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国立学園小学校の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ

国立学園小学校_倍率_偏差値_難易度

※当サイトは一部内容を文部科学省子供たちの未来を育む家庭教育国立教育政策研究所を参考にしています。お受験プリントのプリントは理英会さんの「ばっちりくんドリル」、こぐま会さんの「ひとりでとっくん」シリーズの補助として活用いただけます。

学園都市として知られる東京都国立市に位置する国立学園小学校は1926年に設立された共学の私立小学校です。

この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。

目次

国立学園小学校の難易度:倍率・偏差値

国立学園小学校の倍率

国立学園への入学志願者は例年250名ほど(2023年は262名)で、定員が105名ですので、倍率は2.5倍前後という計算になります。

国立学園小学校の偏差値

小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しません。また、国立学園小学校は系列中学校もないため、系列中学からの偏差値考察は難しいですが、直近(2023年度)で合格者数が最も多かった西武学園文理中学の偏差値は61となっています。(首都圏模試センター参考

国立学園小学校の関連動画

国立学園小学校の公式情報

自ら学び、共に学ぶ。

子どもたちは朝、登校すると一目散に校庭に飛び出し元気に遊びます。

教室では積極的に自ら考え、自ら学びます。

友だちとは、共に学び、助け合う心のやさしさを大切にしています。

伸びやかな学校生活、これが国立学園小学校です。

パンフレットより

授業を通して子どもが輝く学校に

パンフレットより

私は「やる気のない子どもはいない」と思っています。

やる気のないように見える子どもは、どうしたらいいのかが分からなくて、ちょっと立ち止まっているだけなのです。

私は学校の授業を通して、子どもが自分で問題を見つけ、自ら学び、考え、判断し、行動していくことができる子どもを育てて行きたいと考えています。そのためには、「できる」「分かる」という観点からだけの授業づくりではなく、「なるほど」「面白い!」といった感動のある授業を創っていくことが大切です。

なぜなら、子どもは知識や技能、あるいは考え方を、授業の中での先生や子どもとの話し合いや、子どもどうしのやりとりを通して、理解したり、授業の状況や雰囲気と共に身に付けたりするからです。つまり、授業の面白さに触れていくことができるということです。

その観点から考えてみると、授業の中では考えるよさを味わうには、「考えたくなる場」や「考えてよかった」「表現してよかった」と感じる展開を創っていくことが必要です。私たちはそうした授業を実践するために、日々研究を重ねています。

ただ、実際は上手くいかないこともあります。だから、そのことを振り返る時間を取ります。子どもはいろいろな経験や失敗をバネにして成長して行くからです。それを待つ姿勢を持つことが、子どもの輝きを創り出すことにつながって行きます。

国立学園小学校の学習指導

子どもたちは、自ら考え、自ら学びます。

みんなとても明るく、元気ハツラツです。

パンフレットより

子どもたちが成長していく過程で、未知の出来事に遭遇した時に大切なことは、6年間でしっかりと身につけた「自ら考え、自ら学び、自ら行動する」力です。

学ぶ力をさらに伸ばす本校の強さは、専門の教科を専任が担する教科担任制です。

教科担任制のよさは、担当の教科を探究できるところにあります。

そして、質の高い授業を多面的、継続的に実践できます。

また、一人の子どもを複数の教師の目で見守り、評価できるという利点もあります。

1~2年生は

芸術科目に教科担任制を導入。豊かな感性が身につきます。

1年生は、部分的に教科担任制がスタートします。国語、算数、生活、しらかばの時間は学級担任が担当し、芸術科目の音楽、図工、そして、体育、英語、読書の学習はそれぞれの専任教師が担当します。

2年生になると学校生活もすっかり慣れ、もう立派な先輩です。

1年生で学んだ基礎学力が定着し、1年生の子どもたちに遊具の使い方など教え、専用ベランダでは野菜を育てるなどをして、不安そうな入学時からは見違えるような大きな成長が見られます。

3~4年生は

元気な声が教室内に響き渡ります。4年生は全教科で教科担任制を実施。

3年生からは、高学年校舎へ移動します。校舎の使い方を学び、教科も理科が教科担任制となり、充実した授業が実践されていきます。新しいクラス編成で友だちをたくさん作り、友だちの良い所を見つけます。4年生からは、すべての教科を専任の教師が受け持つようになり、専科制の授業が展開されます。授業はさらに充実し、子どもたちは益々元気ハツラツとなります。放課後の使い方を考え、高原学校で

5年生からいろいろと学び、自立に芽生えて頼もしくなっていきます。

5〜6年生は

学ぶ意欲が大きな力となる。低学年には、憧れの存在になります。

5年生からの算数は、二人の専任教師が担当となります。クラブや委員会活動に積極的に参加するようになり、奉仕活動にも進んで取り組みます。高原学校では4年生にいろいろなことを教えます。

6年生からは国語も二人の専任教師が担当となり、中学進学に向けた学力をつけていきます。また、最高学年として自覚を持ち、低学年のお手本になる行動を心がけます。

パンフレットより

6年生は夢に向かって中学進学の準備をします。

よく考え、自ら学ぼうとする意欲を持った子どもを育成していくことに主眼を置き、質の高い授業を実践していきます。

6年生になると子どもたちは、友だちと共に学び、助け合いながら中学進学の準備を進めます。そして自分と向き合い、自分を高め、自分の将来について真剣に考える頼もしい子どもに成長します。

教科担任制の魅力

  1. 一人の子どもを多くの教師の目で見ることで、一人の子どもを多面的に捉え、子どもの個性を見出し、可能性を広げたり伸ばしたりすることができます。
  2. 一人の教師が複数の教科を持たないので、自分の時間を生かした教科の研究ができ、より広く深く余裕を持って、子どもと接する授業が展開できます。

国語科

言葉を大事にしながら授業を進めています。「読む、書く、話す、聞く」の活動を通し、友だちを理解し、仲良く関わりながら、言葉の力を広げたり、深めたりしています。

社会科

本や資料をただ覚えるのではなく、実際に足を運び、自分で見たことを大切にし、分かったことや疑問に思ったことをポスターや新聞にまとめる力を大事にしています。

算数科

ただ答えを出すことを求めるのではなく、答えに至る過程を重視して、一つの考えを広げたり、深めたりする授業を展開し、考え方の共有化を図っています。

パンフレットより

理科

自然に親しみ、観察や実験を通して、観たことや感じたことを大切にしています。周りの意見や考えにも耳を傾けることを大事にして、観察力や洞察力を育てています。

生活科

1年生では1年間かけて、校庭の木や植物を観察し、四季の変化を感じます。2年生では畑で作ったさつまいもを焼きいもにして食べたり、つるを使ってリースを作ったりしています。

読書科

1年生から3年生まで、司書教諭による授業が週一回、図書室で行われています。このことで子どもたちには、本に親しみ、より身近に本を楽しむ習慣がしっかりと身についてきます。

音楽科

歌唱指導で歌心を育て、その歌心をもとに器楽学習では教え合ったり、共感したり、ぶつかり合ったりしながら、自分たちで音楽を創り上げることを大切にしています。

パンフレットより

図工科

平面や立体の作品づくりを通して、自分らしさが表出できる時間と場を大事にしています。学年ごとにテーマを決めて一つの作品に仕上げ、「東初協作品展」に出品しています。

ICT教育

iPadを文房具だけでなく、思考を助け引き出すことに活用することで、個に応じた学びで力を伸ばし、仲間と共に高め合い、さらに深い探究の学びへとつなげていきます。

体育科

できるだけ体を動かし、丈夫な体と心を育てています。授業の中では子どもたち同士が教え合い、励まし合いながら取り組む時間を大切にしています。マット運動もできるようになります。

英語科

日本人教師とネイティブ教師の2名で、耳から入る音を大事にして、積極的に声に出すことを大切にしています。

また、「音を聞いて書く」ことも取り入れています。

学校行事

パンフレットより

1・2年生 見るもの聞くもの、みんな初めてのことばかり。一日一日頼もしく成長します。

1・2年生で大切にしていることは、学校生活のルールを教えていくことです。授業に臨む態度や友だちとの関わり方、校庭の使い方など、自分が学校の中でどうしていったら良いかを考えさせます。ここから充実した学校生活がスタートします。

もちつき

初めてのもちつき体験です。

つきたてのもちは、温かくてやわらかくて、とてもおいしいです。

1・2年生の生活の授業の中で、もちつきを行います。もち米を蒸して、それを白の中に入れて、杵でついて、もちになっていく様子を観察します。また、一人ずつ実際に杵をついて、出来立てのもちをみんなでおいしくいただきます。

おもちゃまつり

どのように遊ぶのか。

1年生にも分かるように2年生が説明していきます。

2年生が「おもちゃまつり」を企画して、自分たちでおもちゃを作ります。そして、教室全体にお店を開いて1年生を招待します。

それぞれのお店で、1年生に楽しんでもらえるように丁寧にやり方を説明します。

1年生は初めての経験にわくわく、ドキドキです。

やきいも

2年生が大切に育てたさつまいもで、やきいも会。ペアの1年生に優しく接する2年生が頼もしく見えます。

「やってあげる」ではなく、「できるように」教えて見守る2年生。校庭の落ち葉を集めて焼いたさつまいものおいしさに、思わず笑みがこぼれます。大きい方のやきいもを手渡された1年生は、2年生の優しさもしっかりと受け継ぎます。

パンフレットより

3・4年生 学ぶ力と心の力がしっかりと身についてくる頃です。自分の世界も広がっていきます。

3年生ではクラス替えがあるので、まず友だちと積極的に関わり、友だちのことをよく知ることを大切にしています。そして、4年生では、友だち同士を認め合い、一緒に活動する時間を多く持つことで友だちがよりたくさんできるようにしています。

サマースクール

夏休みの一日、学校に泊まります。

夜の学校の探険は、わくわく、ドキドキ!興味津々です。

夏休みの一日、クラスごと学校に泊まります。プールで遊んだり、肝試しをしたりします。夕食の係分担、クラスの時間など、一日をどのように過ごすか、すべて自分たちで話し合って決めます。みんなで作ったカレーライスの味は最高です!

異学年交流

下級生に何をしてあげられるか。

異学年交流の場から人を思いやる心が育まれていきます。

1・6年、2・4年、3・5年、4・5年でペアを作り、遠足や高原学校に行っています。また、木曜日の朝の会に「児童集会」があり、2学年が一緒になってゲームをしたり、クイズをしたりして楽しみ、朝の体育館は元気がいっぱいです。

パンフレットより
パンフレットより

5・6年生 学ぶ力と心の力が身につき、子どもたちに自立する姿が見られるようになります。

5年生からクラブ、委員会活動が始まります。学校生活がさらに楽しく、充実したものになるように、奉仕の精神で仕事をします。6年生では、さらに学校生活の中心としての役割を担い、自立を意識させ、より積極的に活動するようにしていきます。

高原学校

一日のスケジュールを組み、どこにハイキングに行くのか、何をするのかなどを決めます。

4・5年生男女20人が一つの班になり、2泊3日の生活を共にします。その中で飯盒炊さんを子どもたちだけで行い、カレーライスを作ります。

キャンプファイヤーでは、係が司会をし、歌と踊りで盛り上げ、この高原学校が子どもたちのよき思い出となります。

班活動では、大平山や忍野八海へのハイキング、風穴・氷穴・コウモリ穴への探検などの中から、班の人たちと相談して、一日をどう過ごすか決めていきます。4年生をリードする5年生の姿を見て、多くを学びます。

修学旅行

事前に、目的地までどの交通機関を利用するか、どのように活動するかを話し合っておきます。

広島の平和記念公園に行きます。まず最初に被爆体験講話を聞き、原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さを改めて考えます。その後、班ごとに計画を立てておいた通りに、平和記念資料館と平和記念公園内の碑を見学し、みんなで平和を祈念します。

学校生活

パンフレットより
パンフレットより

進学指導 12歳の選択をして、自ら中学進学に向かいます。

パンフレットより
パンフレットより

校内テストと個人成績票

一斉テストは年5回実施、6年生は年10回テストを実施。更なる力の向上につなげます。一斉テストは、中学校や高校で行われている「中間・期末テスト」と同じ時期に、1年生から実施しています。このテストを通して、今の自分の状況を知り、日頃の取り組み方を反省し、次に生かしていきます。

中学入試難易度表

過去5年間の中学入試結果を基に、本校独自の男女別中学校難易度表を作成しています。毎年、6年生のほとんどが自由募集校の私立、国立中学校、あるいは中等教育一貫校を受験します。そのため、本校独自の難易度表を作成して、中学校選択の際の一つの資料として役立てています。

習熟度別時間割

習熟度別に4クラスを編成、オリジナルの教材で展開し、中学受験に自を持たせます。6年生の10月までに小学校学習課程を終了させ、11月から1月までは、中学受験に向けた対策を講じます。そこでは、3クラスを4クラスに再編成し、習熟度別による授業を実施していきます。

卒業生&保護者アンケート

卒業生が実際に進学した中学校で、今どんな生活を送っているかをレポートしてくれています。毎年、6年生は60~70校の中学校に進学しています。そこでの生活ぶりは実際どうなのか。これは受験雑誌にも書かれていない、学校説明会でも言わない、事実に基づいて作られているので、他には例がない貴重な資料です。この資料は、5・6年生の各教室にあり、いつでも見ることができます。

児童&保護者面談

学級担任は、定期的に児童と保護者に面談を行います。一人ひとりにきめ細かな指導が行き届きます。

学期末の一週間は短縮授業となり、保護者面談の期間を設けています。学校生活の様子をきめ細かく伝えることを通して、子どもの良い面を伸ばし、気になる面の改善をしていきます。高学年になると、児童とも面談を行い、生活面と学習面を見つめ直す指導を行います。

中学訪問

毎年、卒業生が進学した中学校に実際に訪問し、事実に基づいた情報を収集しています。毎年6月、9月、1月に、合わせて約30の中学校を全教員が訪問しています。そこでは卒業生の様子を直接伺うとともに、各校の情報を聞き出します。そして、そのことを資料に整理し、進学指導の際に大変貴重な資料として大いに役立てています。

教育環境

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ご意見・ご感想・ご要望など、お気軽にご連絡ください!

「お受験プリント」では、管理人が過去に作成したプリントを清書したものを配信しています。

もし「反復用にこの問題の”そっくり問題”が欲しい!」などのご要望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡を音がいします!

全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!

ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!

*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。

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この記事を書いた人

我が家では2017年に娘、2022年に息子が小中高一貫校にご縁をいただきました。

共働き夫婦のワーママとして、毎日職場まで片道1時間の通勤時間と小学校受験を両立させるのはものすごく大変でしたが、二人の受験を通して約7年間、子供達と小学校受験に向き合ってきました。

このサイトでは、これまで手作りしてきたプリントを清書して配布しています。

一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てたら幸いです。

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