願書文章の下書き
    • スケジュール管理

もちろん、これは一例であり、ご家庭によって逆でも問題ありません。

大切なのは、

  • 「誰が何をやるか」を曖昧にしないこと
  • 最終的には必ず内容を共有すること

です。

すり合わせの時間を意識的に作る

忙しい中でも、

  • 週に一度10分だけ
  • 子どもが寝たあとに少し

といった短い時間で構いません。

  • 志望理由はこの方向でいいか
  • このエピソードは伝わりそうか

を確認し合うだけでも、願書の内容にブレが出にくくなります。

その全体像を一度整理するだけでも、準備の方向性は無理なく整え直すことができます。

準備の量が、そのまま差になるー面接と行動観察
ペーパー対策の落とし穴

小学校受験のペーパー試験では、「問題が分かるかどうか」だけでなく、
音声で条件を正確に聞き取れるか
制限時間の中で集中を切らさずに考え続けられるか
途中で迷っても、次の問題へ切り替えられるか といった“試験中の状態”が大きく影響します。
幼児にとって、音声を聞き取りながら条件を整理し、限られた時間の中で考え続けることは、想像以上に負荷のかかる作業です。
早い段階から「本番を意識したテンポや流れ」に触れておくことが、当日の安定感につながります。

小学校受験願書の書けないを克服!願書作成ステップと準備チェックリスト

願書について調べ始めたものの、「何から書けばいいのかわからない」「頭では考えているのに、文章にならない」と感じる方は、とても多いです。

小学校受験の願書は、

  • 正解が一つではない
  • 家庭の価値観や日常が問われる
  • “評価される文章”という意識が強くなりやすい

という性質があるため、どうしても手が止まりやすくなります。この章では、「文章力」や「表現の上手さ」に頼らずに進められるよう、

  • 願書作成を段階ごとに分けて考える方法
  • 書き始める前に準備しておくと安心なもの
  • 書けないときに立ち止まらないための考え方

を整理していきます。

「書けない」は能力の問題ではありません

まず最初にお伝えしたいのは、願書が書けないのは、能力やセンスの問題ではないということです。

多くの場合、原因は次のどれかに当てはまります。

  • いきなり完成形を書こうとしている
  • 何を書けば評価されるかを意識しすぎている
  • 情報や考えが整理されていないまま書こうとしている

この状態で無理に書こうとすると、

  • 手が止まる
  • 書いた文章が気に入らず消してしまう
  • ますます自信がなくなる

という悪循環に入りがちです。そこで大切なのが、「願書作成をいくつかの工程に分けて考えること」です。

願書作成は「三段階」で考えると進めやすい

願書作成は、次の三段階に分けて考えると、ぐっと進めやすくなります。

  1. 準備(材料集め)
  2. 下書き(形にする)
  3. 清書(整える)

それぞれの段階でやることと、意識しておきたいポイントを見ていきましょう。

段階① 準備:書く前にやっておくと安心なこと

いきなり願書用紙に向かう前に、少しだけ準備の時間を取っておくと、その後が楽になります。この段階で意識したいのは、「文章を書く準備」ではなく「考えを集める準備」です。

準備しておきたい主なもの

  • 志望校のパンフレット・ホームページ
  • 説明会でメモした内容
  • お子さんの日常エピソードのメモ
  • ご家庭で大切にしていることの箇条書き
  • 願書の設問内容(コピーや下書き用)

これらを一か所にまとめておくだけでも、「何を書けばいいかわからない」という状態から一歩抜け出せます。

子どもの様子は「特別な出来事」でなくていい

エピソードを集めようとすると、

  • 目立った活躍
  • 感動的な出来事
  • 成長がはっきり分かる場面

を探そうとしてしまいがちですが、必ずしもその必要はありません。

願書で伝わりやすいのは、

  • 日常の中で繰り返し見られる行動
  • 小さな気づきや変化
  • 周囲との関わり方

といった、普段の姿です。たとえば、

  • 朝の支度を自分なりに工夫している
  • 友だちに声をかけるタイミング
  • 失敗したときの立て直し方

なども、十分に大切な材料になります。

段階② 下書き:うまく書こうとしない

準備ができたら、次は下書きです。この段階で一番大切なのは、「うまく書こうとしないこと」です。下書きでは、

  • 語尾が揃っていなくてもいい
  • 文章が長くなってもいい
  • 重複していてもいい

と割り切って、思いついたことを出し切ることを優先しましょう。

下書きは「願書用紙」に書かなくていい

いきなり本番用の願書用紙に書こうとすると、緊張して手が止まりやすくなります。おすすめなのは、ノート、パソコンやスマートフォンのメモ、印刷した設問用紙の余白など、気軽に書ける場所を使うことです。「あとで整える前提」で書くことで、気持ちがかなり楽になります。

文字数制限は、この段階では気にしない

下書きの段階では、文字数制限を気にする必要はありません。

むしろ、

  • 少し長いかな
  • 書きすぎたかな

と思うくらいのほうが、後から調整しやすくなります。削ることはできますが、足すことは意外と難しいものです。

段階③ 清書:読み手を意識して整える

下書きが一通りそろったら、最後に清書の段階に入ります。ここでは初めて、「読み手の立場」を意識することが大切になります。

清書で意識したいポイント

  • 一文が長くなりすぎていないか
  • 主語と述語が分かりやすいか
  • 同じ言葉を繰り返していないか
  • 漢字とひらがなのバランス

特に、一文が長くなりすぎると読みづらくなるため、

  • 2つの内容が入っていたら文を分ける
  • 接続詞を減らす

といった調整を意識してみてください。

書き始められないときの突破口

それでも、「どうしても書き出せない」というときもあります。そんなときは、無理に願書そのものを書こうとせず、別の角度から材料を集めるのがおすすめです。

子どもへのインタビュー

お子さんに、

  • 園で楽しい時間はどんなとき?
  • できるようになって嬉しかったことは?
  • 友だちと遊ぶとき、どんなことを考えている?

といった、答えが一つに決まらない質問をしてみてください。その言葉の中に、

  • 価値観
  • 興味関心
  • 人との関わり方

が表れていることがあります。そのまま願書に書かなくても、考えを深めるヒントになります。

願書作成前チェックリスト

最後に、願書作成を始める前に確認しておきたい項目をまとめます。

  • 志望校の出願要項を確認した
  • 願書の設問内容を把握した
  • 家庭で大切にしていることを書き出した
  • 子どもの日常エピソードをいくつか用意した
  • 書く時間を確保できる目安を立てた

すべてが完璧でなくても構いません。「これくらいならできているかも」と思える状態であれば、十分スタートできます。

小学校受験願書の志望理由・教育方針・エピソードの書き方

願書で「家庭の姿」が自然に伝わる構成とは

願書作成の中でも、多くの保護者の方が特に悩まれるのが、

  • 志望理由
  • 家庭の教育方針
  • 子どものエピソード

この3つです。どれも正解がなく、「こう書けば必ず評価される」という型もありません。

だからこそ、

  • 他の家庭と比べてしまう
  • 立派なことを書かなければと思ってしまう
  • 言葉選びに迷って手が止まる

といったことが起こりやすくなります。この章では、それぞれを単体で考えるのではなく、ひとつの流れとして整理するという視点で、書き方を解説していきます。

願書は「3つの点を線でつなぐ」イメージで考える

志望理由・教育方針・エピソードは、別々の設問として書くことが多いですが、実際には読み手の中で一つの人物像・家庭像としてつながっていきます

そのため、

  • 志望理由で書いていること
  • 教育方針で大切にしていること
  • エピソードで見える子どもの姿

が、同じ方向を向いていると、自然と「一貫した家庭」という印象になります。逆に、それぞれを独立して考えてしまうと、

  • 志望理由は立派だけれど、エピソードと結びつかない
  • 教育方針が抽象的で、子どもの姿が見えにくい

といった、少しもったいない状態になりやすいです。

小学校受験願書の志望理由の書き方

「共感した点」を言葉にすることから始める

志望理由を書くとき、「何を書けばいいかわからない」と感じる背景には、

  • 学校を褒めなければいけない
  • 理念を正確に引用しなければいけない

という思い込みがあることが多いように感じます。ですが、志望理由は学校の説明文を書く場ではありません

大切なのは、

「なぜ、この学校に心が動いたのか」

という、ご家庭なりの視点です。

志望理由を考える3つのステップ

志望理由は、次の順番で整理すると書きやすくなります。

① 学校のどんな点に惹かれたか

まずは、学校説明会やパンフレットを見て、

  • 印象に残った言葉
  • 共感した考え方
  • 「ここいいな」と感じた場面

を思い出してみてください。この段階では、きれいな文章でなくて構いません。

② それが、家庭の考えとどう重なるか

次に、

  • なぜその点に惹かれたのか
  • 家庭で大切にしていることと、どうつながるのか

を考えてみます。

たとえば、

  • 自主性を大切にしている → 家庭でも見守る姿勢を意識している
  • 体験的な学びが多い → 日常でも経験を重ねることを大切にしている

といった形で、学校と家庭の接点を見つけます。

③ 入学後のイメージを少しだけ描く

最後に、

  • この環境でどんな成長をしてほしいか
  • どんな力を伸ばしていきたいか

を一文で添えると、志望理由が未来につながります。大げさな将来像である必要はありません。

「安心して学びを深めてほしい」

「周囲と関わりながら成長してほしい」

といった、自然な表現で十分です。

小学校受験願書の教育方針の書き方

「立派な方針」より「日常での姿」

教育方針を書く欄では、

  • 理想的な言葉を並べなければいけない
  • しっかりした家庭だと思われたい

と感じてしまう方も多いかもしれません。ですが、ここで見られているのは、実際にどんな関わりをしているかです。

教育方針は「行動」とセットで考える

教育方針を書くときは、

  • 大切にしている考え
  • それを日常でどう実践しているか

を、必ずセットで考えてみてください。

たとえば、

  • 挨拶を大切にしている→ 家族間でも声に出して伝えるようにしている
  • 挑戦を応援している→ 失敗してもすぐに評価せず、話を聞く時間を取っている

といった形です。抽象的な言葉も、具体的な行動が添えられることで、伝わりやすくなります

教育方針は「多すぎない」ほうが伝わる

あれもこれも大切にしている、と書きたくなる気持ちは自然ですが、

  • 2〜3点程度に絞る
  • それぞれを丁寧に説明する

ほうが、読み手には伝わりやすくなります。「すべて完璧な家庭」よりも、「大切にしている軸がはっきりしている家庭」のほうが、イメージしやすいからです。

小学校受験願書のエピソードの書き方

「できたこと」より「関わり方」が伝わる話を

子どものエピソードを書く際、

  • 成功体験
  • 成長がはっきりわかる場面

を選びたくなるかもしれません。もちろん、それも一つですが、必ずしも「できた話」である必要はありません。

エピソードは「4つの要素」で整理すると書きやすい

エピソードを書くときは、次の4つを意識すると、自然な文章になります。

  1. どんな場面だったか
  2. 子どもがどんな行動を取ったか
  3. 周囲はどう関わったか
  4. そこから見えた成長や学び

この順番で整理すると、話が飛びにくくなります。

日常の小さな出来事で十分

たとえば、

  • 友だちとのやりとり
  • 家庭での役割
  • うまくいかなかったときの様子

など、繰り返し見られる行動は、その子らしさが伝わりやすい題材です。一度きりの特別な出来事よりも、「普段はこういう姿が見られる」というほうが、読み手はイメージしやすくなります。

小学校受験願書の志望理由・教育方針・エピソードをつなぐ

最後に、この3つを読み返してみてください。

  • 志望理由で書いている価値観
  • 教育方針で大切にしている考え
  • エピソードで見える子どもの姿

が、同じ方向を向いていれば、十分です。多少表現が違っていても、無理に揃える必要はありません。「この家庭は、こういうことを大切にしているんだな」と自然に伝わることが、何より大切です。

読み手に届く文章術

共感を生む言葉選びと、避けておきたい表現

願書の内容そのものが整ってきたあと、次に気になってくるのが、

  • この表現で伝わるだろうか
  • 読み手にどう受け取られるだろうか

という「言葉選び」の部分ではないでしょうか。小学校受験の願書は、文章の上手さを競うものではありませんが、言葉の選び方ひとつで、印象が大きく変わるのも事実です。

この章では、

  • 読み手に届きやすい表現の考え方
  • 長所・短所の書き方のバランス
  • 無意識に使ってしまいがちなNG表現

について、具体的に整理していきます。

願書の読み手を意識しすぎなくていい理由

まず前提として、願書を読む先生方や校長先生は、

  • 国語の答案を採点しているわけではありません
  • 表現力の巧みさを評価しているわけでもありません

多くの場合、

  • 家庭の考え方が伝わるか
  • 子どもの姿が自然に浮かぶか
  • 学校の教育と大きなズレがないか

といった点を、全体の印象として見ています

そのため、難しい言葉を使う、きれいにまとめすぎる必要はありません。むしろ、少し素朴でも、具体的で分かりやすい言葉のほうが、印象に残りやすい傾向があります。

抽象的な言葉は「行動」に置き換える

願書でよく見かける表現に、

  • 主体的に行動する
  • 思いやりがある
  • 協調性がある

といった言葉があります。これ自体が悪いわけではありませんが、言葉だけだと、どうしてもイメージが曖昧になりがちです。そこで意識したいのが、「どんな行動か」を一つ添えることです。

たとえば、

  • 主体的に行動する→ 自分で役割を見つけ、進んで取り組む姿が見られる
  • 思いやりがある→ 困っている友だちに声をかける場面が多い
  • 協調性がある→ 周囲の様子を見ながら行動を調整している

といった形です。行動が見えるだけで、文章はぐっと具体的になります。

「とても」「一生懸命」は使いすぎなくていい

気持ちを込めようとすると、

  • とても
  • いつも
  • 一生懸命

といった言葉を多用してしまいがちです。ですが、これらの言葉は便利な反面、具体性が薄くなりやすいという特徴もあります。

たとえば、

  • とても頑張っています
  • いつも優しいです

と書く代わりに、

  • 毎朝、自分から支度を進めようとしています
  • 友だちの話を最後まで聞こうとする姿が見られます

と書くほうが、読み手は状況を想像しやすくなります。気持ちを強めたいときほど、形容詞を足すのではなく、場面を足す意識を持ってみてください。

長所と短所は「セット」で考える

願書によっては、長所と短所の両方を問われることがあります。短所を書くことに抵抗を感じる方も多いですが、ここで大切なのは、短所をそのまま終わらせないことです。

短所を書くときの考え方

短所を書く場合は、

  • どんな場面で見られるか
  • 家庭でどんな関わりをしているか

を添えることで、前向きな印象につながります。

たとえば、

  • 慎重なため、行動に時間がかかることがある→ 見通しを持てるよう、声かけを工夫している
  • 気持ちを言葉にするのが苦手→ 家庭でゆっくり話を聞く時間を大切にしている

このように、短所=成長途中の一面として捉えると、自然な文章になります。

避けておきたい表現と、その理由

願書を書く際、意図せず印象を弱めてしまう表現もあります。代表的なものを、理由とあわせて見ていきましょう。

① 他の子と比較する表現

  • 同年代の中でも優れている
  • 周囲よりもできる

といった比較表現は、必ずしもプラスに働くとは限りません。願書では、その子自身の姿が伝われば十分です。

② 評価を断定する言い切り

  • 必ず
  • 当然
  • 絶対に

といった言い切りは、やや強い印象を与えることがあります。「〜と感じています」「〜のような様子が見られます」といった表現にするだけで、柔らかさが出ます。

③ 抽象的な美辞麗句の重ねすぎ

  • 心豊かに
  • 人として大切なこと
  • 社会で必要な力

といった言葉が続くと、何を伝えたいのかがぼやけてしまうことがあります。一つ使ったら、次は具体例で支える、というバランスを意識してみてください。

願書と面接をつなぐ言葉選び

願書に書いた内容は、その後の面接で話題になることが多くあります。

そのため、

  • 面接で説明できる内容か
  • 実際のエピソードとして話せるか

という視点で読み返してみるのもおすすめです。願書と面接の内容がつながっていると、家庭としての一貫性が伝わりやすくなります。

小学校受験願書の添削指導・幼児教室・外部サポートの上手な活用法

「頼りすぎず、独りで抱え込まない」ための考え方

願書作成がある程度進んでくると、この内容で大丈夫だろうか、客観的に見て、伝わる文章になっているだろうかと、不安になる方も多いと思います。

そんなときに選択肢として浮かぶのが、

  • 幼児教室での願書指導
  • 外部の添削サービス
  • オンライン講座や個別相談

といった、第三者のサポートです。

ただ一方で、

  • どこまで頼ればいいのか分からない
  • 依存しすぎてしまわないか不安
  • たくさん意見をもらって、逆に迷ってしまいそう

と感じる方も少なくありません。この章では、外部サポートを安心して、かつ効果的に使うための考え方を整理します。

外部サポートは「正解をもらう場」ではありません

まず大前提として知っておきたいのは、添削や指導は、正解の文章をもらう場ではないということです。願書はあくまで、ご家庭の考え、お子さんの日常の姿を伝えるためのものです。

そのため、第三者の役割は、

  • 内容が伝わりやすいか
  • 話の流れに無理がないか
  • 学校との方向性がずれていないか

を確認することにあります。「この表現に直せば必ず合格する」というような使い方を期待してしまうと、かえって迷いが増えてしまうことがあります。

添削を依頼するタイミングの考え方

添削をお願いするなら、下書きが一通りそろった段階がおすすめです。

理由は、

  • 方向性が固まっていないと、修正点が多くなりすぎる
  • 何を伝えたいかが見えない状態では、的確な指摘がもらいにくい

からです。逆に、

  • すでに内容の軸がある
  • 伝えたいことが自分の中で整理されている

状態であれば、添削のアドバイスが整理・補強として活きてきます。

幼児教室での願書指導をどう活用するか

幼児教室に通われている場合、願書指導や相談の機会が設けられていることも多いと思います。この場合は、教室が大切にしている価値観、これまで見てきたお子さんの姿を踏まえたアドバイスがもらえる点がメリットです。

一方で、

  • 表現がやや定型的になる
  • 教室のカラーが強く出る

と感じることもあるかもしれません。

そのため、

  • 教室のアドバイスを「参考意見」として受け止める
  • 最終的に文章を決めるのは家庭

というスタンスでいると、バランスを取りやすくなります。

外部添削サービスを利用するときの注意点

外部の願書添削サービスを利用する場合は、いくつか意識しておきたいポイントがあります。

サービス選びで確認したいこと

  • どのような視点で添削しているか
  • 表現の修正が中心か、構成の確認が中心か
  • 修正理由を説明してもらえるか

単に文章を「直す」だけでなく、なぜその修正が必要なのかを理解できるかが重要です。理由が分かれば、面接で聞かれたときにも、自分の言葉で説明できます。

添削結果をどう受け止めるか

添削を受けると、

  • 思った以上に赤字が入っている
  • 全体を大きく直された

と感じることもあります。そんなときは、すべてをそのまま採用しなければいけない、

と思う必要はありません。

おすすめなのは、

  • 修正意図を理解する
  • 納得できる部分を取り入れる
  • 違和感がある部分は保留する

という姿勢です。

願書は、「第三者の文章」ではなく「家庭の文章」であることが大切です。

オンライン講座や相談の使いどころ

最近では、オンライン講座、動画教材、個別相談など、さまざまな形のサポートがあります。これらは、全体像を整理したいときや自分の考えを言語化するヒントがほしいときに向いています。

一方で、

  • 細かい表現をすべて任せたい
  • 答えを教えてほしい

という目的には、あまり向いていないこともあります。目的に応じて使い分けることが、時間と労力を無駄にしないコツです。

外部の意見に振り回されないために

複数の人に相談すると、それぞれ違うことを言われる、どれが正しいのか分からなくなるということも起こりがちです。

そんなときは、

  • 最初に決めた家庭の軸に戻る
  • 志望理由と教育方針を読み返す

ことで、判断しやすくなります。外部の意見は、判断材料の一つにすぎません。最終的に文章を完成させるのは、ご家庭自身であることを忘れないでください。

提出直前の最終チェックと、願書提出後の流れ

「出し終えたあとに後悔しない」ための確認ポイント

願書の内容が整い、清書まで終わると、ほっと一息つきたくなるところですが、提出直前と提出後にも、実は大切なポイントがあります。

この章では、

  • 提出前に必ず確認しておきたいこと
  • 当日の流れや注意点
  • 願書提出後、どんな気持ちで次に進めばいいか

を整理します。最後まで落ち着いて進められるよう、一つずつ確認していきましょう。

提出前に必ず確認したいチェックリスト

まずは、内容ではなく「形式面」の最終確認です。

内容がどれだけ良くても、形式的なミスがあると、どうしても印象に影響してしまいます。以下は、多くのご家庭が「確認しておいてよかった」と感じている項目です。

書類全体のチェック

  • 全ページに氏名・受験番号(必要な場合)を記入している
  • 日付表記(西暦・和暦)がすべて統一されている
  • 誤字脱字・書き直し跡がない
  • 指定された筆記具・インクを使用している
  • 文字が枠内に収まり、読みやすい

写真・添付書類のチェック

  • 写真サイズ・背景が学校指定通り
  • 写真が剥がれないよう、しっかり貼付されている
  • 裏面への記名が必要な場合、忘れていない
  • 添付書類の枚数・順番に間違いがない

封筒・提出方法のチェック

  • 封筒のサイズ・宛名表記が指定通り
  • 郵送・持参いずれの場合も、提出方法を再確認
  • 郵送の場合、余裕を持って投函できる日程か

ここは、前日ではなく、できれば2〜3日前に確認できると安心です。

提出当日の心構えと、意外と見落としがちなこと

願書提出当日は、想像以上に気持ちが落ち着かないものです。「忘れ物はないかな」「時間は大丈夫かな」と、不安になりやすいからこそ、事前の準備が助けになります。

当日の持ち物の一例

  • 願書の控え
  • 受験票(必要な場合)
  • 筆記具
  • 上履き・スリッパ
  • 折りたたみ傘

学校によっては、当日の服装や来校時間について細かい指定がある場合もあります。前日に、募集要項をもう一度確認しておくと安心です。

願書と面接をつなぐ準備のしかた

願書の内容は、面接で質問されることが少なくありません。「ここに書かれている〇〇について、もう少し教えてください」といった形で、話題になることもあります。そのため、

  • なぜその表現を選んだのか
  • 実際にどんな場面があったのか

を、自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

おすすめなのは、

  • 願書を声に出して読んでみる
  • その内容について簡単に話してみる

という練習です。完璧に答えられなくても構いません。「家族で話しておく」こと自体が、面接への安心感につながります。

提出後に感じやすい不安との付き合い方

願書を出したあと、あそこを書き直せばよかった、他の家庭はもっと立派なのではと、後から不安になることもあるかもしれません。ですが、願書は「提出した時点で役割を終えた書類」です。これからは、面接での受け答え、お子さんとの日常に意識を向けていくほうが、気持ちも安定しやすくなります。

「できることはやった」と一度区切りをつけて、次に進んでいきましょう。

まとめ:小学校受験の願書作成は「家庭を見つめ直す時間」

小学校受験の願書は、単なる書類作成ではありません。

  • どんなことを大切にしているか
  • 子どもとどう向き合ってきたか
  • これからどう成長を見守りたいか

を、家族で言葉にする時間でもあります。焦らず、比べすぎず、ご家庭のペースで進めてください。この記事が、「今の進め方で大丈夫」と感じられる材料の一つになれば幸いです。

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