【2026年版】東京学芸大学附属世田谷小学校の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめー試験内容対策、共働き家庭の気になる情報も!:学校別対策シリーズ

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東京学芸大学附属世田谷小学校は、明治9年(1876年)に開校した長い歴史を持つ、東京都世田谷区にある国立小学校の一つです。

この記事では、難易度の指標として倍率や偏差値などに加え、公式サイトやパンフレットの情報や独自の分析をまとめました。受験を検討中の方はもちろん、学校研究の方にも参考にしていただけます。

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目次

東京学芸大学附属世田谷小学校の難易度:倍率・偏差値

東京学芸大学附属世田谷小学校の倍率

入学志願者は近年おおむね1,000名前後(直近では男児約520名・女児約470名)、募集人数は 男女あわせて105名程度(応募者の多い側を53名、少ない側を52名とする方式)ですので、倍率は 約9〜11倍前後 という計算になります。年度によって変動しますが、ここ数年は男女とも9〜11倍のあいだで推移しているようです。

世田谷小の大きな特徴は、考査の前に抽選(一次抽選)がないことです。多くの国立小学校では出願後にまず抽選で人数を絞りますが、世田谷小では原則として志願者全員が考査を受けられます。そのぶん考査での評価が合否に直結しやすく、「準備の成果が反映されやすい入試」といえるかもしれません。なお、合格発表のあとに最終的な抽選が行われる年もあるため、最新の流れは募集要項でご確認ください。

東京学芸大学附属世田谷小学校の偏差値

小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、比較のための「偏差値」は存在しません。参考値として系列の東京学芸大学附属世田谷中学校の偏差値をみると65首都圏模試センター参考)とされています。ただし小学校の考査で問われるのは学力の数値ではなく、指示を聞き取る力・手先の巧緻性・集団での関わり方など、日頃の生活の中で育っていく力の部分が中心と考えられます。

ペーパー対策の落とし穴

小学校受験のペーパー試験では、「問題が分かるかどうか」だけでなく、
音声で条件を正確に聞き取れるか
制限時間の中で集中を切らさずに考え続けられるか
途中で迷っても、次の問題へ切り替えられるか といった“試験中の状態”が大きく影響します。
幼児にとって、音声を聞き取りながら条件を整理し、限られた時間の中で考え続けることは、想像以上に負荷のかかる作業です。
早い段階から「本番を意識したテンポや流れ」に触れておくことが、当日の安定感につながります。

東京学芸大学附属世田谷小学校 入試出題内容傾向

無料プリント「東京学芸大学附属世田谷小学校」対策おすすめ一覧

複数の情報を参考に出題傾向を独自に分析し、東京学芸大学附属世田谷小学校の対策としておすすめの無料プリントをご紹介させていただきます。

一般公開されている参考情報

理英会 問題集対応表

世田谷小は「聞く力(お話の記憶)」と「手先の巧緻性(運筆・模写)」が突出して問われる学校です。1枚あたりの問題量はそれほど多くなく基礎的とされますが、CDなどの音声で流れる長めのお話をしっかり記憶し、そのうえで手先を使って正確に作業する——この2つを日常的に積み上げておくと、当日の安心につながります。

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レビューのご紹介

お受験プリントオリジナルの「全問音声付きプリント」は多くの先輩ママさんたちにご評価いただいてます。ありがとうございます!

youtubeの音声で時間の制限があるなかで練習できたので、本番の試験に向けて本格的に取り組むことができました。ありがとうございました。

本番の試験さながらに様々な問題をyoutubeの音声で解くことができて、力がつきました。時間の区切りがあるということを子供が理解しやすかったと思います。

youtubeの音声を男性、女性と選ぶこともでき、本番の時間に備えることができました。

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お受験プリント オリジナル分析 東京学芸大学附属世田谷小学校編

概要

東京学芸大学附属世田谷小学校は、東京都世田谷区深沢にある国立小学校です。国立大学法人東京学芸大学が設置する附属校の一つで、同じ学芸大の系列である大泉・小金井・竹早の各小学校と並ぶ存在として知られています。すぐ隣には東京学芸大学附属世田谷中学校があり、区内には附属高等学校も設置されているため、進学の見通しが立てやすい点も人気の背景といえそうです。

世田谷区は都内でも教育熱心なエリアとして知られ、周辺には私立小学校が複数あります。そのため、私立小と世田谷小を併願するご家庭も少なくないようです。制服はなく、ふだんの雰囲気は健康的でのびのびとしており、「お受験」らしい堅苦しさよりも、子どもらしさを大切にする校風だと語られることが多い学校です。

教育理念・方針

学校が掲げる教育目標は、次のとおりです。

一人一人の児童が、その個性を伸ばして最高の自己実現を期し、民主社会の進展に寄与する有意な国民となるよう指導する

さらに、学校教育目標として次を掲げています。

子どもが、人やもの、こととの豊かなかかわりを通して、自律性と共存性を高め、相互啓発的な生き方を追究していけるようにする

これを子どもたちにも共有できるよう、平易な言葉で「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」と表現しています(出典:学校公式サイト・学校目標)。他者とのかかわりの中で学び合い、自分で考えて動く姿勢を育てる——この方針は、後述する考査でみられる力とも自然につながっているように思います。

入試の流れ

例年、おおまかには次のような流れで進みます(年度により変動するため、必ず最新の募集要項でご確認ください)。

  • 出願:9月中旬〜下旬ごろ(郵送)。募集要項・願書は有償頒布(1部2,000円程度)。
  • 学校説明会:9月中旬ごろ(近年は動画配信の形式)。
  • 入学調査(考査):11月下旬ごろ、男女で日を分けて実施。
  • 合格発表・抽選:11月下旬〜末ごろ。

前述のとおり、世田谷小は考査前の抽選がないのが大きな特徴です。志願者全員が考査に臨めるため、当日の取り組みがそのまま評価につながりやすい入試といえます。一方で、合格後に最終的な抽選が行われる年もあり、この部分は運の要素が残ります。「積み上げられる部分は着実に、運の部分は気持ちを楽に」という心構えが、親子ともに負担を軽くしてくれるかもしれません。

なお、都内の国立小の考査は、私立小よりおよそ1か月あと(11月)に行われます。私立の結果が出たあとに落ち着いて臨めるのは利点ですが、学芸大系の各校や立川国際とは抽選日が重なることがあります。複数校に出願する場合、抽選が同じ日に重なると、それぞれの会場に大人が付き添う必要が出てくることもあるため、家族の予定は早めに見通しを立てておくと安心です。この「段取り」の部分は、共働き家庭ほど早めに共有しておきたいポイントです。

考査の構成

考査は例年1時間ほどで、ペーパーテスト・運動・巧緻性(作業)・行動観察・個別(口頭試問)という複数の課題で構成されるようです。世田谷小はペーパーがある学校ですが、内容は基礎的とされ、難問・奇問で差をつけるタイプではありません。むしろ、指示をよく聞いて落ち着いて取り組めるか、初対面の集団の中で自然にふるまえるかといった、総合的な姿がていねいに見られていると考えられます。

なお、子どもが考査を受けているあいだ、保護者は控室で保護者アンケートを記入します。世田谷小には保護者面接がないため、このアンケートが家庭の考えを伝える数少ない機会になります(詳しくは後述します)。

ペーパー

ペーパーは表裏1枚程度とボリューム自体は控えめで、基礎的な内容とされています。頻出とされるのは次のような分野です。

  • お話の記憶(長文の記憶):CDなどの音声で流れるお話を聞き、内容についての問いに答えます。世田谷小はこの「聞いて覚える」課題が特に重視されるとされ、長めのお話にも慣れておきたいところです。
  • 運筆・模写・迷路:線をなぞる、見本と同じように写す、迷路をたどるなど、手先のコントロールが問われます。
  • 図形(構成):三角パズルなどを使い、見本の形をつくる課題が出た年があります。
  • :数を数える・比べるといった基礎的な出題がみられます。
  • 常識・生活:日常生活やルール・マナーに関する常識が問われます。

問題そのものは難しくなくても、答え方や解答の形式に慣れていないと戸惑うことがあります。過去問などを通じて「世田谷小らしいお話の聞き取り」に触れておくと安心です。

運動

先生の見本を見てから同じように体を動かす、指示行動タイプの運動が中心です。ケンケン・ケンパー、しゃがむ・ジャンプする、手をグーパーする、腕を回すなど、動き自体は難しくありません。大切なのは、指示を正確に聞き取り、落ち着いて取り組めるかという点です。うまくいかないときに気持ちを切り替えられるか、言葉づかいが乱れないかといった様子も見られていると考えられます。

巧緻性(作業)

「敷物の上で正座をし、画用紙を四つ折りにしてファイル(クリアファイル)にしまう」といった作業課題が出た年があります。折る・そろえる・しまうといった生活の中の動作が、そのまま課題になっているイメージです。日頃からお手伝いや身の回りのことを自分でやっておくと、自然と身についていく力です。

行動観察

3〜5人ほどのグループで、カプラなどのブロックを使って家やタワーを一緒につくる、おたまでピンポン玉を運ぶリレーをするなど、協力して取り組む集団課題がみられます。上手につくれるかどうかよりも、初めて会うお友だちと相談しながら関われるか、譲り合えるか、楽しんで参加できるかといった社会性が見られていると考えられます。教育目標の「相互啓発的な生き方」とも重なる部分です。

個別・口頭試問

行動観察の最中に、1人ずつ呼ばれて先生と短いやりとりをする形式が多いようです。過去には次のような質問がみられました。

  • 「朝ごはんは何を食べてきましたか」
  • 「朝ごはんの前に何をしますか」
  • 「今日は誰と一緒に来ましたか」
  • 「好きな食べ物は何ですか」

このほか、図書館の絵を見せられて「気をつけることは何か」を答えたり、仲間外れにされている子の絵を見せられて、そのときの気持ちを表情の絵から選んで指をさす、といった心情理解の課題も出ています。難しい知識ではなく、目を見てハキハキ答えられるか、身近な生活の場面をイメージできるかがポイントになりそうです。

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保護者アンケート(世田谷小の”名物”)

世田谷小には保護者面接がなく、そのかわりに考査当日、保護者アンケートが実施されます。子どもが考査を受けているあいだ、控室で記入する形式です。

  • 時間:20〜25分程度の制限時間があります。
  • 用紙・筆記具:A4サイズ。鉛筆・ボールペンいずれも可とされ、下書き(メモ)の持参ができた年もあります。
  • 形式:選択式(6択など)の設問と、記述式の設問が、それぞれ3問程度ずつ組み合わされるパターンがみられます。

過去に出たテーマの一例です(年度により異なります)。

  • 「お子様は普段どのように行動するタイプだと感じていますか」(選択式)
  • 「小学校の間、どのように学んでほしいですか」(選択式)
  • 「不安や不満があったとき、主にどなたに相談してきましたか」(選択式)
  • 「大人の期待どおりに行動しないこともあると思いますが、家庭ではどのように支えていきますか」(記述式)
  • 「先生に期待すること、こうあってほしいこと」(記述式)

一問一問はやさしい内容ですが、限られた時間で、とくに記述式をテンポよく書き上げる必要があります。保護者面接がないぶん、このアンケートが家庭の教育観を伝える貴重な場です。学校の方針を理解したうえで、あらかじめ考えを整理しておくと、当日あわてずに書けるようになります。

考査当日の持ち物・服装

考査は11月下旬で、当日はかなり冷え込むことが多い時期です。細かな指定は募集要項に従う必要がありますが、先輩家庭の声としては、次のような準備がよく挙げられます(あくまで一例です)。

  • 子どもの服装:動きやすく、着慣れた服がおすすめです。運動や作業があるため、袖や裾で遊んでしまわないものを。名札や園章など、園名・氏名が分かる目印は外すよう案内される場合があります。
  • 靴・上履き:子ども・保護者ともに上履きを持参します。靴箱が使えず靴袋が必要になることもあるため、大きめのカバンがあると便利です。雨天時は長靴が安心です。
  • 保護者の持ち物:受験票(調査票)、筆記用具、アンケートの下書き(メモ)、防寒具など。子どもが考査に向かったあと、保護者は1時間ほど控室で待機するため、防寒対策と、待ち時間用の本などがあると落ち着いて過ごせます。

こうした準備は合否を左右するものではありませんが、当日の親子の安心感につながります。持ち物・服装の最終確認は、必ずその年の募集要項に沿って行ってください。

東京学芸大学附属世田谷小学校ならではの留意点

  • 研究校であること:世田谷小は東京学芸大学の附属校として、教育の理論を研究・実証する使命を持っています。研究授業や教育実習が日常的に行われるため、最新の教育に触れられる一方で、保護者にも研究への理解・協力が求められる場面があるようです。
  • 通学区域が狭いこと:応募資格として、世田谷区・目黒区・大田区の指定された地域に居住していることが必要です。他の国立小と比べても区域が細かく設定されており、まずは自宅が対象かどうかの確認が出発点になります。受験のための一時的な転居(寄留)は原則認められません。
  • 内部進学は”全入”ではないこと:卒業生のうち、おおむね8割程度が系列の東京学芸大学附属世田谷中学校へ進学するとされていますが、内部進学には試験があり、全員がそのまま進めるわけではないようです。数値は情報源によって幅があるため、参考値としてとらえておくと安心です。
  • 月齢のグループ分けがないこと:筑波・お茶の水のような月齢別のグループ分けはなく、高月齢の子も早生まれの子も同じ考査を受けます。ただし世田谷小は募集要項の中で「過度な受験準備」への配慮に触れているとされ、日常の経験を大切にする姿勢がうかがえます。早生まれのお子さまも、早めにコツコツと準備を積み重ねていけば十分に対応できると考えられます。

合格するお子さまの特徴

  • 人の話(とくに長めのお話)を最後まで落ち着いて聞き、内容を覚えていられる
  • 手先を使った作業(折る・写す・そろえる)に、ていねいに取り組める
  • 初めて会うお友だちとも、相談しながら協力して遊べる
  • うまくいかないときにも気持ちを切り替え、指示に戻ってこられる
  • 身近な生活の場面について、自分の言葉でハキハキ答えられる

ご家庭でできる対策

  • お話の読み聞かせを、少し長めに…毎日の読み聞かせのあとに「どんなお話だった?」と聞くだけでも、聞いて覚える力が育っていきます。
  • 手先を使う遊びと生活動作を大切に…折り紙、ひも通し、なぞり書きなどの遊びに加え、衣服をたたむ・片づけるといった生活の動作が、そのまま巧緻性の土台になります。
  • お友だちと関わる機会をつくる…公園や園での集団遊びの中で、譲る・相談する・一緒に楽しむ経験を重ねていけると、行動観察で見られる社会性につながります。
  • 生活の会話を増やす…「朝ごはんの前に何をした?」など、日常のやりとりが口頭試問の練習になります。特別なことより、ふだんの会話の積み重ねが効いてきます。
  • 保護者は、学校の方針を早めに理解しておく…アンケートに向けて、学校が大切にしている考え方に触れ、ご家庭の教育観を言葉にしておくと、当日ゆとりを持って書けるようになります。

世田谷小の入試は、ペーパーの点数だけで決まるものではありません。日々の生活や遊びの中で育つ「聞く力」「手先の力」「人と関わる力」が、そのまま考査の土台になっていきます。ここは、ご家庭でコツコツと積み上げていける部分です。

一方で、合格後の抽選のように、努力だけではどうにもならない運の部分も残ります。だからこそ、積み上げられるところは着実に準備し、運の部分は気持ちを楽に構える——そんなバランスが、親子にとって無理のない受験につながるのではないでしょうか。お受験プリントでは、お話の記憶や巧緻性、生活常識やマナーといった「積み上げられる部分」を、ご家庭のペースで進められる教材でお手伝いできればと思います。

東京学芸大学附属世田谷小学校の公式情報

学校目標・教育目標

学校が掲げる教育目標は「一人一人の児童が、その個性を伸ばして最高の自己実現を期し、民主社会の進展に寄与する有意な国民となるよう指導する」というものです。あわせて学校教育目標を「子どもが、人やもの、こととの豊かなかかわりを通して、自律性と共存性を高め、相互啓発的な生き方を追究していけるようにする」と定め、子どもたちにも伝わるよう「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」という言葉で表現しています(出典:公式サイト)。

本校の使命と特徴

世田谷小は、一般の小学校と同じように公教育(初等普通教育)を行うと同時に、東京学芸大学教育学部の附属校として、次のような使命を担っています(出典:公式サイト「本校の存在意義」)。

  • 教育理論の実験的研究と、その実証を行うこと
  • 東京学芸大学の学生に対する教育実習の指導を行うこと
  • 地域との連携を図ること

つまり世田谷小は、「よりよい小学校教育とは何か」を研究・発信する実験校としての性格を持ち、この点が公立・私立の小学校とは異なる独自の立ち位置になっています。地域連携の一環として、登下校を見守る取り組みなども行われているようです。

特色のある教育・研究

近年の世田谷小は「学びを自分でデザインする子ども」を研究のテーマに掲げ、文部科学省の指定研究として、学びの場を「Home(ホーム)」「Laboratory(ラボラトリー)」「Class(クラス)」の3つの領域に分けた新しい教育課程に取り組んできました。子ども自身が学びを選び、体験を通して考えを深めていく——座学中心ではなく、体験・調べ学習・仲間との交流を重視する授業づくりが特徴とされています。ユニークな授業実践で知られる先生が在籍していることでも話題になる学校です。

また、学校長の挨拶では、明治時代から受け継がれてきた「マジメ」という言葉を大切にしていることが語られています。派手さよりも、まじめに学び合う共同体でありたい——そうした姿勢が、のびのびとした校風の土台にあるようです(出典:公式サイト・学校長挨拶)。

沿革

世田谷小の歴史は古く、明治9年(1876年)に東京府小学師範学校附属小学校として開校したのが始まりです。その後、校名や所在地の変更を重ね、昭和26年(1951年)に現在の「東京学芸大学附属世田谷小学校」へと改称、昭和30年(1955年)ごろから世田谷区深沢に移りました。150年近い歴史を持つ、由緒ある学校です(出典:公式サイト・沿革史)。

本校を支える組織

世田谷小には、保護者による組織「青山会(PTA)」があり、学校行事の運営や広報などを支えています。研究校という性格上、公開研究会や教育実習など、保護者や地域の協力を得ながら進める活動が多いのも特徴です。

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共働き家庭が東京学芸大学附属世田谷小学校を選ぶ前に知っておきたいこと

東京学芸大学附属世田谷小学校は、研究校ならではの先進的な教育と、のびのびとした校風が魅力の学校です。国立ということで学費の負担が私立より大幅に軽く、給食もある——共働き家庭にとってうれしい要素がそろっています。

一方で、校内の学童(アフタースクール)がない、通学が最寄り駅からバス便中心になる、研究校ゆえに保護者の関わりが多め、といった点は、志望に加える前に把握しておきたいところです。ここでは、メリットと注意点を正直に整理します。

共働き対応チェック一覧

チェック項目状況ひとこと
給食給食あり。納付金に給食費が含まれます(お弁当づくりの負担が軽い)。
学童・アフタースクール✕〜△校内の学童はなし。区の放課後事業は区立小の児童が主対象のため、民間学童・シッター等の手配が現実的。
系列校エスカレーター卒業生の約8割が附属世田谷中へ進学とされるが内部試験あり。全入ではありません。
大学まで一貫附属高校までのルートはあるが、附属高から東京学芸大への優先入学制度はなく、大学附属ではありません。
通学(最寄駅)深沢エリアで最寄り駅から距離あり。駒沢大学・都立大学・自由が丘等からバス便が中心。
学費国立のため授業料は無償。初年度はPTA・教材・施設・給食費等でおおむね25〜30万円程度とされ、私立(初年度100万円超)より大幅に安い。
保護者参加機会研究校ゆえ公開研究会・教育実習・PTA活動など、保護者の関わりは多めとされます。
受験での共働きの扱い保護者面接はなく、就労状況を直接問う面接もありません(アンケートのみ)。

共働き家庭にとってのメリット

  • 学費が国立水準で軽い…授業料は無償で、初年度の諸費用もおおむね25〜30万円程度とされます。私立小の初年度100万円超と比べると、負担は大きく違います(金額は年度により変動します)。
  • 給食がある…毎日のお弁当づくりが不要なのは、朝の時間が限られる共働き家庭には大きな助けです。給食費は納付金に含まれています。
  • 受験の場面で共働きが不利になりにくい…世田谷小は保護者面接がなく、当日のアンケートも就労状況を直接問う内容ではありません。共働きであること自体が評価に響く心配は、比較的小さいと考えられます。
  • 進学の見通しが立てやすい…隣接する附属世田谷中への内部進学の道があり(試験あり)、中学受験の負担を一定和らげられる可能性があります。

共働き家庭が特に注意すべき点

  • 校内の学童・アフタースクールがない…放課後の預け先は各家庭で手配する必要があります。世田谷区の放課後事業(新BOP等)は区立小の児童が主な対象のため、国立小に通う場合は民間学童やシッターの利用が中心になりがちです。
  • 通学がバス便中心…深沢は最寄り駅から距離があり、低学年のうちは通学の負担や付き添いを考えておく必要があります。入学前に、実際の時間帯で通学経路を歩いてみると安心です。
  • 保護者の関わりが多め…研究校という性格上、公開研究会や教育実習、PTA活動などで学校に足を運ぶ機会が多くなることがあります。平日の対応が難しい家庭は、祖父母や外部サポートの体制も想定しておきたいところです。
  • 一貫は”約束”ではない…内部進学には試験があり、大学附属でもありません。「エスカレーターで大学まで」という前提では考えないほうが安全です。

放課後サポートの選択肢

世田谷小の所在地周辺(世田谷区・目黒区・大田区)では、次のような放課後サポートが選択肢になります。

  • 世田谷区の放課後事業(新BOP等)…主に区立小学校の児童が対象です。国立小の児童が利用できるかは制度により異なります。
  • 民間学童…三軒茶屋・自由が丘周辺など、世田谷小の児童を受け入れている民間学童があります(学習指導や送迎付きのところも)。
  • ファミリー・サポート・センター/ベビーシッター…送迎や短時間の預かりに対応する制度・サービスがあります。

※制度の対象や内容、費用は変わることがあります。利用にあたっては、必ず各自治体・各事業者の最新情報をご確認ください。

アンケート・保護者作文での共働きの伝え方

世田谷小には保護者面接がないため、家庭の考えを伝える場は当日の保護者アンケートが中心になります。共働きであることは、隠す必要のあることではありません。むしろ、限られた時間・限られた文字数の中で、ご家庭が子育てで大切にしていることや、学校の方針への理解を、簡潔に誠実に書けることが大切です。

記述式は時間との勝負になりがちなので、学校が大切にしている教育観にあらかじめ触れ、「わが家はこう考えている」という軸を言葉にしておくと、当日あわてずに書けます。共働きだからこそ、日々の限られた時間の中で子どもとどう向き合っているかを、具体的なエピソードで伝えられると説得力が増します。

この学校を選ぶべきかの判断基準

向いている家庭

  • 通学区域(世田谷区・目黒区・大田区の指定地域)に住んでいる
  • 先進的・体験的な教育に魅力を感じ、家庭でも学習や生活の習慣を支えられる
  • 放課後の預け先(民間学童・シッター等)を手配できる、または祖父母等のサポートがある
  • 「大学まで一貫」ではなく、中学以降も改めて進路を考える前提を受け入れられる

慎重に検討すべき家庭

  • 通学区域外に住んでいる(受験のための一時転居は原則不可)
  • 校内学童がないと放課後の預け先を確保しづらい
  • 平日の学校行事・研究活動への参加が難しく、代わりの体制も組みにくい
  • バス便中心の通学が、家庭の生活リズムに合いにくい

世田谷小は、環境・教育の質・学費の面で、共働き家庭にとって多くの魅力を持つ学校です。ただし放課後の預け先や通学、保護者の関わりといった「暮らしの動線」の部分は、事前の準備で印象が大きく変わります。ご家庭の状況と照らし合わせながら、無理なく通える形を描けるかを確かめておくと安心です。

共働き家庭向けのより詳しい比較は、【共働き×小学校受験】人気14校の共働き対応度を徹底比較もあわせてご覧ください。

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