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光塩女子学院 初等科の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ

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※当サイトは一部内容を文部科学省子供たちの未来を育む家庭教育国立教育政策研究所を参考にしています。お受験プリントのプリントは理英会さんの「ばっちりくんドリル」、こぐま会さんの「ひとりでとっくん」シリーズの補助として活用いただけます。

1947年4月に開校した光塩女子学院 初等科は東京都杉並区に位置する人気の私立小学校です。

この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。

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目次

光塩女子学院 初等科の難易度:倍率・偏差値

光塩女子学院 初等科の倍率

光塩女子学院 初等科への入学志願者は例年300名ほど(2023年は284名)で、内部進学者を含む定員が80名ですので、倍率は3.7倍前後という計算になります。

光塩女子学院 初等科の偏差値

小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、光塩女子学院中等科の偏差値は57となっています。(首都圏模試センター参考

光塩女子学院 初等科の関連動画

光塩女子学院 初等科 公式広報動画「1年生の様子」

公式広報動画(クリックすると公式サイトに移動します)

光塩女子学院 初等科 広報動画

光塩女子学院 初等科 ICT教育への取り組み

光塩女子学院 初等科 公式インスタグラム

クリックするとインスタグラムに移動します

光塩女子学院 初等科の公式情報

光塩の理念

パンフレットより

人を大切にする人を育てる

光塩女子学院はカトリック、ベリス・メルセス宣教修道女会を設立母体として発展してきており、「神の愛を伝える」ことをミッションとしています。人間は一人ひとりが神から創られ、愛されているかけがえのない存在です。「神の愛を伝える」とはつまり、自分も含めすべての人を大切にすることと言えるでしょう。

神は私たちを愛し、この世に命を与えてくださいました。それに対し私たちは、神に感謝し、神を愛し、同時に神が命を与えてくださった「人」を大切にしなければなりません。そのような意味から、「人を大切にする人を育てる」ことが本学院のもっとも大事なミッションとなります。

学習面では、「共同担任制」により幅広く児童それぞれの持ち味を見ていき、「教科専科制」により専門性を深めていくことを特色とし、つねによりよい教育を追求しています。

この学院の精神をご理解いただいたうえで、学校とご家庭が同じ方向を向いて子どもたちの成長を見守っていくことが大切と考えています。

他のために喜んで奉仕する

人間は、惜しみなく自己を他人のために開いて働くことができたときに、本当の自分に成長します。この変わらぬ真理を私たちの校名に刻みました。

すなわち、「ロウソクの、自らは燃えて他を照らし、塩の、自らは溶けて味をつけるように、本物の愛に生かされた成熟した女性に育つこと」、ここに光塩の理念があります。

光塩では、より深く自分を見つめ、考え、そして両親、教師、友人との関わりを通して、短所を含めた自分をありのままに認め、同様にまわりの人をも受け容れていくことを学びます。

そして、他人のために惜しみなく働くことができる「光の子・塩の子」によりふさわしくなるために各自の課題に取り組みます。

もう一人の友のために

他人のために何ができるでしょうか?

まず、一人ぼっちの友人への声かけや、困っている友人へのお手伝いなど、身近なことに目を向けます。倫理の授業などでは、飢えや病気、災害などに苦しむ世界中の人たちに目を向けることを学びます。そして、困っている人たちのために自分が今できることを考え、さまざまな活動を行っています。例えば、ミサの献金・おにぎり献金や親睦会の売上金の一部をメルセス宣教修道女会を通してアフリカ、中南米、アジアの国々に寄付しています。

このようにして、ご家族の協力もいただきながら「奉仕」の意識を育んでいます。

パンフレットより

光塩の原点

スペインから日本へ

光塩女子学院は、1931年2月に文部省の認可を得て、光塩高等女学校の名のもと、5年制高女として東京・高円寺の地に設立され、現在は幼稚園・初等科・中等科・高等料を擁しています。

設立母体はカトリック、ベリス・メルセス宣教修道女会です。スペインを発祥地として13世紀に聖ペトロ・ノラスコによって創立されたメルセス会は、20世紀にマドレ・マルガリタによって宣教修道女会に改められ、世界各地で奉仕活動を続けています。

キリストの愛を携えて

創立者のマドレ・マルガリタは、「心を天国に、眼差しを現代に、そして足を地に付けた修道女」といわれまた。彼女は、スペインの村深く祈りの中に埋もれていた観想修道会に大きな変革をもたらし、「キリストの愛を携えて世界へはばたく宣教修道会」へ導きました。

スペインから中国、日本、太平洋諸島へ・・・・・。

マドレ・マルガリタが辿った4万キロに及ぶ宣教の旅と功績は、バチカンにおいて神の証人として高く評価され、2006年10月22日、スペイン・ビルバオのカテドラルにて福者に列せられました。

マドレ・マルガリタの精神は、光塩に携わるすべての人々の中に受け継がれています。

光塩の教育

倫理教育

宗教よりも広い視野で教育を行いたいという思いから、「倫理」を教育の基本に掲げています。

パンフレットより

より善い “光の子・塩の子”へ

光塩女子学院では、倫理教育を根底にすえながら、一人ひとりの児童が心の面でも学習面でもより善い自分へと成長していくことができるよう、共同担任制や教科専科制を取り入れて、きめ細かにサポートしていきます。

倫理教育を基本に

倫理科の教員と担任とのティームティーチング (Team Teaching)により、全学年を通して命の大切さや、「人はだれでも光と塩のように、なくてはならない存在」「あなたはあなただから価値がある」ことを学んでいきます。

低学年では、身の回りの生活の中で神様との関わりを感じていきます。中学年では、神様と人の関わりの歴史やイエス様との関わりを中心に学びます。高学年になると、聖書を使いながら、神様と私たち、友との関わり、そしてより善い人に成長するために自分を見つめていきます。

祈りに始まり、祈りに終わる

学校生活は祈りに始まり、祈りに終わります。

朝礼では、聖歌を歌い、光の子・塩の子として 1日を過ごせるようにお祈りをします。昼食の前後は、食事をいただけることの感謝と、それによって友のために尽くせるよう祈ります。終礼では、1日を無事に過ごせたことの感謝とこれからの見守りを願います。また、お祈りの冒頭を言う時は、1日の中で日本語・スペイン語・英語の3つの言語を使い分けています。

パンフレットより

共同担任生

1学年2クラスを教員3〜4名が共同で担任。年齢も性格も異なる教師が協力しながら担任としてかかわります。担任は協働して児童の成長を促します。

児童が自分の良いところを認め、伸ばし、個性的に成長していくことをサポートします。

児童を複数の担任で多角的に見守る

  • 児童の生活を多角的に見ることで、その子が持つ個性を引き出すことができます。
  • 児童は教科や教師により、また学級活動や休み時間により、それぞれ違った面を見せます。それらを年齢や性別が異なる複数の担任が、それぞれの視点から児童を理解し、担任間で情報を共有することで、1人の教師の独断に陥ることなく児童の無限の可能性を掴み、伸ばしていくことが可能となります。
  • 何か問題が起こった時にも担任 1 人の判断だけでなく、担任間で児童の情報を共有し、さまざまな角度から話し合い、知恵を出し合うことで、児童をより良い方向に導くことができます。児童も悩みや苦しみを自分の胸にしまい込むことが少なくなります。
  • 教員間で補い合い助け合うことにより、協調、協力、和、一致が保たれ、学年の結束力も強まり、より良い指導が行えます。

教科専科制とは?

  • 1年生より、全教科において、その教科を専門とする教師が指導することで、より深い理解を得ることができます。また、1学年(2クラス)を同じ教師が指導することで、クラスにより授業の内容や進み具合に差ができることを防ぎます。
  • 専科も含めて多くの教師が児童の指導にあたることになりますので、児童が全教員と6年間学校に通っている間に一度はどこかで接する機会を持つことができ、教師と児童との間の頼関係や親密度が増し、温かい関係性を持つことができます。

教育の特色

パンフレットより
パンフレットより
パンフレットより

国語科
聞く・話す・読む・書くの基本を重視する

コミュニケーションの基礎、思考の基盤となる科目として、文字を正しく丁寧に書く、相手の話をきちんと聞く、自分の考えを相手に伝わるように分かりやすく表現する、読書を通じて語彙を豊かにすることをめざしています。5・6年生では週1時間、クラスを2つに分けて少人数での指導に当たり、主に、文章力や表現力をつける授業を行っています。

社会科
社会の構成員として自覚を育む

社会への関心・理解を深めて、社会の構成員としての自覚を育みます。「杉並区→東京都→日本→世界」と次第に視野を広げて、将来、国際社会で活躍する力を養うことを目的としています。

算数科
さまざまな方向から考え論理的な思考力を養う

友とともにさまざまな方向から問題を考え、学び合って論理的な思考力を養います。3・4年生では週1時間、

2名の教師によるティームティーチング、5・6年生では週2時間、少人数のクラスに分けた習熟度別授業を行います。

理科
独自プリント教材と仮説実験授業

数十年にわたる実践を通じて培われた600枚以上の独自プリント教材と仮説実験授業によって、知識と論理的な思考力を養います。山荘活動では「熱気球作り」や「夜間星座観察」などを行います。

生活科
活動や体験を通して、自立への基礎を養う

グルーブ活動、植物栽培、校外学習など、さまざまな体験を通して、自分を取り巻く環境が生活の支えになっていることを実感し、感謝する心を育みます。2年生は学校探検で1年生をリードしたり、1年生を秋祭りに招待したり、学年を越えての活動も行います。

音楽科
音の世界を楽しむ心を育てる


人間の幅を広げ、生涯にわたって感動を覚える「音の世界を楽しむ心」を育てます。学校行事とも連携しながら、日本語・英語・スペイン語などの幅広い楽曲を学び、歌や楽器演奏を通じて表現する力を身につけます。

図工科
「想像力」と「創造力」を育む

1年生からさまざまな素材や道具を使って、自分の中の「想像力」と「創造力」を育んでいきます。スペイン系カトリックの学校として、スペインに伝わるクロスステッチにも取り組んでいます。

家庭科
家庭生活の基本技能を習得する

将来自立した家庭生活ができるように、基本的な技能を習得します。また、刺し子のランチマット作りや手打ちうどん実習などにより、手間をかけた手作りの良さを楽しむことのできる心を育てます。

体育科
健康な心と体をつくる


ポジティブな思考で、主体的に運動に取り組むことをめざします。低学年ではバランスやリズムなど運動の基礎基本を養い、高学年ではできる自分をイメージして、考えながら体を動かすことを学びます。

総合科
自分を取り巻く環境や異文化に目を向ける

テーマは社会科と連動しており、学年に応じて視野を広げていきます。それぞれ興味をもった分野を調べ、中学年では発表会を開催したり、高学年になるとイベントを企画したりして、1年間の成果を披露します。

英語科
話す・歌う・コミュニケーション能力を養う

英語を話し、聞いて、理解したいという意欲をもって実践するカーコミュニケーション能力を身につけます。ETM (EducationThrough Music)を通じて、英語の音やリズム、言葉、外国特有の文化まで学んでいきます。いろいろな状況で、英語で会話ができる力をつけることを大切にしています。中学中級程度(英検4級に合格できる力)が6年生までに身につきます。

パンフレットより
パンフレットより

施設紹介

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*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。

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この記事を書いた人

我が家では2017年に娘、2022年に息子が小中高一貫校にご縁をいただきました。

共働き夫婦のワーママとして、毎日職場まで片道1時間の通勤時間と小学校受験を両立させるのはものすごく大変でしたが、二人の受験を通して約7年間、子供達と小学校受験に向き合ってきました。

このサイトでは、これまで手作りしてきたプリントを清書して配布しています。

一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てたら幸いです。

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