※当サイトは一部内容を文部科学省、子供たちの未来を育む家庭教育、国立教育政策研究所を参考にしています。お受験プリントのプリントは理英会さんの「ばっちりくんドリル」、こぐま会さんの「ひとりでとっくん」シリーズの補助として活用いただけます。
【立教小学校編】受かる子・合格した子のご家庭インタビュー:学校別対策シリーズ
1945年に設立された立教小学校は、小・中・高・大までの一貫教育に力を入れており、大学までを見据えたご家庭に大変人気の私立小学校です。
今回の記事では、立教小学校に合格されたご家庭にご協力いただいたオンラインインタビューの内容と学校のホームページから「覚えておきたい内容」をまとめました。(一部、学校説明パンフレットも引用しています)
立教小学校を受験される方はぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
覚えておきたい「立教小学校」の公式情報
ここでは学校のホームページ/パンフレットから覚えておきたい内容を引用してまとめています。
教育目標
テーマをもって真理を探究する力を育てる共に生きる力を育てる
小学校から大学、そして大学院まで。立教学院は建学の精神と理念に基づく一貫した連携教育を行うことで、人の生涯の中で大切な人格形成期にあたる20年弱を俯諏(ふかん)します。立教学院に集う多くの児童・生徒・学生たちは、文字通り「St. Paul’sの名の下に」行われる一貫連携教育により、豊かに、伸びやかに成長していくのです。
パンフレットより
学び愛 教室での主役は児童たちです。
全世界で学習観の改革が進んでいます。
パンフレットより
従来型の競争の学びでは、持続的、創造的な学びは行き詰まってしまい、真理の価値や喜
びを見いだせなくなってしまいます。今、世界中の学校が静かに変わり始めています。
教室で語る主人公は、教える教師から、学ぶ児童たちに移ってきました。教室の主人公が、
わかる子から、まだわからない子に変化してきました。
「わからない」ことから学びは始まります。
学び合う・高め合う
言葉は学び合うすべての学習の土台です。
パンフレットより
・言葉によって、神さまのなされたことが伝えられ、神さまへの感
謝の心が育ちます。
・言葉によって、人は支えられ、慰められ、前進する勇気が与えら
れます。
そのため、聴くこと、話すこと、読むこと、書くことをすべての学
びの中心ととらえ、丁寧な指導をします。
知的発達の土台となる言葉、文字、数の理解などに関しては、一
人ひとりの学習状況を確認しながら指導します。
学び合うつながりを大切に、一人ひとりの学習意欲を引き出す指
導を心がけます。
知っている、覚えている知識量の多い少ないを問う、閉じられた
学びではなく、学びから新たな問いが生まれ、新たな探究が始ま
る開かれた学びにつながる指導を目指します。
国語科
子ども時代に、美しいものや尊いものに心を動かされることは、とても大切です。
そのために、私たちは伝達手段としてのことばの環境をいつも豊かにしておくことを心がけています。
日記や作文や習字で、さらに朗読や劇活動を通して自分を表現するのも、ことわざや漢字を学び読書するのも、人と人とがことばと心を交わし合い、うるおいのある人間関係を育てるためなのです。
こうした国語教育が、平和な社会の形成につながると確信しています。
英語科
自分を受け入れる。友達を尊重する。
共に生きる心をはぐくみます。
立教学院一貫連携英語教育はここからスタートします。「オーセンティック」にこだわった歌と絵本を中心とした教材が、授業の楽しい思い出と共に心に残ります。
① 英語をよく聞いて、自ら発話しようとする態度
② 英語特有のリズム・イントネーション
③ 豊かな語彙・表現力、基本的な読み書きの力
④ 異文化への理解・関心・対応力
ETM(Education Through Music)
英語圏の言語・文化を背景とする150曲あまりのわらべ歌の意味を体感する「遊び」を通し、思考のための美的な基盤が築かれます。英語の音に慣れ親しむとともに、自律性・協調性・創造性なども、子どもたちから引き出されます。
発信型の英語
英語をたくさん聞いて理解し、表現を覚える。それは、自分の意見を持ち、それを自分なりに表現し、異なるものに心を開き、話し合い、互いに理解し合うためです。
算数科
算数というのは、計算や図形を勉強するためだけにあるのではありません。
古代エジプトから美の追求とともに、その原因を追い求め、それらを合理的に伝えるためのコミュニケーションを追求してきたものとも言えます。
現代の情報社会では、論理的思考および情報処理能力の育成が必要になってきます。算数は、問題を一つの側面からのみ考えずに、多方向から考えながら、そこで得られた情報を
有機的につなげる能力を高める教科といえます。
「神さまのお造りになった自然の美しさを知るとともに、物事を筋道立てて考えられるようになること」を算数科の目標に置きながら、知識偏重でなく、子どもの個々の経験を積み重ねながら、直感力に磨きをかけていく教育を目指しています。
社会科
神さまがつくられた人間の集合体といえる社会や自然とのかかわりを学ぶ中で、「神さまに喜ばれる社会を作り出す担い手」を育てることが目標です。
そのためには、「疑問をもち、情報を的確に収集し、問題を解決するための自分の考え、行動する力」が必要です。
そのような力を身につけるために、多様な情報、見学や取材からの発見をまとめ、発表し、話し合いを通して自分の考えを深めるという活動を重視しています。
理科
本校の理科の特色は、キリスト教的「自然観」を学び、理科工作を通して、具体的な理解を深めることにあります。
3年生以上、週3時間ある授業で、理科はおもしろいということを体験させます。
例えば3年生からアルコール
ランプを使った実験の方法を学び、4年生では分子運動論を導入したものの見方、考え方を養います。高学年になるに従って実験を安全に的確に進める技能を高め、ノートや実験レポートを正確に書く能力を身につけます。
メディア科
通常あまり考えたことはありませんが、私たちの知識はすべてが情報です。
「国語」「算数」「理科」などの教科という枠組みは、それらの情報を切り分けた学びです。本校の「情報科」では、すべての教科学習は「情報」の学びであるという視点を持って、従来の固定した枠組を越えた教科横断型の学びを目指します。この挑戦は、2018年4月のコンピュータ室改修を機に、従来の教室イメージを否定することから本格的に始まりました。
・ 教室の机と椅子を撤去し、ゴロゴロ寝転がって授業を受ける。
・ 机が必要な場合は、教室備品の、盤面を落書き用にしたホワイトボード仕様の机を自
分で持ってきて使う。
・ 教材提示は壁を使わず、床にプロジェクターで投影する。あえて「挑戦」と表現したのは、この一見自由に見える授業は、児童に未経験の「自律」と「協奏」を求めるからです。教科横断型の学びを目指した「情報科」に決められた枠組みはありません。しかし一方
パンフレットより
で、学びには具体的な「器」が必要です。そこで「情報科」では、教科の中で一番具体的な活動を伴う、日々の「生きる」ことに関わる「生活科」「家庭科」に狙いを定め、この二つの教科と連携した授業を試みました。こうした成果はふつう見えにくいものですが、2020年2月に始まったコロナのパンデミックが、図らずもその成果を確認できる機会となりました。全国の教育現場が混乱するなか、本校が速やかに授業態勢を整えられた背景には、この「情報科」での試行錯誤があったからと本学では考えています。
図書科 立教小学校が長年続けていること
図書館
40人分の授業スペース、カーペットの読み聞かせスペース、調べ学習向けの大きなlテ—ブルがあり、これらを活用しながら、授業を行っています。また、図書館は靴を脱ぎ、リラックスできる環境で本を読むことができます。蔵書は約20,000冊です。
低学年から読書が日常的な習慣として定着します。
「読書」の授業では、たくさんの物語を聞きます。物語をシャワーのように浴びることにより、知的好奇心や語彙力が広がり、豊かな言語感覚、想像力が身につきます。また、週1回、定期的に本を借りることで、読書が習慣化されるよう、取り組んでいます。HON.YOMO よむよむよ
読書科で厳選した400 冊 以 上の お す すめ の 本 をリストアップした冊 子 、「HON.YOMOよむよむよ」は、子どもたちが、多くの本とであう機会をつくり上げています。また、この冊子では、自らの読書記録をつけ、感想を書いていきます。本を読み、感想を書くことによって、考えをまとめる力が身につきます。外部の体験と読書体験を融合しています。
単に本を読むだけではなく、楽器演奏を取り入れた音楽朗読会を行ったり、作家の方など、外部からの講師をお招きしたりし、授業を行うこともあります。4年生では江戸川乱歩の作品について学び、旧江戸川乱歩邸の見学も行っています。
パンフレットより
日記
立教小学校では1年生から絵日記が始まります。一日を振り返り、それを絵や文章でかくことによって、確実に表現力や言葉の力が高まるからです。
自分の思いや考えを絵や文章にすることは、子どもから保護者・教員へのメッセージとなります。
日記はコミュニケーションの大切な手段となってもいるのです。
パンフレットより
支え愛
手を差し伸べる行動力を養います。
友との「協奏」は、助けを必要とする者に手をさしのべる行動力、協同して困難を乗り越える忍耐力、
支え合いながら新たな世界を切り開く創造力を育てます。そして行事や日々の学校生活の中で、一人ひとりの感動や理解を共有することにより、「競争」の学びから「協奏」の学びへの転換を図ります。
パンフレットより
グローバルエスエスカレーション
「地球に目を向けた教育」を体験させたいという思いから、5年生の国内コース別選択の総合体験学習です。自分の身体を動かし、五感を使い、判断し行動するところに学習のねらいがあります。
パンフレットより
2023年度実施コース:四万十川、小笠原、北海道、沖縄
【立教小学校編】受かる子・合格した子のご家庭インタビュー
お受験プリントでは「合格ママ」さんにご協力いただいてオンラインインタビューを行いました。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
この度はお時間をいただきましてありがとうございます!
まず初めに「立教小学校」を選んだ理由から教えていただけますか?
立教小学校の教育方針と環境が魅力的でした。
特に、子供の自主性を尊重し、学びに対する意欲を高める環境を提供している点に惹かれました。
立教小学校は、生徒一人ひとりの個性と才能を大切に育てることで知られており、我が子にとって最適な場所だと感じたからです。
大学までの一貫教育を行なっている点も魅力でした。
ありがとうございます。実際に通ってみていかがですか?
学校に通い始めてから、子供の自発的な学びの姿勢が目に見えて変わりました。
先生との一対一の時間が多く、それが子供の学びや興味を深めるのに役立っているようです。家庭では話題に事欠かず、学校での新しい発見を楽しそうに話してくれます。
読書を中心としたプログラムも、子供の表現力や思考力を大きく伸ばしていると感じます。また、クラスメートとの良好な関係も、学びの場として非常に肯定的な影響を与えていると感じます。
素晴らしいですね。
立教小学校というと、かなりの人気校ですがどのような対策を意識してましたか?
個別テストを意識して、絵本や昔話など、とにかく「お話」を集中して聞いて、その内容について話をする時間を多くとっていました。
お話が終わった後に、登場人物について話したり、印象的だった場面やそう感じた理由など、お話を軸に色々と会話するようにしていました。
あとは、パターンブロックや積み木などの具体物を使って空間認知能力を高めるのに時間を使っていました。
その他、意識していたことなどはありますか?
「男子校」ということもあり、入学してから体力も大事だと考えてましたので、習い事として体操と水泳をやっていました。
受験期間中は両立がかなり難しかったですが、昼寝をする時間を設けたり工夫しながら頑張っていました。
そのおかげもあってか、運動テストの対策はそれほど時間をかける必要はなかったです。
お受験プリントでは、ペーパー対策がいっぱい!
お受験プリントは900名以上の方々にご利用いただいておりますので、ぜひお試しください!
ご意見・ご感想・ご要望など、お気軽にご連絡ください!
「お受験プリント」では、管理人が過去に作成したプリントを清書したものを配信しています。
もし「反復用にこの問題の”そっくり問題”が欲しい!」などのご要望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡を音がいします!
全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!
ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!
*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。