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横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、明治43年(1910年)に神奈川県女子師範附属小学校として創立された、110年以上の歴史をもつ横浜市中区の国立小学校の一つです。
この記事では、難易度の指標として倍率や偏差値などに加え、公式サイトやパンフレットの情報をまとめました。受験を検討中の方はもちろん、学校研究の方にも参考にしていただけます。


横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の募集は、男女各50名程度(計100名程度) とされています。入学志願者数は学校側から公表されていませんが、複数の幼児教室・受験情報サイトの推定を総合すると、倍率は近年 5倍前後 と見られています。
応募が男女それぞれ一定数(近年の要項では250名程度)を大きく超えた年には出願段階で「事前抽選」が行われることがあり、応募状況によって年ごとに実際の通りやすさは変動するようです。さらに横浜国立の場合、考査を通過したあとに最終の抽選(第2次選考)が控えている点も特徴で、数字だけでは測りきれない部分があります(くわしくは後述の「入試の流れ」で整理します)。
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、比較のための「偏差値」は存在しません。参考値として系列の 横浜国立大学教育学部附属横浜中学校 の偏差値を見ると、48 とされています。(四谷大塚)
ただし小学校受験の考査は、いわゆる学力テストとは性質が異なります。横浜国立ではお話の記憶や身のまわりの常識、集団での行動観察などが問われるため、数値以上に「日頃の生活経験の豊かさ」や「集団の中でのふるまい」が大切になると考えられます。
小学校受験のペーパー試験では、「問題が分かるかどうか」だけでなく、
音声で条件を正確に聞き取れるか
制限時間の中で集中を切らさずに考え続けられるか
途中で迷っても、次の問題へ切り替えられるか といった“試験中の状態”が大きく影響します。
幼児にとって、音声を聞き取りながら条件を整理し、限られた時間の中で考え続けることは、想像以上に負荷のかかる作業です。
早い段階から「本番を意識したテンポや流れ」に触れておくことが、当日の安定感につながります。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の出題傾向をもとに厳選した、頻出分野だけの対策パックをご用意しています。
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複数の情報を参考に出題傾向を独自に分析し、横浜国立大学教育学部附属横浜小学校 の対策としておすすめの無料プリントをご紹介させていただきます。


横浜国立は「お話・長文を聞いて覚える力」と「動植物や季節、暮らしの中の常識」が対策の中心になりやすい学校といえそうです。記憶と常識をコツコツ積み上げつつ、数量・図形の基礎も落とさないバランスが鍵になると考えられます。
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お受験プリントオリジナルの「全問音声付きプリント」は多くの先輩ママさんたちにご評価いただいてます。ありがとうございます!



youtubeの音声で時間の制限があるなかで練習できたので、本番の試験に向けて本格的に取り組むことができました。ありがとうございました。



本番の試験さながらに様々な問題をyoutubeの音声で解くことができて、力がつきました。時間の区切りがあるということを子供が理解しやすかったと思います。



youtubeの音声を男性、女性と選ぶこともでき、本番の時間に備えることができました。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、神奈川県横浜市中区立野にある国立大学の附属小学校です。JR根岸線「山手駅」から徒歩7分ほどの丘の上に位置し、横浜国立大学教育学部を母体として、教育理論の研究・検証や、教員を目指す学生の教育実習の場としての役割を担っています。
系列には横浜国立大学教育学部附属横浜中学校があり、卒業生の一定数が中学校へ進みます。また同じ大学の附属として鎌倉小学校・鎌倉中学校があるほか、中学からは連携型の中高一貫として神奈川県立光陵高等学校とのつながりも知られています。研究校・実習校という性格上、日々の学びや行事に「探究」や「協働」の色が濃く出るのが、公立の小学校とは異なる大きな特徴です。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校では、学校教育目標として次の4つを掲げています。
「創造・民主・人間尊重・生命尊重」という4つの精神を土台に、子どもが自分の意思で学びの方向を決め、他者とかかわりながら新しい価値を生み出していく力を育てることを目指しています(出典:学校公式サイト「学校教育目標」)。願書や面接で家庭の考えを伝える際にも、この4つの子ども像とご家庭の方針がどう重なるかを意識しておくと、軸のぶれない伝え方につながります。
横浜国立の選抜は、いくつかの段階を経て進みます。年度によって細部は変わりますので、大まかな流れとしてご覧ください。
このように、努力で積み上げられる「考査」の部分と、当日の抽選という「運」の部分が併存します。抽選で結果が分かれることもあるため、併願校の準備をあわせて進めておくご家庭が多いようです。
横浜国立の第1次選考(選考調査)は、ペーパーありの考査です。大きく分けると、ペーパーテスト・集団テスト(巧緻性・行動観察)・個別(面接/口頭試問)の3つの柱で構成されているとされています。近年は運動単独の課題は出題されていないようですが、行動観察の中で体を動かす場面はあるようです。
以下、それぞれの内容を、過去の傾向をもとに整理します(複数の受験情報を独自に照合しています。年度により変わる可能性があります)。
ペーパーは、テレビモニターなどから問題が示される形式で出題されることがあるとされています。頻出のテーマは次のようなものです。
解答のスピード感も特徴の一つで、1枚あたり1分程度のテンポで進むことがあるとされています。ふだんから「速く、ていねいに」取り組む姿勢を育てておけると安心につながります。
集団テストでは、折り紙がほぼ毎年出題されているとされ、テーマ(海のものや山のものなど)に沿って折る課題が知られています。あわせて塗り絵や絵画など、手先の巧緻性を見る課題も見られます。指示を聞いて、落ち着いて手を動かせるかがポイントになりそうです。
行動観察では、リトミックや動物の模倣、体ジャンケンといった指示行動のほか、一度に5つ程度の指示を覚えて動く課題、「風船運び」のような友だちと協力して行う課題遊びなどが見られます。ルールを理解して守れるか、初めて会うお友だちや在校生と自然にかかわれるかが見られていると考えられます。
横浜国立の考査では、待機の時間が長いことがよく話題になります。何もせずに静かに待つ待機と、折り紙などの課題をしながら待つ待機の2種類があるとされ、考査の合間に5年生(在校生)が一緒に遊んでくれる時間があるとも言われます。楽しい雰囲気になりがちな場面ですが、はしゃぎすぎず、今が何をする時間かを理解して切り替えられるお子さんが、落ち着いた印象を残しやすいようです。
面接は、先生と子どもが1対1、または先生1人に対して子ども3〜4人という形で行われることが多いとされています。背もたれのない椅子に座って受け答えをする場面もあるようです。質問例としては、次のようなものが知られています。
自分の言葉で、体験を交えて話せるかが見られていると考えられます。暗記した「正解」を言うのではなく、家庭での会話を通じて、自分の気持ちやエピソードを短くまとめて話す練習を重ねておけるとよいかもしれません。
横浜国立の願書には、志願者・保護者の情報や家族欄に加えて、「志願者の性格と本校を志望した理由」を記入する欄があります。この欄は罫線がなく外枠のみで、40字程度×8〜9行、全体で320〜400字ほどが目安とされています。
書き方としては、お子さまに将来どう育ってほしいかを一言で示し、性格とエピソードを簡潔に添えたうえで、横浜国立のどの点に共感し、お子さまの性格や将来像と合っていると感じたのかを具体的に記す流れが読みやすいとされています。研究校・実習校という性格上、教育実習や研究への協力があることへの理解を示しておくと、学校側も入学後の姿を想像しやすくなると考えられます。
横浜国立の受験には、読み聞かせや季節の体験、手先の遊びといった「毎日の積み重ねで伸ばせる部分」と、当日の抽選という「運の部分」が同居しています。積み上げられるところを一つずつ丁寧に育てていくことが、お子さまの自信にもつながっていきます。運の部分に一喜一憂しすぎず、ご家庭のペースで準備を進めていただけたらと思います。
お受験プリントでは、お話の記憶や季節・常識、数量・図形といった横浜国立で問われやすい分野を、ご家庭で無理なく取り組める形の教材でお手伝いしています。願書や面接の準備とあわせて、必要な部分から少しずつ整えていく一助になれば幸いです。
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公式サイトでは、学校教育目標として以下の4つが掲げられています(原文どおり)。
学校は、これまでの歴史と伝統の上に立ちつつ、社会の変化に応じて「附属小学校ならではの新しい学校のあり方」を提言していく姿勢を示しています(出典:公式サイト「学校教育目標」)。


横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、公式サイトで自校の使命を大きく3つに整理しています(出典:公式サイト「学校教育目標」)。
募集案内でも「初等普通教育を行うとともに、教育の理論と実践に関する研究・検証を行うことを使命とする」「教育学部附属学校であることから、大学の学生が教育実習生として児童の教育に参加する」と明記されており、志願にあたっては学校の教育方針や特殊性を十分に理解してほしい、という趣旨が示されています(出典:公式サイト「新入学児童募集案内」)。
また学校案内(パンフレット)では、これら教育活動すべての基盤に 「インクルーシブ教育(〜全ての子どもを包摂〜)」 を据えていることが示されています。近年は、インクルーシブ教育を推進する地域の基幹校として新たなスタートを切り、横浜国立大学のD&Iセンターと連携しながら、多様な子どもが共に学び合う学校づくりを進めているとされます。その土台には、「子どもは自ら学ぶ力をもち、前向きに追究していく能動的な存在である」という創立以来の理念があります。


研究校である横浜国立では、毎年テーマを定めて研究に取り組み、その成果を全国に向けて発表する「教育研究集会」を開いています。当日は全国から多くの教員・教育関係者が集まり、研究を深める場となっています。近年の研究主題は『材と向き合い続ける「個」〜3つ「かかわり」を深めた先に〜』とされ、長年「共につくりあげる学び」「自律的に学ぶ子」を軸に研究が続けられてきました(出典:公式サイト「研究紹介 主題・概要」/研究主題は年度により変わります)。
学びの柱としては、次のような独自の教育活動が挙げられています。
学校案内では、この学びの深まりを発達段階に沿って、1・2年生は「自分がやりたいことを追究する」、3・4年生は「自分で考え、活動を生み出し、実行する」、5・6年生は「目標をつくり、理想とする姿に向かって全体で追究する」という3つの段階として示しています。学年が上がるにつれ、一人の追究からクラス・学年全体での探究へと広がっていくイメージです。
ユニークな文化として、各学年に 「学年愛称」 があります。「こんな学年にしたい」という子どもの思いや教師の願いを込めて名づけられ、多くは子どもたち自身が話し合って決めていくもので、その年の目標であり象徴にもなります(1年生は例年、担任からの贈り物として名づけられます)。愛称は年度によって変わり、たとえばある年度には『おもち』『つみき』『ツバメ』『ハーモニー』『OCEAN』『Story』といった愛称が掲げられました。
また沿革によれば、昭和38年(1963年)には山梨県清里に「若梅寮」が落成し、自然の中での「山荘学習」が始まっています。昭和58年(1983年)からは帰国児童の受け入れを行い、混合方式での帰国子女教育にも取り組んできました(出典:公式サイト「沿革」)。


学校案内には、1年間の主な行事も紹介されています(出典:学校案内『2025 SCHOOL GUIDE』「主な学校行事」。日程・内容は年度により変わります)。
系列の鎌倉小学校との交歓会や、特別支援学校との交流会など、附属校・地域とのつながりを生かした行事が多いのも特徴です。個人面談や希望制面談も年に複数回設けられています。なお学校には校歌があり(作曲は作曲家の高木東六氏)、丘の上の立地や港町・横浜らしい情景が歌い込まれています。


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横浜国立大学教育学部附属横浜小学校は、研究校ならではの探究的な学びや、給食があり学費が抑えられる国立小学校ならではの環境など、共働き家庭にとって魅力の多い学校です。一方で、国立小学校ならではの「校内学童がない」「保護者のかかわりが一定量ある」といった、事前に把握しておきたい点もあります。
ここでは、給食・学費といったプラス要素と、学童・保護者参加・通学区域といった注意したい要素の両方を、当事者目線で正直に整理します。隠さず・煽らず、そのうえで「わが家に合うかどうか」を判断する材料としてご覧いただければと思います。
| チェック項目 | 状況 | ひとこと |
|---|---|---|
| 給食 | ◎ | 給食があり、日々のお弁当づくりの負担が軽い |
| 学童・アフタースクール | △〜✕ | 国立小のため校内学童は基本なし。放課後は外部の手配が前提 |
| 系列校エスカレーター | △ | 中学へ一定数が進学。ただし内部進学テストが必要で自動ではない |
| 大学まで一貫 | ✕ | 附属高校はなく、大学までの一貫制度はない |
| 通学(最寄駅) | △ | JR山手駅徒歩7分。ただし指定区域内に居住していることが条件 |
| 学費 | ◎ | 国立のため授業料は原則かからず、私立と比べ大幅に抑えられる |
| 保護者参加機会 | △ | 運動会・PTA総会・個人面談・造形展など、研究校らしく行事は一年を通してある |
| 受験での共働きの扱い | ◎ | 考査・面接は子ども中心。共働きが不利という情報は見当たらない |
※制度・数値は年度により変わります。最新は学校や各機関でご確認ください。
横浜国立が所在する横浜市には、放課後の預け先としていくつかの選択肢があります。ただし国立小学校に通う場合、市立小学校向けの制度が使えるかどうかは条件によって異なるため、必ず事前にご確認ください。
※上記の制度・サービスは内容や利用条件が変わることがあります。最新情報は各機関に直接ご確認ください。
横浜国立の考査は子ども中心で、いわゆる保護者面接(親への質問)は基本的にないとされ、家庭の考えは主に願書の「志願者の性格と志望理由」で伝える形になります。共働きであることを、無理に隠す必要はありません。むしろ、限られた文字数の中で、ご家庭がどのように子どもと向き合い、学校の教育方針に共感しているかを、具体的なエピソードで示すことが大切です。
たとえば「忙しい毎日の中でも、読み聞かせや季節の体験を大切にしてきた」といった日常の積み重ねは、横浜国立が重視する学びの姿勢とも自然に重なります。共働きだからこそ工夫してきたことを、前向きな言葉で伝えられるとよいかもしれません。
向いている家庭
慎重に検討すべき家庭
横浜国立は、環境の良さと国立ならではの負担の軽さが魅力である一方、放課後や保護者参加の設計はご家庭側の工夫が前提になります。メリットと注意点の両方を見たうえで、わが家の働き方・暮らし方に無理なく重なるかどうかを、落ち着いて見極めていただければと思います。
共働き家庭向けのより詳しい比較は、【共働き×小学校受験】人気14校の共働き対応度を徹底比較もあわせてご覧ください。



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