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【オリジナル無料問題も!】小学校受験のペーパー問題のパターンまとめ

小学校受験問題_まとめ

※当サイトは一部内容を文部科学省子供たちの未来を育む家庭教育国立教育政策研究所を参考にしています。

小学校受験は、子供たちにとっても親にとっても大きな挑戦です。

特に、問題解決能力を試すペーパーテストは、多岐にわたる知識とスキルが求められます。

この記事では、小学校受験のペーパーテストでよく出る6つの大項目(図形、数、推理、規則、言葉、常識)について、その解き方や対策を詳しく解説します。

各項目には、我が家で二人の子供がご縁をいただいた経験を踏まえて、子供が苦労するポイントや教え方のポイントも紹介しています。

この記事が一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てれば幸いです。

目次

小学校受験の図形問題の理解とその詳細

図形問題は、小学校受験の中でも特に重要な項目の一つです。これらの問題は、子供たちの視覚的な理解力や空間認識能力を試すもので、基本的な図形の認識から図形の組み合わせ、変形、移動、回転といった複雑な問題まで幅広く出題されます。

ここでは、それぞれの小項目について詳しく解説します。

1.1 基本的な図形の認識とその描写

子供たちはまず、基本的な図形を認識することから始めます。これには、四角形や三角形、円などのシンプルな図形だけでなく、五角形や六角形といった多角形も含まれます。また、これらの図形を描写する能力も問われます。子供が苦労するポイントは、図形の特徴を正確に理解し、それを紙上に再現することです。例えば、正方形と長方形の違いを理解し、それぞれを正確に描くことが求められます。教え方のポイントは、各図形の特徴を視覚的に示しながら教えることで、子供たちが図形の形状や特性を理解しやすくすることです。具体的な図形を用いて、図形の名前と特徴を一緒に覚えることが効果的です。さらに、子供たちは図形の面積や周囲の長さといった概念も学びます。これらの概念は、図形の大きさや形状を理解するために重要です。また、図形の対称性や回転による形状の変化といった概念も紹介します。これらの概念を理解することで、子供たちは図形の特性をより深く理解することができます。

1.2 図形の組み合わせと重ね図形

次に、複数の図形を組み合わせて新たな図形を作る問題や、図形が重なった場合の形状を理解する問題が出題されます。これらの問題は、子供たちの空間認識能力や論理的思考力を試すものです。子供が苦労するポイントは、複数の図形が組み合わさった複雑な形状を理解し、それを分解することです。例えば、二つの円が重なった場合、その重なった部分の形状を理解することが求められます。教え方のポイントは、具体的な図形を用いて、図形の組み合わせや重ね合わせの概念を視覚的に示すことです。具体的な図形を用いて、図形の組み合わせや重ね合わせの概念を視覚的に示し、それを基に推理する練習を重ねることが効果的です。また、子供たちは図形の組み合わせによって新たな図形が作られる概念を学びます。例えば、二つの三角形が組み合わさって四角形になるといった具体的な例を通じて、図形の組み合わせの概念を理解します。さらに、図形が重なった場合の形状を理解するためには、図形の部分的な視覚化が必要となります。これにより、子供たちは図形の部分と全体の関係を理解することができます。

1.3 図形の変形、移動、回転とその推理

さらに、図形が変形したり、移動したり、回転したりした場合の形状を予測する問題も出題されます。これらの問題は、子供たちの空間認識能力を一層試すもので、図形の性質を理解し、それを基に推理する能力が求められます。子供が苦労するポイントは、図形が変形や移動、回転をした後の形状を正確に予測することです。例えば、正方形が45度回転した後の形状を理解することが求められます。教え方のポイントは、具体的な図形を用いて、図形の変形や移動、回転の概念を視覚的に示し、それを基に推理する練習を重ねることです。具体的な図形を用いて、図形の変形や移動、回転の概念を視覚的に示し、それを基に推理する練習を重ねることが効果的です。また、図形の変形や移動、回転を通じて、子供たちは図形の性質が変わらないという不変性の概念を学びます。これにより、子供たちは図形の本質的な特性を理解することができます。

1.4 代表的な図形問題

点図形

「点図形問題」は、小学校受験の一部としてよく出題される問題です。この問題は、点が描かれた図形を観察し、そのパターンや形状を理解することを求められます。特に、同形、左右対称、矢印などの観点から問題が出題されます。

例えば、同形編では、与えられた点図形が同じ形状をしているかどうかを判断する問題が出ます。一方、左右対称編では、点図形が左右対称であるかどうかを見極める問題が出題されます。また、矢印編では、点図形が示す方向を理解し、そのパターンを読み取る問題が出ます。

これらの問題は、子供たちの視覚的な理解力や空間認識能力を鍛えるのに役立ちます。また、論理的思考や問題解決能力も同時に育てることができます。

小学校受験問題_点図形_サンプル
小学校受験問題_点図形_サンプル

重ね図形

「重ね図形問題」は、複数の図形が重ね合わされた状態を想像し、その結果どのような図形が出来上がるかを予測する力を試すものです。具体的には、2枚や3枚の図形を重ねた場合、または図形が対称に重ねられた場合など、さまざまなパターンが考えられます。また、「ふたをする編」のように、一部が覆われて見えない部分を推測する問題もあります。

この問題を解くためには、空間認識能力と論理的思考が必要となります。子供たちは、図形の形状や配置を理解し、それらがどのように組み合わさるかを想像することで、問題の答えを導き出します。このスキルは、日常生活や他の学習領域でも役立つため、小学校受験の準備として「重ね図形問題」の練習を行うことは非常に有益です。

小学校受験問題_重ね図形_サンプル
小学校受験問題_重ね図形_サンプル

回転図形

「回転図形問題」は、図形が一定の角度で回転した後の姿を予想する問題で、空間認識能力と論理的思考力を鍛えるのに役立ちます。

図形が90度、180度、270度など特定の角度で回転した後の姿を予想する問題で、子供たちが空間認識能力を鍛えるのに役立ちます。また、子供たちは図形が回転した後の位置や向きを理解し、それを基に問題を解く能力を身につけることが求められます。

一回転図形問題は子供たちの空間認識能力と論理的思考力を鍛えるのに非常に有効な問題であると言えます。これらの能力は、小学校受験だけでなく、日常生活や他の学問領域でも役立つため、しっかりと理解し、練習することが重要です。

小学校受験問題_回転図形_サンプル
小学校受験問題_回転図形_サンプル

立体図形

「立体図形問題」は、子供たちが立体的な視点を持つことを助け、空間認識能力を育てるためのものです。具体的には、図形の移動や回転、図形の変化、図形推理などが含まれます。

例えば、図形の回転問題では、特定の角度で回転した後の図形を予測する能力が問われます。また、図形推理問題では、一連の図形のパターンを理解し、次に来る図形を推測する能力が求められます。

これらの問題は、子供たちが視覚的な情報を解釈し、複雑な問題を解決するための基礎となるスキルを育てます。また、これらの問題を解くことで、子供たちは論理的思考や問題解決能力を鍛えることができます。

パズル

「パズル問題」とは、子どもたちの論理的思考力や空間認識能力を鍛えるための問題です。これらの問題は、形や色、数などの要素を組み合わせて、特定のルールに従って解くことが求められます。

図形の組み合わせや配置を理解し、それを基に解答を導き出す能力を養い、子どもたちが物事を論理的に考え、問題解決のための策略を立てる能力を育て、図形の回転や折り紙の展開など、パズル問題を解くための様々なスキルが必要となります。

パズル問題を通じて、子どもたちは自分自身で考え、解決策を見つけ出す力を身につけます。これは、小学校受験だけでなく、その後の学習や生活においても大切なスキルとなります。

図形構成・図形の分割

「図形構成問題」とは、与えられた図形を組み合わせて新たな図形を作り出す問題です。これは子供たちの空間認識能力や論理的思考力を鍛えるのに非常に有効です。例えば、特定の形状のブロックを組み合わせて、指定された形状を作り出すといった問題があります。

一方、「図形の分割問題」は、与えられた図形を特定の数や形に分割する問題です。これは子供たちの数理的思考力や問題解決能力を鍛えるのに役立ちます。例えば、正方形を4つの同じ大きさの正方形に分割するといった問題があります。

これらの問題は、小学校受験の際に出題されることが多く、子供たちが学校で学ぶ数学の基礎を形成する重要な部分です。

線対象・鏡図形

「線対象・鏡図形」は、一つの線(対称軸)を中心に、図形が鏡像のように反転している状況を理解し、解く能力を試すものです。

線対称・鏡図形の問題では、図形が対称軸に対してどのように配置されているか、またその図形が対称軸を挟んでどのように反転するかを理解することが求められます。これは、子供たちの空間認識能力や論理的思考力を鍛えるのに非常に有効です。

線対称・鏡図形の問題は、一見すると難しそうに見えますが、実際には楽しみながら学べる問題です。子供たちがこの問題を解くことで、図形の理解を深めるだけでなく、論理的思考力や空間認識能力を高めることができます。

2. 小学校受験の数の問題とその解き方

数の問題は、小学校受験において非常に重要な部分を占めています。数の概念を理解し、それを基に計算や数列のパターンを把握することは、論理的思考を育てる上で欠かせません。ここでは、数の問題の基本的な解き方と、その中でも特に重要なポイントを解説します。

2.1 数の概念と計算、数の合成

数の概念を理解することは、計算力を身につける第一歩です。まずは、数の基本的な性質や、足し算・引き算といった基本的な計算を理解しましょう。また、数の合成という概念も重要です。これは、ある数を他の数の組み合わせで表すことを指します。例えば、「5」は「2+3」や「4+1」のように表すことができます。このように数の合成を理解することで、数の関係性やパターンを見つける力が養われます。

子供が苦労するポイントとしては、数の概念自体が抽象的であるため、具体的なイメージを持つことが難しい点が挙げられます。ここでは、具体的な物や図を用いて数を表すことで、数の概念を視覚的に理解することが推奨されます。

教え方のポイントとしては、まずは具体的な物を使って数を数えることから始め、その後徐々に抽象的な数の概念に移行すると良いでしょう。また、数の合成については、日常生活の中で自然と経験する機会を作ることが大切です。例えば、「5つのリンゴを2つと3つに分ける」といった具体的なシチュエーションを想定すると良いでしょう。

2.2 数列とパターン、系列

数列やパターン、系列といった問題は、数の関係性を理解し、論理的思考を鍛える上で非常に重要です。数列とは、一定のルールに基づいて並べられた数のことを指します。例えば、「2, 4, 6, 8, …」は「2ずつ増える数列」であり、「1, 2, 4, 8, …」は「2倍になる数列」です。これらの数列からパターンを見つけ出し、次に来る数を予測する能力は、論理的思考力の基礎となります。

子供が苦労するポイントとしては、数列のパターンを見つけることが難しい点が挙げられます。特に、複雑なパターンや間接的な関係性を持つ数列では、そのルールを理解するのが難しくなります。

教え方のポイントとしては、まずは単純なパターンから始め、徐々に複雑なパターンに移行すると良いでしょう。また、数列のパターンを見つけるためには、数と数の間の関係性を意識することが重要です。そのため、数と数の間に何が起こっているのかを具体的に説明することで、子供の理解を深めることができます。

2.3 代表的な数の問題

計数

「計数問題」とは、基本的には物事の数を数えることを指します。しかし、小学校受験の観点から見ると、それは単純な数え上げではありません。計数問題は、子供たちが数の概念を理解し、それを適用する能力を試すために重要な問題です。

例えば、「黒タイルを数える」や「円で線を結び、数を数える」などの問題が出題されます。これらの問題は、子供たちが視覚的な情報を解釈し、それを数値情報に変換する能力を試します。また、これらの問題は、子供たちが数の概念を理解し、それを適用する能力を試すために出題されます。

また、計数問題は、子供たちが「どちらがどれだけ多いか」を判断したり、「一人いくつずつ」が何になるかを計算したりすることも含みます。これらの問題は、比較、分配、そしてより複雑な数学的概念への入門となります。

計数は、単に数を数えること以上のものであり、子供たちの数学的思考と理解を育てるための基礎となるスキルを養います。

小学校受験問題_計数_サンプル
小学校受験問題_計数_サンプル

数の増減

「数の増減問題」は、子供たちが数学の基礎を理解するための問題です。これは、物事が増えたり減ったりするときに何が起こるかを理解する能力を育てます。例えば、ある集団に新しいメンバーが加わったときや、いくつかのアイテムが取り除かれたときに、全体の数がどのように変化するかを理解することが含まれます。

この概念は、日常生活の多くの側面で適用されます。お菓子を分け合ったり、貯金をしたり、時間を計算したりするときなど、子供たちは自然と「数の増減」を経験します。

この概念を理解することで、子供たちは複雑な数学的思考へと進むための基礎を築くことができます。

数の比較・釣り合い

「数の比較•釣り合い」は、小学校受験の問題の一つで、子供たちが数の比較とバランス感覚を学ぶための重要な問題です。具体的には、2つ以上の物体や数値が与えられ、それらがどのように比較され、どのように釣り合っているかを理解し、解答することが求められます。

例えば、シーソーの問題がよく出題されます。シーソーの両端に異なる重さの物体が置かれ、それらがどのように釣り合っているか、またはどの物体を追加すれば釣り合うかを考えることが求められます。これにより、子供たちは数の比較だけでなく、等価性やバランス感覚についても学ぶことができます。

このような問題は、子供たちが論理的思考や問題解決能力を養うために重要です。また、日常生活における数の理解を深めることも可能です。

小学校受験問題_数の比較・釣り合い_サンプル
小学校受験問題_数の比較・釣り合い_サンプル

数の分割・色々な分け方

「数の分割・色々な分け方」は、小学校受験の数学の一部として出題される問題です。この問題では、特定の数をいくつかの部分に分ける方法を考えます。例えば、5を分けるとき、5と0、4と1、3と2など、さまざまな組み合わせが考えられます。また、3つ以上に分けることも可能で、5を3つに分けるときは、2と2と1、3と1と1などが考えられます。

この問題を解くためには、数の理解と、数を構成する部分を理解することが重要です。また、さまざまな分け方を考えることで、数の組み合わせやパターンを理解することも可能になります。

この問題は、数の理解を深めるだけでなく、論理的思考や創造的思考を育てるのにも役立ちます。子供たちは、同じ数でも色々な分け方があることを学び、数に対する理解を深める力が養われます。

積み木の数

「積み木の数」とは、子供たちが視覚的な情報を解釈し、数学的な問題を解く能力を試すための問題です。この問題では、積み木を使って形状を作り、その形状が何個の積み木で構成されているかを推測することが求められます。これは、子供たちが形状を理解し、それを数学的な概念に変換する能力を試すものです。

この種の問題は、子供たちが視覚的な情報を解釈し、それを数学的な概念に変換する能力を試すものです。これは、数学的な思考を養うだけでなく、視覚的な情報を解釈し、それを論理的な思考に変換する能力を育てるのにも役立ちます。

この問題を解くためには、子供たちは積み木の形状をよく観察し、それぞれの積み木がどのように配置されているかを理解する必要があります。その上で、全体の形状が何個の積み木で構成されているかを推測します。

小学校受験問題_積み木_サンプル
小学校受験問題_積み木_サンプル

数の一対多対応

「数の一対多対応」とは、一つの要素が複数の要素と関連付けられる関係を指します。例えば、一人の先生が複数の生徒を教える、一つの商品が複数のカテゴリーに分類されるなどが該当します。この概念は、小学校受験の算数問題にもしばしば登場します。

例えば、「5人の子供が10個のリンゴを均等に分ける」という問題があったとします。ここで「数の一対多対応」を考えると、一人の子供(一)が2個のリンゴ(多)を受け取る、という関係が成り立ちます。このように、一対多対応の考え方を理解することで、具体的な数の関係を把握しやすくなります。

この概念を理解することは、小学校受験だけでなく、日常生活や他の学習領域においても役立ちます。例えば、一つの原因が複数の結果を生む科学の実験や、一つの出来事が複数の人に影響を及ぼす社会の問題など、様々な場面で「数の一対多対応」の考え方を活用することができます。

小学校受験問題_数の一対多対応_サンプル
小学校受験問題_数の一対多対応_サンプル

3. 小学校受験の推理問題の攻略法

推理問題は、子供たちが論理的思考を鍛えるための問題です。その解き方は一見すると難しく見えるかもしれません。ここでは、基本的な論理推理から図形を用いた推理まで、さまざまな推理問題の攻略法を解説します。

3.1 基本的な論理推理とサイコロの裏

基本的な論理推理の一つとして、「サイコロの裏」があります。これは、サイコロの反対側が何であるかを推理する問題です。子供が苦労するポイントは、サイコロの各面とその反対側の関係を覚えることです。教え方のポイントは、まずサイコロの各面とその反対側が合計7になることを教えることです。次に、実際にサイコロを転がして、子供自身に確認させることが有効です。

3.2 複数の条件を組み合わせた推理と観覧車の問題

複数の条件を組み合わせた推理問題の一つに、「観覧車の問題」があります。これは、観覧車の各ゴンドラに乗っている人々の情報から、特定の条件を満たすゴンドラを推理する問題です。子供が苦労するポイントは、複数の情報を同時に処理することです。教え方のポイントは、まず一つずつ情報を確認し、それを観覧車の模型や図に記入することです。次に、全ての情報を組み合わせて、答えを導き出す練習をさせることが有効です。

3.3 図形を用いた推理とブラックボックス

図形を用いた推理の一つに、「ブラックボックス」があります。これは、一部が見えない図形の全体を推理する問題です。子供が苦労するポイントは、見えない部分を想像することです。教え方のポイントは、まず見える部分から推理を始め、次に見えない部分がどのようになっているかを考えさせることです。また、実際に紙を折ったり、カードを回転させたりして、図形の変化を体験させることも有効です。

以上、各種推理問題の攻略法について解説しました。これらの方法を活用して、子供たちが論理的思考力を鍛える手助けをしてみてください。

3.4 代表的な推理問題

サイコロの展開

サイコロの展開とは、一言で言うと、立体のサイコロを平面に広げた形のことを指します。これは小学校受験の問題としてよく出題され、子供たちの空間認識能力を試すための一つです。

具体的には、サイコロの各面には1から6までの数字があり、それぞれの面がどのように接しているのかを理解することが求められます。例えば、サイコロを一つの平面に展開したとき、どの数字がどの数字と隣り合っているのか、または反対になるのかを予測する能力が問われます。

このような問題は、子供たちが立体と平面の関係を理解し、また視覚的な情報を解釈する能力を育てるのに非常に有効です。また、この問題を解くことで、子供たちは論理的思考や問題解決能力を鍛えることができます。

サイコロの展開の問題に取り組むことは、子供たちが自分の思考を形にするための一つの手段となります。そして、それは受験だけでなく、日常生活においても役立つスキルとなるでしょう。

置き換え/おきかえ

「おきかえ問題」とは、特定のルールに基づいてアイテムを置き換える問題を指します。この問題は、子供たちが論理的思考力と推理力を鍛えるのに非常に有効です。具体的には、ある状況や条件が与えられ、その中で特定のアイテムを別のアイテムに置き換えるというものです。これにより、子供たちは複雑な問題を解決するためのスキルを身につけることができます。

この種の問題は、初めて取り組む子供たちにとっては難易度が高いかもしれません。そのため、親御さんが子供をサポートし、問題解決のプロセスをガイドすることが重要です。また、繰り返し練習することで、子供たちは徐々に「おきかえ」問題の解き方を理解し、自信を持って取り組むことができるようになるでしょう。

小学校受験問題_置き換え_サンプル
小学校受験問題_置き換え_サンプル

観覧車

「観覧車」問題は、子供たちの論理的思考力や推理力を試すものです。具体的には、観覧車の各ゴンドラに乗っている人々や物の配置を考える問題で、その配置が変わったときにどのように影響するかを推理する能力が求められます。

例えば、空欄を埋める問題や置換えをして空欄を埋める問題、回転推理などがあります。これらの問題は、子供たちが観覧車の動きを理解し、それに基づいて論理的に考え、答えを導き出す能力を試すものです。

このような問題を解くことで、子供たちは観察力や論理的思考力、空間認識能力を鍛えることができます。また、これらの能力は学業だけでなく、日常生活でも役立つスキルです。

四方観察/見え方の推理

見え方の推理とは、物事を視覚的に理解し、それを基に推理する能力を問う問題です。具体的には、図形や模様、色の配置などを見て、そのパターンや規則性を見つけ出し、それを用いて未知の情報を推測することを求められます。

例えば、ある図形が次々と変化していく様子を見て、次にどのような図形になるのかを予測する問題などがあります。また、色の配置や模様の変化から、その背後にある規則性を見つけ出し、それを基に未知の情報を推測する問題もあります。

このような問題は、視覚的な情報を理解し、それを基に論理的に思考する能力を鍛えることができます。また、視覚的な情報から規則性を見つけ出す能力は、日常生活や学習においても非常に重要なスキルです。

小学校受験においては、このような見え方の推理問題が出題されることがあります。受験生は、図形や模様の変化を正確に理解し、それを基に論理的に思考する能力を身につけることが求められます。

4. 小学校受験の規則性を見つける問題

規則性を見つける問題は、子供たちが論理的思考力を鍛えるための重要なステップです。これは、パターンを認識し、それらを理解し、予測する能力を育てます。しかし、子供たちはしばしばパターンの規則性を見つけるのに苦労します。そのため、教える際には、具体的な例を用いて規則性を明確に示すことが重要です。

4.1 パターン認識と系列

パターン認識は、物事の間に存在する規則性や連続性を見つける能力です。系列問題は、このパターン認識を鍛えるのに適した問題です。系列問題では、一連の数字や図形が与えられ、その中の規則性を見つけ出し、次に来るべき要素を予測することが求められます。子供たちは、初めて系列問題に取り組むとき、規則性を見つけるのに苦労するかもしれません。そのため、教える際には、まずは簡単なパターンから始め、徐々に複雑なパターンに移行することが推奨されます。また、規則性が見つからないときは、一歩戻って全体を見直すことを促すことも重要です。

4.2 順序と整列、マス目移動

順序と整列の問題では、物事が特定の順序で並べられていることを理解する能力が求められます。また、マス目移動の問題では、特定の規則に従ってマス目を移動する能力が必要となります。これらの問題は、子供たちの空間認識能力と論理的思考力を鍛えます。しかし、子供たちはしばしば、順序や整列の規則性を見つけるのに苦労します。そのため、教える際には、規則性を明確に示し、具体的な例を用いて説明することが重要です。

4.3 規則性のある数列と置き換え

規則性のある数列の問題では、一連の数字が特定の規則に従って並べられていることを理解する能力が求められます。置き換えの問題では、特定の規則に従って一つの要素を別の要素に置き換える能力が必要となります。これらの問題は、子供たちの抽象的思考力と論理的思考力を鍛えます。しかし、子供たちはしばしば、規則性を見つけるのに苦労します。そのため、教える際には、規則性を明確に示し、具体的な例を用いて説明することが重要です。

4.4 代表的な規則性問題

法則性

小学校受験における「法則性」の問題は、子供たちがパターンや規則を理解し、それを適用する能力を試すものです。これは、数学的思考や論理的思考を育てるための重要なスキルです。

子供たちは色々な形状やパターンを観察し、それらがどのように連続しているか、または変化しているかを理解することが求められます。また、子供たちは図形の回転や規則性に基づく問題を解く練習が求められます。

これらの問題を解くことで、子供たちはパターンを見つけ、予測を立て、論理的に思考する能力を養います。これは、数学だけでなく、日常生活や他の学問分野においても役立つスキルです。

しかし、これらのスキルを身につけるためには、適切な指導と練習が必要です。そのため、親御さんは、子供が楽しみながら学べるような教材を選び、一緒に学習する時間を持つことが大切です。

小学校受験問題_系列・法則性_サンプル
小学校受験問題_系列・法則性_サンプル

変化の法則

「変化の法則」とは、物事が時間や状況によってどのように変化するかを理解し、予測する能力を指します。これは、小学校受験における重要なスキルの一つであり、特に算数や理科の問題解決に役立ちます。

例えば、図形が一定のルールに従って変化する場合、そのルールを理解し、次にどのような図形になるかを予測することが求められます。また、数列の問題では、数が一定の法則に従って増減するパターンを見つけ出し、次の数を予測することが必要となります。

このように、「変化の法則」は、物事のパターンを理解し、未来を予測するための重要な思考力を育てるものです。これは、学問だけでなく、日常生活や社会生活においても非常に役立つスキルです。

小学校受験問題_変化の法則_サンプル
小学校受験問題_変化の法則_サンプル

位置の問題

「位置問題」とは、子供たちが空間認識能力を鍛えるための一種の問題です。これは、物体の位置や方向、移動パターンを理解し、それを適切に表現する能力を育てることを目指しています。例えば、図形の移動や回転、図形の重ね合わせなどが含まれます。

位置問題は、子供たちが物事を視覚的に理解し、その理解を言葉で表現する力を鍛えるのに役立ちます。これは、日常生活だけでなく、学校の学習においても重要なスキルです。また、この種の問題は、子供たちが複雑な問題を解決するための論理的思考力を育てるのにも役立ちます。

位置問題の練習を通じて、子供たちは視覚的な情報を理解し、それを言葉で表現する力を鍛えることができます。これは、将来的に学校の学習や日常生活で役立つ重要なスキルです。

順番問題

「順番問題」とは、一般的には、特定の順序やパターンを理解し、それに基づいて問題を解く能力を試す問題のことを指します。これは、小学校受験において重要なスキルの一つであり、子供たちが物事の順序を理解し、それに基づいて論理的に思考する能力を試すためのものです。

例えば、「並んだ順番の入れ替え」などの問題があります。これは、特定の順序で並んだアイテムを別の順序に並べ替える能力を試すものです。この種の問題は、子供たちが順序やパターンを理解し、それを適用する能力を試すためのものです。

また、順番問題は、子供たちが論理的思考や問題解決能力を鍛えるのに役立つだけでなく、数学的な概念やパターンを理解するのにも役立ちます。したがって、順番問題は、子供たちが将来的に学習する様々な科目やスキルにとって基礎となる重要なスキルを育てるのに役立ちます。

5. 小学校受験における言葉の問題の解き方

言葉の問題は、子供たちが語彙力を伸ばし、言葉の理解を深めるための重要な手段です。しかし、これらの問題は、子供たちが苦労するポイントでもあります。特に、新しい単語や表現に出会ったとき、その意味を理解し、適切な文脈で使用することは難しいかもしれません。そのため、教え方のポイントとしては、まずは子供たちが既に知っている単語や表現から始め、徐々に新しいものを導入することが重要です。また、言葉の問題を解く際には、音の認識、文章の理解、言葉の意味と使い方の理解など、さまざまなスキルが必要となります。

5.1 語彙力を試す問題と言葉の音

語彙力を試す問題は、子供たちが新しい単語を学び、それらを適切な文脈で使用する能力を試すものです。しかし、新しい単語を覚えることは、子供たちにとって一大挑戦であり、しばしば苦労するポイントとなります。そのため、教え方のポイントとしては、新しい単語を覚える際には、その単語がどのような文脈で使われるのか、具体的な例を示すことが重要です。また、単語の音を聞き取る能力も重要で、子供たちが単語の音を正確に聞き取り、それを文字に変換する能力を鍛えることも必要です。

5.2 文章理解としりとり

文章理解は、子供たちが文章を読み、その内容を理解し、それに基づいて適切な行動をとる能力を試す問題です。しかし、長い文章や複雑な表現に出会ったとき、子供たちはしばしば困惑します。そのため、教え方のポイントとしては、まずは短い文章から始め、徐々に長い文章や複雑な表現を導入することが重要です。また、しりとりは、子供たちが単語の最初と最後の音を認識し、それに基づいて新しい単語を思いつく能力を試すゲームです。これは、子供たちが言葉の音を認識し、それを使って新しい単語を生成する能力を鍛えるのに役立ちます。

5.3 言葉の意味と使い方

言葉の意味と使い方を理解することは、子供たちが言葉を適切に使用し、他人と効果的にコミュニケーションをとるための基礎となります。しかし、同じ単語でも文脈によって意味が変わることや、微妙なニュアンスの違いを理解することは、子供たちにとって難しいかもしれません。そのため、教え方のポイントとしては、単語の意味を教えるだけでなく、その単語がどのような文脈で使われるのか、具体的な例を通じて教えることが重要です。また、子供たちが自分の思考や感情を言葉で表現する能力を鍛えることも重要です。

6. 常識問題の対策

常識問題は、子供たちが日々の生活の中で自然に学び取る知識を問うものです。しかし、これらの問題は一見すると簡単に見えるかもしれませんが、実際には子供たちが苦労するポイントがいくつか存在します。その一つは、具体的な事象や現象を抽象的な概念に結びつける能力が必要となることです。例えば、「濃度」や「季節」などの概念を理解し、それを具体的な状況に適用することは、子供たちにとっては難易度が高いかもしれません。

6.1 科学的な常識、濃度

科学的な常識問題の一つに「濃度」があります。これは、ある物質がどれだけの量がある空間に存在するかを示す概念で、日常生活の中でよく遭遇します。例えば、ジュースを作る際には、砂糖と水の比率を調整して「濃度」を調節します。しかし、この概念を理解し、それを具体的な状況に適用することは、子供たちにとっては難易度が高いかもしれません。そのため、具体的な例を用いて教えることが重要です。また、子供たちが「濃度」の概念を理解するためには、実際に手を動かして体験することが有効です。例えば、色んな濃度のジュースを作ってみるなどの実験を行うと良いでしょう。

6.2 社会的な常識、季節

社会的な常識問題の一つに「季節」があります。これは、一年を四つの時期に分け、それぞれの特徴や行事、生活習慣などを理解することを求められます。しかし、子供たちが「季節」の概念を理解するためには、具体的な生活習慣や行事、自然の変化などを観察し、それを季節と結びつけることが必要です。そのため、季節ごとの特徴や行事、生活習慣などを具体的に教え、それを観察する機会を提供することが重要です。また、季節ごとの特徴を視覚的に理解するためには、季節ごとの絵本を読んだり、季節ごとの工作を行ったりすると良いでしょう。

最後に

小学校受験のペーパーテストは、子供たちの知識や思考力を多角的に試すものです。

この記事を通じて、6つの大項目それぞれの特徴や対策、そして子供たちがつまずきやすいポイントと我が家での学習ポイントを紹介させていただきました。

受験準備は一歩一歩、確実に進めることが大切です。

この記事が、受験を迎える子供たちとその保護者の皆様の参考となり、より良い結果を迎えるためのサポートとなれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

我が家では2017年に娘、2022年に息子が小中高一貫校にご縁をいただきました。

共働き夫婦のワーママとして、毎日職場まで片道1時間の通勤時間と小学校受験を両立させるのはものすごく大変でしたが、二人の受験を通して約7年間、子供達と小学校受験に向き合ってきました。

このサイトでは、これまで手作りしてきたプリントを清書して配布しています。

一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てたら幸いです。

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