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国府台女子学院小学部は、1960年(昭和35年)に開設された、千葉県市川市にある歴史ある私立小学校の一つです。
この記事では、難易度の指標として倍率や偏差値などに加え、公式サイトやパンフレットの情報をまとめました。受験を検討中の方はもちろん、学校研究の方にも参考にしていただけます。


まずは、国府台女子学院小学部がどのような学校で、入試がどのような流れで進むのかを一覧でご紹介します。詳しい難易度や対策のポイントは、このあとの章でじっくり見ていきます。
| 所在地 | 千葉県市川市菅野3-24-1/JR総武線「市川」駅より徒歩12分、京成本線「市川真間」駅より徒歩5分(学校公式サイト) |
| 創立・系列 | 母体の国府台女子学院は1926年(大正15年)創立、小学部は1960年(昭和35年)開設。中学部・高等部を擁する小中高12年一貫の女子校で、系列の大学はありません |
| 募集人数 | 女児 約80名(第1回・第2回入試の合計) |
| 受験資格 | 2020年4月2日〜2021年4月1日生まれの女児(2027年度) |
| 考査の構成 | ペーパーテスト・行動観察・親子面接。第1回は考査と面接が2日間に分かれ、第2回は同じ日に行われます |
| 倍率のめやす | 第1回は実質1.2倍前後、第2回は年により1.3〜1.9倍程度 |
入試は、次のような流れで進みます。
※日程・内容は変更となる場合があります。必ず学校公式サイト・最新の募集要項をご確認ください。
第1回入試の志願者数は例年110〜130名程度で推移しており、2026年度入試では第1回・第2回を合わせた応募者数が165名でした。募集人数は女児 約80名(第1回・第2回の合計)ですので、志願者数だけで見た倍率は2倍前後という計算になります。
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、比較のための「偏差値」は存在しません。系列の国府台女子学院中学部の偏差値は50(四谷大塚)とされています。模試によって基準が異なるため幅がありますが、いずれの指標でも千葉県内の女子校として安定した位置にあるようです。
小学校受験のペーパー試験では、「問題が分かるかどうか」だけでなく、
音声で条件を正確に聞き取れるか
制限時間の中で集中を切らさずに考え続けられるか
途中で迷っても、次の問題へ切り替えられるか といった“試験中の状態”が大きく影響します。
幼児にとって、音声を聞き取りながら条件を整理し、限られた時間の中で考え続けることは、想像以上に負荷のかかる作業です。
早い段階から「本番を意識したテンポや流れ」に触れておくことが、当日の安定感につながります。
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お受験プリントオリジナルの「全問音声付きプリント」は多くの先輩ママさんたちにご評価いただいてます。ありがとうございます!



youtubeの音声で時間の制限があるなかで練習できたので、本番の試験に向けて本格的に取り組むことができました。ありがとうございました。



本番の試験さながらに様々な問題をyoutubeの音声で解くことができて、力がつきました。時間の区切りがあるということを子供が理解しやすかったと思います。



youtubeの音声を男性、女性と選ぶこともでき、本番の時間に備えることができました。
国府台女子学院小学部は、千葉県市川市菅野にある私立の女子小学校です。JR総武線「市川」駅から徒歩12分、京成本線「市川真間」駅からは徒歩5分と、都内からのアクセスも取りやすい立地にあります。母体となる国府台女子学院は1926年(大正15年)の創立で、2026年に創立100周年を迎えました。小学部が開設されたのは1960年(昭和35年)、新入生33名からのスタートだったと沿革に記されています。
千葉県内の私立小学校の多くが共学であるなか、国府台女子学院小学部は県内で数少ない女子小学校として知られています。仏教(浄土真宗)の精神を土台に据えているのが最大の特色で、始業・終業時の合掌礼拝や仏教行事が日常のなかに組み込まれています。小学部・中学部・高等部の12年間を通した女子一貫教育を行っており、系列の大学はありません。1学年は約80名と小規模で、一人ひとりに目が届きやすい環境が保たれています。
国府台女子学院は、創立以来「敬虔」「勤労」「高雅」の三大目標を掲げています。公式サイトでは、それぞれ次のように説明されています。
そして、この三つの目標を実現するために必要な二つの心として「智慧(真理を探究する心)」と「慈悲(他者を思いやり慈しむ心)」が挙げられています。
小学部の教育方針は「人として、女性として。大切な根っこを、6年間で築き上げる。」というものです。小学部の6年間を知性や情緒の基礎を形成する大事な時期ととらえ、知る喜び・学ぶ楽しさを感じられる環境を整えるとともに、仏教の教えを通して感謝の心や思いやり、謙虚な心を養うと説明されています。
「根っこ」「土壌」という言葉が、副学院長挨拶を含め繰り返し使われているのが印象的です。この学校が何を大切にしているのかを短く言い表すなら、目に見える成果よりも、その下にある土台をつくることなのだと思います。面接資料や面接でご家庭の考えを伝えるときにも、この視点は手がかりになりそうです。
国府台女子学院小学部の入試は、2022年度入試から第1回・第2回の2回制になりました。募集人数の約80名は、第1回・第2回を合わせた数です。
第1回は、10月上旬から10月中旬にかけてWeb出願を行い、10月下旬にペーパーテストと行動観察、その翌日に親子面接という2日間の日程です。考査当日には、かかりつけ医に記入してもらった健康診断書と、手書きの「面接資料」を持参して提出します。健康診断書は提出日から3か月以内に発行されたものが有効とされていますので、逆算して受診の予定を立てておくと安心です。
第2回は、第1回の結果が出たあとに出願期間が設けられ、11月中旬にペーパーテスト・行動観察・面接をまとめて1日で実施します。第1回で残念な結果だった方が再度挑戦されることも、第2回から出願されることもあるようです。
面接の時間は、第1回では出願順の受験番号にしたがって指定されます。出願のタイミングによって集合時刻が変わる仕組みですので、ご家庭の予定と照らして考えておくとよいかもしれません。
考査はペーパーテスト・行動観察・親子面接の三本立てで、ペーパーが明確に課される学校です。運動(体力測定)や絵画・制作を独立した項目として課すタイプではありませんが、行動観察のなかに折り紙やハサミを使う作業、身体を動かす課題が含まれています。
いずれの回も午前中に実施され、第1回の考査は受験者を2回に分けて行われます。所要時間は長丁場ではありませんが、その分ひとつひとつの場面での集中が問われることになりそうです。
ペーパーテストは30分程度、枚数は17ページ前後が目安とされています。
出題例としては、次のようなものが挙げられています。
問題そのものの難易度は極端に高いわけではないようですが、この学校のペーパーには二つの特徴があると言われています。
ひとつは設問の言い回しが独特であること。たとえば「仲間はずれを探す」という一般的な聞き方ではなく、「同じようなものからできていないものを探しましょう」といった表現で問われることがあるようです。素材の共通点を考えさせる問い方ですが、初めて聞くと一瞬止まってしまう子は少なくないと思います。
もうひとつは解答時間が短めに設定されていること。とくに数量では、数える量に対して与えられる時間が短いという指摘があります。一度手が止まると立て直しが難しくなるため、正確さと同じくらい「迷わず取りかかれること」が効いてきそうです。
対策としては、難問に取り組むよりも、基本単元を短い時間で確実に処理する練習を重ねるほうが噛み合うように思います。そのうえで、いろいろな言い回しの問題文に触れておくと、本番で戸惑いにくくなるかもしれません。
行動観察では、集団でのゲームや指示にしたがう課題を通して、お子さまの様子が見られます。過去に出題されたものとして、次のような課題が挙げられています。
そして、この学校の行動観察を語るうえで外せないのが風呂敷包みです。国府台女子学院小学部では、入学後、体操着や制服を風呂敷に包んでしまうよう指導されています。公式サイトでは、これを「風呂敷で育む『始末の心』」として、きちんと包んでしまう行為を毎回繰り返すことで「始末の心」が自然と身につく、と説明しています。
つまり風呂敷包みは、入試のためのテクニックではなく入学後の学校生活そのものです。考査で持ち物の整理や包む作業が問われるのは、その延長線上にあると考えるのが自然だと思います。急ごしらえで形だけ覚えるより、日々のお手伝いのなかで洗濯物をたたむ、脱いだものをそろえる、といった習慣を積み重ねておくほうが、結果的に近道になりそうです。
集団のなかでの見られ方についても、主導権を握って引っ張るタイプよりも、周りに合わせて動ける協調性が重視される傾向があると言われています。また、課題そのものの出来だけでなく、その前後の待ち時間や移動の様子まで見られているという指摘もあります。「うまくできること」より「最後まで気持ちを切らさないこと」を、ご家庭でも声をかけてあげられるとよいかもしれません。
面接は親子で受ける形式で、先生2名に対して保護者とお子さまが向き合い、時間は約10分とされています。第1回は考査の翌日、第2回は考査と同じ日に行われます。
過去に聞かれた質問例としては、次のようなものが挙げられています。
保護者への質問
お子さまへの質問
お子さまへの質問に、生活のマナーや公共交通機関でのふるまいが繰り返し登場するのが、この学校らしいところです。多くの児童が電車やバスで通学することを考えれば、学校側が確かめたいことは想像がつきます。付け焼き刃で答え方だけ整えるのは難しい領域ですので、日頃のお出かけのなかで「どうしてこうするのかな」と一緒に考える時間を持てるとよさそうです。
保護者への質問では、仏教校であること・女子校であることをどう受けとめているかが直接問われます。ここは避けて通れない部分ですので、ご夫婦で一度言葉にしておかれることをおすすめします。
国府台女子学院小学部には、いわゆる願書がありません。出願はWeb上で行い、その代わりに手書きの「面接資料」を考査当日に持参して提出します。この学校の“名物”と呼べる部分です。
2027年度の面接資料には、次のように記されています。
※本資料は面接時の参考といたします。ご家庭での具体的なエピソードや日頃の様子が伝わるようご記入ください。
記入項目は次の3点です(このほかに、学校を知ったきっかけを選ぶ欄があるとされています)。
A4用紙1枚、全体で400字弱という分量です。決して長くはありませんが、だからこそ書き方に差が出ます。
注目したいのは、学校自身が冒頭で「具体的なエピソードや日頃の様子が伝わるように」と明記している点です。理念に共感していますという抽象的な言葉より、実際にあった出来事を書いてほしい、というメッセージだと読めます。しかも項目3は「大切にしてきたこと」だけでなく「お子様の変化や成長」までを求めています。つまり、ご家庭の方針を書いて終わりではなく、その結果としてお子さまがどう育ったかまで書ききる必要がある、ということです。
そして面接資料は、そのまま面接の土台になります。書いた内容は読み込まれたうえで質問される前提ですので、書けないことは書かない、書いたことは語れるようにしておくというのが基本になりそうです。志望動機については、学校説明会や見学会、学院祭で実際に見聞きしたことを織り込めると、自然と具体的になります。9月にも説明会と見学会が予定されていますので、間に合う方はぜひ足を運んでおかれるとよいと思います。
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内部進学について。卒業生の多くが系列の中学部へ進学しており、90%台という数字が複数の情報源で示されています。ただし内部進学は自動的なものではなく、平素の学習成績と認定テストをもとに判断されるとされています。また、外部の中学を受験する場合の取り扱いについては、内部進学との併願ができないという説明も見られます。ご家庭の進路方針に直結する部分ですので、学校説明会などで直接ご確認いただくのが確実です。
12年一貫だが、大学はありません。中学部・高等部までは系列で進めますが、その先は大学受験に向き合うことになります。高等部からは9割以上が四年制大学に進学しており、早慶上理やGMARCHへの合格者も多く出ています。「一貫校だから受験がない」という学校ではない、という点は最初に押さえておきたいところです。
生活指導は丁寧に行われます。身だしなみや公共交通機関でのマナーについては、しっかりした指導があるようです。これを安心材料と受けとめるご家庭もあれば、窓屈に感じるご家庭もあると思います。学校見学では授業の様子も見られますので、実際の雰囲気を確かめてから判断されるのがよさそうです。
仏教行事が学校生活の一部です。合掌礼拝や成道会・涅槃会・報恩講といった行事、12月の寒天鍛錬(早朝に走る鍛錬行事)など、仏教校ならではの営みが年間を通してあります。特定の宗派の信仰を求められるわけではありませんが、こうした行事に価値を感じられるかどうかは、志望を決めるうえで大きな要素になりそうです。
国府台女子学院小学部の入試は、奇をてらった出題で驚かせるタイプではありません。基本的な単元を、決められた時間のなかで、落ち着いて解ききれるか。集団のなかで、指示を聞いて、周りと歩調を合わせられるか。そして、ご家庭が何を大切に育ててこられたかを、短い言葉で伝えられるか。積み上げた分がそのまま表れやすい入試だと思います。
とはいえ、当日の体調や、たまたま隣に座ったお友達との相性のように、どうにもならない部分があるのも事実です。すべてをコントロールしようとすると、親子ともに苦しくなってしまいます。積み上がる部分にきちんと手をかけて、あとは当日のお子さまを信じる。そのくらいの構えが、結果としていちばん力を発揮しやすいのではないでしょうか。お受験プリントでは、その「積み上がる部分」をご家庭で進めやすい形に整えたプリントをご用意しています。よろしければ、日々の練習にお役立てください。




創立以来掲げられている三大目標は「敬虔・勤労・高雅」です。公式サイトでは、敬虔を「自己中心性を捨て、謙虚にわが身を振り返る素直な気持ち」、勤労を「自分から進んで皆のために身体を働かせるという実践を通じ、自らの心性を高めること」、高雅を「敬虔な心と勤労を通じて自らの心身を整え、人間性と気高い品格を備えた状態」と説明しています。
これらを実現するために必要な二つの心が「智慧」と「慈悲」です。智慧は真理を探究する心、慈悲は他者を思いやり慈しむ心を指すとされ、この二つは兼ね備えてこそ意味を成す、と述べられています。


公式サイトには、学院全体のスクールミッションとして、仏教の根幹である「智慧」と「慈悲」の精神を涵養することに加え、国際化・情報化が進む社会に適応する知識と技能を体得させ、実社会でも協調・協働して活躍できる女性の育成を目指す、と掲げられています。
あわせて、入学者受け入れに関する方針(アドミッションポリシー)として、次の点が示されています。
さらに、多くの友と協調して楽しい学校生活を送ることを希望する生徒を待っている、と結ばれています。「実践できる」「協調して」という言葉が入っているのは、考査の設計を考えるうえでも参考になる部分だと思います。


小学部の教育は、「智慧」に対応する学習指導と、「慈悲」に対応する情操教育の二本立てで説明されています。
学習指導
情操教育
また、関東地区私立小学校連合会に掲載されている情報によれば、研究テーマを「主体的により深く、学び合う授業をめざして〜ICT機器と図書館の活用の両立を〜」として授業実践を重ねており、高学年の算数にはTT(ティーム・ティーチング)を配置、国語・算数・社会・生活以外の教科には専任教員を配置しているとされています。読書教育では文部科学大臣表彰を受けています。
(出典:学校公式サイト「学習指導」/関東地区私立小学校連合会)
公式サイトでは、小学部の一日が次のように紹介されています。
| 7:50 | 登校(親鸞聖人の幼年像への合掌から一日が始まります) |
| 8:15 | 朝の読書 |
| 8:40 | 授業 |
| 12:20 | 昼食(お弁当) |
| 13:10 | 清掃 |
| 14:30 | アフタースクール |
給食はなく、お弁当を持参する形です。清掃が時間割のなかに明確に位置づけられているのも特徴で、1年生から丁寧な指導があるとされています。
(出典:学校公式サイト「学院の一日」)
仏教校ならではの行事が、年間を通して組み込まれています。
3年生が華やかな装束と宝冠を身につけてお稚児さんとして会場を練り歩く行事もあり、写真で見ると学校の雰囲気がよく伝わってきます。
(出典:学校公式サイト「学校行事」)
2011年から2013年にかけて中学部・高等部新校舎、寿光殿、小学部新校舎、菅野キャンパスが順次竣工しており、比較的新しい環境が整っています。2026年4月には創立百周年記念館が竣工しました。
公式サイトでは小学部校舎について、図書館を中心にしたレイアウトや木の温かみを感じさせる内装など、学習空間の随所に「智慧」と「慈悲」の理念が息づいている、と紹介されています。このほか、グラウンド、プール、PC教室、わくわくホールなどが備えられています。
(出典:学校公式サイト「学校紹介」「沿革」)
国府台女子学院小学部は、12年一貫の落ち着いた環境と、校内にアフタースクールがあるという点で、共働きのご家庭にとって検討しやすい条件が揃っている学校です。学費水準も首都圏の私立小学校のなかでは抑えめで、駅からのアクセスも良好です。
一方で、給食がなくお弁当を毎日用意する必要があること、在校生の共働き比率がそれほど高くないとされること、行事や保護者の関わりが少なくないことなど、事前に把握しておきたい点もあります。ここでは、良いところも大変なところも、なるべく率直に整理します。
| チェック項目 | 状況 | ひとこと |
| 給食 | ✕ | 給食はなくお弁当持参です。外部業者による注文弁当のサービスがあるようですが、小学部での利用可否は学校にご確認ください |
| 学童・アフタースクール | ◎ | 校内にアフタースクールがあり、放課後と長期休みの預かりに対応。平日は17時40分ごろまで、長期休暇中は8時20分ごろから利用できるとされています |
| 系列校エスカレーター | ◎ | 中学部へは例年90%台が内部進学。ただし平素の成績と認定テストで判断されるため、保証されたものではありません |
| 大学まで一貫 | ✕ | 小中高12年一貫で、系列の大学はありません。高等部から大学受験に向き合うことになります |
| 通学(最寄駅) | ◎ | 京成本線「市川真間」駅から徒歩5分、JR総武線「市川」駅から徒歩12分。市川駅・松戸駅からバス「菅野六丁目」下車すぐ |
| 学費 | ◎ | 令和9年度は入学手続き時236,500円、月額45,400円。首都圏の私立小学校としては抑えめの水準です |
| 保護者参加機会 | △ | 授業参観、個人面談、運動会、学院祭など、年に数回の登校機会があるとされています |
| 受験での共働きの扱い | ◎ | 面接では保護者の仕事内容が質問例に挙がっていますが、共働きが不利に扱われるという情報はありません |
| 土曜授業 | △ | 土曜日にも授業日があるようですが、頻度は公表情報から確認できませんでした。説明会などでご確認ください |
これが最大の安心材料です。外部の学童を探して契約し、移動の手段を考える、という手間がかかりません。単なる預かりではなく、宿題のサポートや学習教室、ネイティブ講師による英語のアクティビティ、理科実験や工作などのプログラムも用意されています。放課後の時間が「なんとか埋める時間」ではなく「学びの時間」になっているのは、働くご家庭にとってありがたい設計だと思います。長期休みにも開室しています。
令和9年度の納付金は、入学手続き時が236,500円、月額が45,400円です。年額に直すと544,800円程度で、初年度の合計はおよそ78万円という計算になります。首都圏の私立小学校の水準から見ると、かなり良心的な部類です。中学部・高等部と12年間続くことを考えると、この差は積み上がっていきます。
なお前年度は入学手続き時が186,500円でしたので、施設費の見直しにより増額されています。最新の金額は必ず公式でご確認ください。
京成本線「市川真間」駅から徒歩5分という距離は、低学年のお子さまが一人で通うことを考えると大きな利点です。JR市川駅からも徒歩12分、バスなら「菅野六丁目」下車すぐ。都内からの通学者も多く、朝の動線が組み立てやすい立地です。
中学受験の時期に、家族総出で塾通いを支える必要がない、というのは共働き家庭にとって非常に大きい要素です。例年90%台が系列の中学部へ進学しています。ただし成績と認定テストで判断されるため、日々の学習を家庭でも見ていく必要はあります。
登下校時にメールで通知が届く仕組みがあり、携帯電話の持ち込みも申請により認められているとされています。職場から子どもの動きが把握できるのは、共働きには実務的にありがたい部分です。
給食がないため、毎日お弁当を用意することになります。在校生の保護者の声にも、朝の準備の大変さを挙げるものがあります。外部業者による注文弁当のサービスは存在するようですが、小学部で日常的に利用できるかどうかは公表情報からは確認できませんでした。ここは志望を決める前に、必ず学校に直接ご確認いただきたい項目です。
情報源によっては、在校生に共働き家庭はそれほど多くない、という記述が見られます。制度として不利になるわけではありませんが、平日の行事や保護者の集まりが「参加しやすい前提」で組まれている可能性はあります。説明会で、平日行事の頻度や欠席時の扱いを聞いておくと、入学後の見通しが立てやすくなります。
授業参観、個人面談、運動会、学院祭など、年間を通していくつかの登校機会があります。学院祭は小・中・高合同の大きな行事で、児童も準備に関わります。有給休暇の使い方を年度はじめに設計しておくと安心です。
国語と算数の基礎学力の習熟を重視し、家庭学習の充実を図ると公式に明記されています。宿題やノートを先生方が丁寧にチェックしてくださるという評判がある一方で、それは家庭でも見る必要があるということでもあります。平日夜の時間の使い方は、あらかじめ考えておかれるとよいと思います。
高等部から先は大学受験です。中学受験の負担がない代わりに、高校生活の後半で受験期がやってきます。長い目で見たときの家庭のサポート体制は、一度想像しておかれるとよいかもしれません。
校内のアフタースクールが基本の受け皿になりますが、閉室時間の後や、事情でアフタースクールを利用できない場合に備えて、地域の選択肢も知っておくと安心です。
いずれも制度の内容や料金、受け入れ条件は変わることがあります。最新情報は各機関に直接ご確認ください。
国府台女子学院小学部の面接では、保護者に対して仕事の内容が質問例として挙がっています。つまり、働いていることを前提とした会話が想定されているということです。共働きであることを隠す必要はまったくありません。
大切なのは、働きながらどうお子さまと向き合ってきたかを、具体的に語れることだと思います。面接資料には「子育てにおいて、ご家庭で一番大切にしてこられたこと」と「お子様の変化や成長」を書く欄があります。限られた時間だからこそ、この時間だけは必ず一緒に過ごす、と決めていることがあるなら、それはとても伝わりやすいエピソードになります。
たとえば、朝の10分だけは必ず一緒に本を読む。週末は必ず親子で買い物に行き、レジで自分でお金を渡す経験をさせている。そうした小さな積み重ねのほうが、「時間をたっぷりかけています」という説明よりも、はるかに説得力があります。学校側も、量ではなく質を見ているはずです。
また、送り迎えや行事参加の体制について聞かれた場合は、正直に、かつ現実的に答えるのがよいと思います。祖父母の協力やアフタースクールの利用予定など、実際に回る形が示せれば十分です。
向いているご家庭
慎重に検討したいご家庭
条件だけを並べれば、共働きにとって国府台女子学院小学部は決して選びにくい学校ではありません。むしろアフタースクールと学費、通学のしやすさという三点は、かなり強い材料です。引っかかるとすれば、お弁当と平日の行事という、日々の運用の部分でしょう。
ここは説明会や見学会で実際に聞いてみるのがいちばんです。9月にも説明会と見学会が予定されています。パンフレットや口コミではわからない「うちの生活で回るかどうか」の感触は、行ってみて初めてつかめるものだと思います。
共働き家庭向けのより詳しい比較は、【共働き×小学校受験】人気14校の共働き対応度を徹底比較もあわせてご覧ください。



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