※当サイトは一部内容を文部科学省、子供たちの未来を育む家庭教育、国立教育政策研究所を参考にしています。お受験プリントのプリントは理英会さんの「ばっちりくんドリル」、こぐま会さんの「ひとりでとっくん」シリーズの補助として活用いただけます。(運営元 : お受験プリント 運営事務局 〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル)

リアルタイムアクセスのお知らせ!(*300秒毎に更新されます*)
一緒に頑張ろう!

小学校受験の考査には、プリントに答える問題とは別に、絵を描く、紙を切って貼る、ひもを結ぶといった「手を動かす課題」が含まれることがあります。学校ごとに呼び方が違い、「絵画」「制作」「巧緻性」のほか、「作業」と書く学校もあります。
この記事では、手を動かす課題を「絵画」「制作」「巧緻性」の3つに分けて、出題の形と、家庭で練習するときに見ておきたいことを整理しました。学校が公表している考査の内容は、2027年度(2026年秋実施)の募集要項で確かめたものです(確認日:2026年9月19日)。
お受験プリント STORE では、期間限定の20% OFF キャンペーンを実施中です!
割引セットご購入の場合は、最大で30% OFF となります。この機会にぜひご検討いただけますと幸いです。
*注意事項*
期間2026/9/19(土)まで。
3つは重なり合う部分もありますが、何をする課題なのかで分けると、準備のしかたが見えやすくなります。
| 種類 | 主な課題の形 | 家庭で育てたい力 |
|---|---|---|
| 絵画 | テーマを聞いて描く、見せられた物と指定された物を一緒に描く、お話を聞いて場面を描く、印刷された形に描き足す | 何を描くかを自分で決める力、紙いっぱいに大きく描く力、時間内に描き終える力 |
| 制作 | 紙を切る・貼る・折る・ちぎる、見本や指示どおりに作る、材料を使って自由に作る、友だちと一緒に作る | 手順を聞いて覚える力、道具を安全に使う力、最後まで仕上げて片付ける力 |
| 巧緻性 | ひもを結ぶ、はしで物を移す、ボタンを留める、紙を折る・ちぎる | 手先を思ったとおりに動かす力、着替えや食事を自分でこなす力 |
今回確かめた学校のうち、募集要項などに考査の内容を書いていたのは、次のような学校です。いずれも2027年度の募集要項・入試ページで確かめました。
| 学校 | 募集要項などに書かれている考査の内容 |
|---|---|
| 桐光学園小学校 | 児童面接、知能テスト、制作活動、行動観察 |
| 明星小学校 | ①比較推理・数量・図形・探究 ②言語 ③社会性・協調性(運動・巧緻性を含む)④親子面接。すべての内容に行動観察を含む |
| 桐朋小学校 | 作業・言語・数量・行動における考査(第1次考査のみ) |
| 洗足学園小学校 | 1次試験は学力検査、運動機能検査、行動観察。持ち物としてプラスチック色鉛筆12色セットを指定 |
| 東京都立立川国際中等教育学校附属小学校 | 第2次の適性検査は、筆記、集団活動、インタビュー、運動遊びなどを組み合わせ、「遊び」の要素を取り入れて作成 |
このように、「制作」「巧緻性」「作業」と書く学校もあれば、行動観察や集団活動の中で手を動かす課題を行う学校もあります。書き方は違っても、話を聞いて手を動かし、最後までやり切る力は、多くの考査で土台になるものです。志望校で何が行われるかは、募集要項のほか、説明会や学校別の記事の出題傾向でも確かめてください。学校名のリンクから各校の記事に進める2027年度の入試日程一覧も用意しています。
「大きくなったらなりたいもの」「楽しかった思い出」のように、テーマだけが伝えられて、描く物を自分で決める形です。何を描くかを決めるところで手が止まりやすいので、家庭では、テーマを聞いたらまず描く物を声に出して決め、それから描き始める練習をしておくと、迷う時間が短くなります。
見せられた物と、言葉で指定された物を、一枚の絵の中に一緒に描く形です。見せられた物の形・色・数を覚えておくことと、指定された物を忘れずに描き入れることの両方が必要です。描き始める前に「見た物は何だった?」「ほかに何を描くんだった?」と確かめる習慣をつけましょう。
短いお話を聞いて、その場面を描く形です。出てきた人や動物、場所、していることを聞き取れたかが、絵にはっきり表れます。家庭では、絵本を読んだあとに「どの場面がいちばん心に残った?」と聞いて、その場面を描く遊びから始めると、無理なく慣れていけます。
紙に印刷された丸や三角、動物などの絵に描き足して、一枚の絵に仕上げる形です。印刷された物を何に見立てるか、そのまわりに何を描くかを考えます。まずは「これは何に見えるかな?」と話しながら、見立てを楽しむところから始めましょう。
条件画の考え方を、一つの課題で順にたどってみます。家庭で練習するときも、この順番を声に出しながら進めると、描き始めるまでの時間が短くなります。
①描く物が決まったら、紙いっぱいに大きく描く ②課題に出てきた物から先に描き、ほかの物はあとから足す ③色は全部をぬり切ろうとせず、大事な物から順にぬる。お受験プリントの絵画ワークブックでは、「考える・形を描く・色をぬる」の時間を2:5:3くらいに分けることを目安に練習します。
制作の課題では、はさみやのり、テープといった道具を使い、言われたとおりの物や、自分で考えた作品を作ります。巧緻性の課題は、ひも結びやはしの使い方など、ふだんの生活での手先の動きに近いものです。家庭では、道具ごとに次のような練習を重ねておきましょう。
友だちと一緒に一つの作品を作る課題は、行動観察と重なる部分があります。材料を譲り合う、役割を相談するといった練習は、行動観察の記事で紹介しています。
今回確かめた学校の要項に採点のしかたは書かれていませんでしたが、家庭で練習するときは、仕上がった作品の上手さより、取り組み方を見てあげましょう。次の6つを目安にすると、声のかけ方が決まってきます。
6つめの「作品について話す」練習は、口頭試問や面接の練習にもつながります。話した内容を直すより、話せたことをほめてあげると、次も自分から話そうとするようになります。
練習の最中の声かけで、子どもが描くことを好きになるか、苦手に感じるかが変わります。できていないところを指摘するより、次にどうすればよいかが伝わる言い方に変えてみましょう。
| 場面 | 避けたい声かけ | 言いかえの例 |
|---|---|---|
| 描き始めに迷っている | 「早く描いて」 | 「何を描くか決まったら、いちばん大きく描こうね」 |
| 小さく描いている | 「小さすぎるよ」 | 「紙の真ん中に、手のひらくらいの大きさで描いてみよう」 |
| 色がはみ出した | 「はみ出してるよ」 | 「ゆっくりぬると、線の中に入るよ」 |
| 時間内に終わらなかった | 「間に合わなかったね」 | 「どこまで描けたか見てみよう。次はどれから描こうか」 |
| 描き終わった | 「上手だね」だけで終える | 「この色にしたのはどうして?」と、選んだ理由を聞く |
| 時期 | 練習の中心 | 家庭でできること |
|---|---|---|
| 年中 | 道具に慣れる。描く・作ることを楽しむ | 自由に描く、折り紙、はさみで切る遊び。お手伝いで手先を使う |
| 年長の春〜夏 | テーマや条件のある課題に取り組む | テーマを決めて描く、見本を見て作る、時間を区切ってみる |
| 年長の夏〜秋 | 本番の形で練習する | 志望校の形式に合わせた課題に、時間を決めて取り組む。使う道具も本番に合わせる |
使う道具は、学校の指定に合わせておくと安心です。たとえば洗足学園小学校は、1次試験の持ち物としてプラスチック色鉛筆(12色)を指定しています。クレヨンと色鉛筆では、ぬり方も時間のかかり方も違うので、志望校の案内を確かめたら、練習でも同じ種類の道具を使いましょう。
出題のねらいは学校ごとに違いますが、絵画や制作には、話を聞いて取り組む姿勢、自分で考えて形にする力、手先の動き、最後までやり切る力など、ペーパーだけでは見えにくい面が表れます。家庭でも「上手に描くこと」より、「話を聞いて、自分のこたえを形にすること」を目標に練習するとよいでしょう。
今回確かめた範囲では、考査の内容を具体的に書いている学校は一部でした。この記事で紹介したように「制作活動」「巧緻性」「作業」などと募集要項に書いている学校もありますが、書かれていない課題が、行動観察や集団活動の一部として行われることもあります。志望校の説明会や、学校別の記事の出題傾向もあわせて確かめてください。
苦手意識があるときは、上手な見本を真似させるより、子どもが真似できる簡単な形から始めましょう。丸・三角・四角を組み合わせて動物や乗り物を描く、見本をなぞってから自分で描く、といった段階を踏むと、描き始めるまでの迷いが少しずつ減っていきます。
教室では、先生に作品を見てもらったり、ほかの子と一緒に取り組んだりする経験ができます。一方で、課題に慣れる練習や道具の扱い、時間を区切って描く練習は、家庭でも続けられます。通うかどうかは、子どもの様子と家庭の予定に合わせて決め、家庭では毎日少しずつ手を動かす時間をとりましょう。
はさみやのり、ひも結びなどは、年中のうちから遊びやお手伝いの中で少しずつ触れておくと、年長になって課題の形で練習するときに無理がありません。急に練習の量を増やすより、毎日の暮らしの中で手を使う場面を少しずつ増やしていくのが近道です。
絵を描く課題でも、作る課題でも、手先を使う課題でも、話を聞いて自分のこたえを決め、時間内に形にすることが大切です。家庭では、作品の出来ばえより取り組み方を見て、片付けと、作品について話すことまでを一つの練習として続けていきましょう。
お受験プリントの『小学校受験 絵画 全30問ワークブック』は、条件画・想像画・課題画とお話画の3章30問に、4〜5歳の子どもが描ける「こたえの例」を1問に2つずつ収めた練習帳です。見本をなぞってから自分で描く段階を踏み、おうちのかたが見る採点のポイントもついています。グループで作る課題に備えるなら、『行動観察ワークブック』もお使いください。
絵画30問に、ペーパー35科目、面接258問、願書の文例100・エピソード100までをひとまとめにした『全部入りコンプリートパック』もあります。教材の一覧は、お受験プリントのストアでご覧いただけます。
この記事で紹介した学校の考査の内容は、2026年9月19日の時点で各校の2027年度の募集要項・公式サイトに載っていた内容です。考査の内容や持ち物は、年度や入試の回によって違う場合があります。出願や受験の前には、必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。



お受験プリントは3400名以上の方々にご利用いただいておりますので、ぜひお試しください!(お受験プリント STORE でご利用可能な15%クーポンもプレゼントしています!)


















