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【無料の小学校受験問題】同図形発見問題の無料プリントと二人の子供達と乗り越えた方法
この記事では、私が子供たちに教えた際の経験をもとに、同図形発見の解き方、子供が苦戦したポイント、教えるのに苦労した点、我が家なりの教え方のポイントについて紹介させていただきます。
「同図形発見」は、多くの図形問題の中でも特に我が家で苦労した科目でした。
「同図形発見」は単なる図形の認識にとどまらず、観察力や集中力、さらには空間認識能力を育てる上で非常に重要な役割を果たします。
「同図形発見」に対する取り組み方や、具体的な教え方、そしてつまずきがちなポイントを詳しく解説することで、皆様の家庭学習に役立てていただけたら幸いです。それでは、我が家で実践した方法や工夫についてご紹介させていただきます。
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はじめに
「同図形発見」の重要性
「同図形発見」は多くの私立小学校で頻出となっている科目の一つです。
この問題は、図形の認識能力や観察力、空間認識を測るもので、我が家では非常に苦労しました。
「同図形発見」を克服するためには、単にプリント問題を解くだけではなく、日常生活の中でどれだけ図形に親しみ、自然に楽しみながら学べるかが大切です。
我が家の二人の子供達との取り組み
お姉ちゃんの時は初めての経験で、手探りで試行錯誤の連続でしたが、弟の時にはある程度「こうすればいいんだ」というコツが掴めていたため、教え方もスムーズに進められました。
それでも二人ともそれぞれの個性があり、同じ方法ではうまくいかないことも多々ありました。この記事では、その実体験を通じて学んだことをシェアしたいと思います。
そもそも「同図形発見」とは?
「同図形発見」とは
「同図形発見」は、複数の図形の中から同じ形の図形を見つけ出す問題です。
この問題は、一見すると簡単そうに見えますが、実際には子供の観察力、集中力、そして空間認識力を問う非常に奥深いものです。受験では、このような問題を通じて、子供たちが図形をどのように認識し、違いや共通点を見つける能力が求められます。
図形の形を認識するためには、いくつかのポイントに注目することが重要です。例えば、角の数や直線と曲線の配置、対称性など、図形の基本的な特徴を理解することが求められます。
これらを把握することで、子供たちは視覚的なパターンを効果的に認識し、同じ図形を見つけることが可能になります。
「同図形発見」はなぜ難しいのか
「同図形発見」の問題が難しい理由は、子供たちが形状の細かい違いに気づく力を発達させていないことが多いためです。幼い子供たちは、形の微妙な違いを認識するための観察力や空間認識能力がまだ十分に発達していない場合が多く、これは図形を扱う際に大きな障壁となります。
例えば、同じ形であっても、向きが変わっていたり、大きさが異なっていたりすると、子供たちはそれを「違うもの」と認識してしまうことがあります。特に、図形を回転したり反転したりすることで、元の形とは異なる印象を与えるため、子供たちは視覚的に混乱しがちです。その結果、回転や反転した図形を同一であると認識するのは、最初のうちはとても難しいと感じる子が多いです。
さらに、図形の一部が隠れていたり、複数の図形が重なっている場合、子供たちは部分的な情報に惑わされ、本来の形状全体を見逃してしまうことがあります。これは、視覚的に異なる部分に気を取られやすい幼い子供たちにとって特に大きな難点です。本質的な形の共通点を見つけるためには、個々の部分にとらわれず全体を俯瞰する能力が必要ですが、この能力は訓練を通じて徐々に育てていくものです。
また、「同図形発見」では、図形を比較する際に重要な要素として、対称性や回転対称性の理解も求められます。例えば、左右対称である図形を認識するには、左右の部分がどのように対応しているかを見極める必要があります。このような視点を持つことは、幼児にとって自然なものではなく、特に初期段階では丁寧に教えていくことが重要です。
加えて、図形が異なる要素で構成されている場合、それらの要素を統合して全体の形を理解する力も求められます。図形の分解と再構築を繰り返し行うことで、子供たちは部分と全体の関係性を理解しやすくなり、複雑な図形の理解にもつながります。このように、「同図形発見」は単なる視覚的な認識にとどまらず、空間的な操作や抽象的な思考も含んだ非常に総合的な課題であるため、子供たちにとって難しいと感じられるのです。
さらに、図形の一部が隠れていたり、重なっている場合も「同図形発見」の難しさを増す要因になります。視覚的に異なる部分に気を取られてしまい、本質的な形の共通点を見逃してしまうことがよくあります。このような問題を克服するためには、細かい部分だけでなく、全体の形を俯瞰して見る訓練が必要です。
「同図形発見」の種類
「同図形発見」には、いくつかの種類があります。代表的なものとしては、
- 回転図形: 同じ図形が異なる向きで描かれているものから同じものを探す。
- 回転図形の問題では、子供たちが図形を全体として認識することが求められます。例えば、時計回りや反時計回りに回転した場合でも元の形と同じであると理解する力を養います。
- この練習を行うためには、実際に図形を回してみることや、紙に描いた図形を回転させて比べるといった体験的な学習が有効です。
- 反転図形: 図形が左右に反転している場合も含めて同じものを見つける。
- 反転図形の認識は、左右対称や非対称性を理解する上で重要です。子供たちは反転された図形が元の図形と同一であることを直感的に理解するのが難しいため、鏡を使ったり、反転した図形のペアを探すゲームを通じて学ぶことが効果的です。
- また、図形がどのように反転しているのかを具体的に説明することで、視覚的な混乱を減らすことができます。
- サイズの違い: 大きさが異なっても形が同じ図形を発見する。
- 大きさが違う図形でも、形自体は同じであることを理解することは、スケーリングの概念を学ぶ良い機会です。大きいものと小さいものを並べて比較し、「形の特徴は何が同じで何が違うか」を言葉にして確認することで、形に対する理解を深めます。
- このタイプの問題を解くときは、サイズに惑わされずに図形のエッジや角度といった特徴を観察することが重要です。
これらのバリエーションによって、子供たちが異なる視点から図形を認識する力を養うことができます。
「同図形発見」の基本的な解き方や練習方法
「同図形発見」の基本的な解き方は、まず図形の特徴を詳細に観察することです。
具体的には、形状、角の数、直線や曲線の配置などを確認し、それらの共通点を見つけることが重要です。この際、図形の特徴を言葉で説明することで、視覚と聴覚の両方を使って記憶に定着させることができます。
以下の練習方法がおすすめです:
- 図形の特徴を観察する
- 図形を一つ一つ観察し、その特徴に着目します。例えば、角の数、直線や曲線の有無、どの部分が対称になっているかなど、図形のあらゆる要素を把握することが必要です。観察する際には、図形を指でなぞることでより感覚的に特徴を理解することができます。
- 図形を声に出して説明する
- 子供に図形の特徴を声に出して説明させると効果的です。「この図形は四角形で、4つの角がある」「この部分は曲がっている」といった具合に、図形の特徴を言葉にすることで、視覚と聴覚を連携させて理解を深めます。
- 回転・反転に慣れる
- 図形の回転や反転は、子供たちにとって難しい要素です。紙に描いた図形を実際に回転させたり、鏡を使って反転を確認させることで、回転や反転後も同じ形であることを理解させます。これは特に、「見た目が変わっても同じ形だ」という認識を深めるために重要です。
- 図形を分解して考える
- 複雑な図形の場合、子供が理解しやすいように図形をいくつかの基本要素に分解して考えることが大切です。例えば、星型の図形を三角形の集合として捉えることで、部分的に理解しやすくなります。図形を構成する基本的な形を理解することで、全体の図形もより分かりやすくなります。
- 色分けを活用する
- 図形の特徴を強調するために色分けを使うと、違いが明確になります。例えば、角の部分を赤色、直線の部分を青色に塗るなどして、視覚的に強調することで、子供たちは異なる要素により意識を向けやすくなります。
- 比較することを習慣化する
- 複数の図形を並べて比較し、違いや共通点を探す練習を繰り返します。この比較を通じて、「何が同じで何が違うのか」を具体的に理解する力が養われます。比較する際には、各図形の特徴を1つずつ確認し、それぞれを声に出して確認することで、子供たちの理解が深まります。
このようにして、「同図形発見」の練習を重ねることで、子供たちは図形の細部に気づく力、回転や反転を含む空間認識力、全体を俯瞰して見る力を向上させることができます。
子供が苦戦したポイント
我が家で「同図形発見」で特に苦戦したのは、回転や反転が絡む問題でした。
例えば、図形が回転している場合、それを元の向きと同じであると認識するのがとても難しかったようです。
お姉ちゃんは特に、図形がどちらの向きに回転しているのかを理解するのに時間がかかり、「見た目が違うから違う図形」と捉えてしまうことが多かったです。弟の場合は、図形の大きさが違うだけで混乱することがよくありました。
また、図形の認識において特に苦労した点は、次のような点です:
回転・反転した図形の認識
- 図形が回転や反転していると、同じ形であることを認識するのが難しく、子供たちはよく「見た目が違うから別の図形」と認識してしまうことがありました。
- この部分については、実際に紙を使って図形を回転させたり、鏡を使って反転を見せるなど、具体的な体験を通じて理解を深めました。
細部の違いに気づく力
- 発達段階では細かい部分の違いに気づく力が不足していることが多く、図形の一部が異なる場合、その違いを見逃してしまうことがよくありました。
- 例えば、線の長さや角度、模様の有無などの細かな違いを見つける練習が必要でした。
大きさや色の違いによる混乱
- 同じ形でも、大きさや色が異なると、それを別の図形として認識してしまうことがあります。特に色の違いに惑わされやすく、そのため「形の特徴を見て判断する」という基本を繰り返し教える必要がありました。
複雑な図形の分解・統合の難しさ
- 複数の要素が組み合わさった複雑な図形を分解して理解し、それと同じ形を見つけるのは高度な認識力を必要とし、ここでも一緒に図形を細かく見ていく作業が効果的でした。
まとめ
「同図形発見」は、幼児には非常に難しい科目です。
しかし、少しずつ練習を積み重ねることで確実に上達します。日々の生活の中に図形の観察や比較を取り入れ、ゲームのように楽しみながら学ぶことが、図形に対する理解を深めるための鍵となります。
また、焦らずに子供のペースを尊重することが大切です。子供それぞれの個性に合わせた方法でサポートすることで、図形の見分ける力を自然と身につけさせることができます。図形を通して小さな成功体験を積むことで、子供たちは自信を持ち、さらに挑戦しようという意欲を持つようになります。
この記事で紹介した練習方法やポイントが、これから小学校受験に向けて取り組むご家庭の助けになることを願っています。
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