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サレジアン国際学園目黒星美小学校の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ
目黒星美小学校は1954年に設立された東京都目黒区に位置する人気の私立小学校です。
この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。
サレジアン国際学園目黒星美小学校の難易度:倍率・偏差値
サレジアン国際学園目黒星美小学校の倍率
光塩女子学院 初等科への入学志願者は例年300名ほど(2023年は321名)で、定員が102名ですので、倍率は3.2倍前後という計算になります。
サレジアン国際学園目黒星美小学校の偏差値
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、サレジアン国際学園世田谷中学校の偏差値は65となっています。(首都圏模試センター参考)
サレジアン国際学園目黒星美小学校の関連動画
学校説明会動画
サレジアン国際学園目黒星美小学校のインスタグラム
サレジアン国際学園目黒星美小学校の公式情報
建学の精神
サレジアン国際学園目黒星美小学校は、キリスト教的な人間観・世界観により、創立者聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・マザレロが実践した理性・宗教・慈愛に基づく「予防教育法による全人間教育」を行うために創立されたカトリック・ミッション・スクールです。
校訓
愛徳 思いやりの心
勤勉 たゆまぬ努力
清純 清い心
教育理念
私たちの教育は、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にされる神の愛に基づいた教育です。児童・保護者・教育者が一つになって教育共同体を築きます。その中で子ども達自らが知性を磨き、心を鍛え、正しい判断力と自由な選択能力を養うよう、尊敬と慈しみ、親しみの態度のうちに、子ども達を導きます。こうして社会と人々に積極的に貢献できる自立した人間を育成します。
聖ヨハネ・ボスコ(ドン・ボスコ)の教育
ドン・ボスコの教育法は、「予防教育法」として知られています。「愛は寛容で慈悲に富む。全てを借じ、全てを希望し、全てを耐え忍ぶ。」予防教育法の実行は、すべてこの聖パウロの言葉に基づいています。ドン・ボスコは「理性・宗教・慈愛」を3本柱とした予防教育法を通して青少年と関わりました。子ども達と頼関係を結ぶことによって、子ども達は自分が見守られているという安心感を持ち、自らの足で善に向かえるよう導きました。
「愛するだけでは足りない。愛されていると感じられるように愛しなさい。」
ドン・ボスコの教えは現在、130以上の国々に広がり、学校・教会・社会福祉事業など社会生活の様々な場面で青少年や貧しい人々のための活動が繰り広げられています。
宗教
お互いを尊重する態度、苦しんでいる人に手を差し伸べる心を育む
慈愛
全ての人間関係の基礎を築き、他者の善を願う心を培う
理性
対話と心の通じ合いによって、人を大切にする価値観を養う
目黒星美の心の教育
心の教育は子ども達へのアシステンツァから始まります。「アシステンツァ」は、予防教育法を実題するための手段です。
ドン・ボスコは、青少年が悪への傾きを持ってはいるものの、それを上回る善への憧れを持っていることを知っていました。
子ども達が失敗しないように、前もって予防し、平坦な道を歩ませることがアシステンツァではありません。子ども達の目の前に弊害となる「石」や「壁」があるとするならば、子どもと伴走し、障害を避けたり乗り越えたりするにはどうするかを共に考え、躓いたとしても起き上がれるように手を差し伸べる生き方こそが「アシステンツァ」です。
宗教の授業
入学時には今まで宗教と関わりのなかった子ども達も、日々のお祈りや聖歌、聖書のお話を通して、自然と神様を近くに感じられるようになります。1年生の宗教の授業では、「生活の中に神様が感じられるように」「学んだことを日々の生活に活かせるように」勉強します。6年生ではボランティアについての学びを通して、神様から与えられた力を認識し、自分にできることを考え、実行することを目標としています。
日々の関わり
休み時間だけではなく、毎日の授業内での関わりも大切です。先生と子どもの関わりだけではなく、子ども同士の関わりが生まれるよう、子ども達の学び合いを意識した計画によって授業は進んでいきます。
宗教行事
宗教行事は心の準備から始まります。日々の生活の中で小さな徳を重ねることが、神様への一番のプレゼントとなります。
聖母祭では日々マリア様に見守られていることに感謝して祈り、慰霊の月には亡くなった方々を心に留め、与えられた命をよりよく生きる大切さを感じていきます。
合宿
2年生から6年生まで、宿泊を伴ったフィールドワークを系統的に行っています。2年生の山中湖での秋の自然教室から始まり、3年生の菅平高原学校、4年生の志賀高原学校、5年生の尾瀬高原学校と夏の合宿、6年生の美ら島学校(沖縄)とスキースクール(白樺高原)と、計7回の合宿を実施しています。自然の中で寝食を共にし、神様の存在を感じることで、豊かな心が育まれます。集団生活を通して、他者と協働すること、自分自身のことを考えること、そして、他者のために力を使う素地が養われます。
4つの喜び 「喜び」に満ちた学園生活
品性をそなえた誠実な明るい児童の育成
本校の教育目標である、「品性を備えた誠実な明るい児童の育成」には、教師と児童との間に深い頼関係が欠かせません。創立者ドン・ボスコが示した目標達成の具体的な実践であるアシステンツァ「いつも子どもと共に」を大切に、あらゆる時と場において子ども達との触れ合い、喜びに満ちた学園生活を実現しています。
受け入れられる喜び
学校生活を通して、一人ひとりの良さを引き出せるように教員は子ども達と共に過ごします。同じ時間を共有する中で、子ども達はありのままの姿を教員や友達に受け入れてもらうことができます。そして、周りにいる人を自然に受け入れられるようになります。
神様に見守られた家庭的な雰囲気の中で作られた安心感が、よりよい善を求めていく姿勢に繋がります。
休み時間
みんなが大好きな時間です。先生や子ども達の笑顔が溢れます。教員が子ども達の好きなことに率先して関わることにより、頼関係が結ばれ、お互いの心が近づく時となります。
学年を超えた関わり
入学式の日。1年生は6年生のペアと出会います。朝の準備や校内のルールなどを、ペアのお兄さんやお姉さんから学びます。
6年生は上級生に優しく接してもらった5年前を思い出し、下級生を愛しむ心を育む機会となります。
学年担任
学級担任以外の専科教員も、学年担任として子ども達の成長を見守ります。校庭で一緒に遊んだり、お弁当を食べたりしながら子ども達と共に時間を過ごし、子ども達の良さを認め信頼関係を築いていきます。
学校行事~夏の集い~
たくさんの行事の中で子ども達が楽しみにしている夏の集い。児童会が中心となり全校をあげて行われます。それぞれのクラスが企画した催しに参加しながら、協力し合った成果と感動を味わいます。
学ぶ喜び
学習課題に対しての考え方は十人十色です。だからこそ、自分の思いを伝えるだけでなく友達の考えにも耳を傾け、一人では学ぶことのできない多くのことを共に学び合っていくようになります。
他者の考えから自分の考えが深まり、新たな課題と学びへと学習意欲を高めていきます。
日々の授業
子ども達の学びが深まるよう「表現できる子、根気強く追求できる子、自己目標の持てる子」をテーマに授業研究・実践を行っています。子ども達と練り上げていく授業を通して子ども達も教員も成長していきます。
專科授業
宗教、理科、音楽、図画工作、体育、英語は専科教員による授業を行っています。
週2回の英語は、ネイティブ教員と日本人教員による1クラス2分割授業を実施しています。
漢字検定
各学年で学習した漢字の定着を図るために、全校で漢字検定を受検しています。明確な目標が子ども達の学習意欲を高め、達成する喜びをもたらします。毎年、漢検協会より賞を受賞しています。
朝学習
朝礼前の時間を使い、漢字学習と英語学習を毎日行います。担任が指導することで、基礎基本を確実に定着していけるよう心がけています。英語は曜日によって学習内容を変え、語彙力や発音の向上を目指します。
与える喜び
真の喜びを体験した子ども達は、「自分の力を誰かのために使いたい」というボランティアの精神が育ちます。
周りに目を向け、誰かの笑顔や喜びををみんなで分かち合うことは、子ども達にとって最上級の喜びです。
心の教育
宗教は全ての教科の土台となります。授業では神様の愛について学び、その愛に包まれて生活していることを感じていきます。どんな時にもより善いものを選び、実践していく心を育てていきます。
ボランティア活動
年に3回行われるカンボジアデーでは、国際ボランティア団体「VIDES JAPAN」を通して、カンボジアへの支援活動を行っています。お弁当をおにぎりだけにして、おかずの分を献金しています。また、毎月
1回のまごころ献金、2学期末にはクリスマス助け合い運動を行っています。
委員会活動(5・6年生)
仲良し委員が「みんなで楽しめる遊び」を提案したり、生活委員が「朝の挨拶運動」を毎朝実施したりと、8つの委員会が協力して、児童全員のより良い学校生活のために、自主的な活動をしています。
児童会/生活委員会/健康委員会/情報委員会/図委員会/仲良し委員会/環境委員会/宗教委員会
学校行事~感謝の日の集い・慰霊の日の集い~
毎年9月に、マリア様の誕生日にあわせて全校児童が感謝の心を表します。私達を支えてくださる多くの方々に様々な形で「ありがとう」の思いを伝えます。11月に行われる慰霊の日の集いには、亡くなられた方々を想い、全校で祈りを捧げます。
共に活動する喜び
1年生から始まる当番活動。友達と協力しながら進めていくこの活動が共に活動する喜びの始まりです。成長に伴って、掃除当番、係活動、クラブ活動、委員会活動へと活動の範囲が広がっていきます。学校生活だからこそ味わうことのできるクラス、学年を超えた関わりの中でお互いの良さを認め合い、分かち合った感動は、何年経っても心の中に生き続ける忘れることのできない喜びになります。
合宿
2年生から4年生は年に1回、5・6年生は年2回の宿泊行事があります。自然の中で神様と友達とそして、自分と向き合う経験は、日々の生活の糧となり、子ども達を成長させます。
学校行事~運動会など〜
1学期には、心を一つに、運動会を実施します。力を合わせていくことで、「みんなと一緒に成し遂げる喜び」の体験を積み重ねていきます。また、2学期には、音楽会を行い、音楽を通してお互いの成長を感じる機会となります。
クラブ活動(4年生以上)
興味・関心を同じくする仲間と活動します。
協調性だけでなく、自分の中に秘められたカを磨き伸ばしていきます。
運動クラブ:バレーボール/バスケットボール/フットサル/卓球/チアダンス
少林寺拳法/縄跳び文化クラブ:日本文化/鉄道/将棋/科学/手芸/美術/文芸/百人一首/演劇/謎解きクイズ
グループ下校
1年生から3年生は、週1回グループ下校を実施します。同じ下校方面で小グループを作り、1年生は3年生から登下校のルールを学びます。3年生は、小グループのリーダーとなり、高学年に向けて第一歩を踏み出します。
教科教育
本校では主体的に学習課題を追究する姿を大切にし、共に学び合う子の育成を目指しています。学び合いの形態を工夫し、各教科や学年で授業研究を進めています。
宗教
イエス・キリストの教えを通して、神が私たちを愛してくださることを学びます。それによって、他者への思いやり、優しさ、赦しの心が育まれ、自分の力を人々のために提供できる心を養います。
国語
文章を読み合う中で出された課題に対して、一人ひとりが意見を持ち、聞き合い話し合う授業を心がけています。国語の授業で培った言葉の力や表現力は、他教科にも生かされます。また、毎日の朝読響、図書の授業など、児童期の読書体験を大切にしています。
社会
社会的事象が自分達の生活にどのように関わっているかを実感できるような授業を展開していきます。様々な立場に立って多角的に考える力や、社会の変化に主体的に対応できる行動力を養います。
算数
算数の問題を通して、自分の考えを伝える力、進んで活用する姿勢、そして、友達と考えを理解し合える思いやりの心が育ってほしいと考えています。考えを聞き合うことで学びを深め、筋道立てて考える力を養います。
理科
自ら自然にはたらきかけ、「なぜ」と疑問を持つことを大切にしています。そこから自然科学の基礎的なことを体系的に学び、好奇心・探求心を身につけ、「学んだ事を活かすカ」をいます。
英語
1年生から週2回、クラスを半分にした少人数制で行っています。
日本人教員とネイティブ教員が交互に担当することで、英語の基礎力を築きつつ、英語を実際の場面で使うことができる力を誰います。また、毎朝10分間の英語学習時間を設けています。
生活
授業を通して、より良い生活を自ら考え、実践していくことを学んでいきます。自分や周りの人の良さに気付き、感謝の心を持ち、意欲的に生活しようとする姿勢をいます
音楽
祈りの心で聖歌を歌い、音楽作りや演奏する体験を友達と共に行います。進んで音楽活動に関わることで、表現力や感性、コミュニケーション力を高めていく授業を通して、生涯にわたり音楽に親しむ心が育まれることを願っています。
図工
表現や鑑賞の活動を通して、自ら創り出す喜びを味わい、友達と互いの良さを見つけ合い高め合います。また、試行錯誤することから、創造力を培い感性を磨きます。生活を美しく豊かにする造形や美術の働きなどへの理解を深めます。
体育
基礎体力の習得をはかり、多くの成功体験を積み重ねることにより、できた喜びを味わわせます。お互いに認め合い協力する心を養い、子ども達が心身ともに健やかに成長できるよう、授業を計画しています。
家庭
日常生活に必要な衣食住についての基本的な知識や技能を学びながら家庭生活への関心を高めていきたいと考えています。また学んだことを活用し身近な生活をより良くしょうとする態度を養います。
総合的な学習時間
合宿(フィールドワーク):本校では合宿を総合的な学習の時間と位置付けています。
マナー教室:日本マナー・プロトコール協会認定講
節を迎えて、マナー教室を行っています。学年に応じたマナーを学び、誰からも愛される子どもを目指します。
情報:iPadを一つの学習ツールとして様々な場面で使いこなせるようにすること、また、パソコンの基本ソフト「Word」「Excel」 「PowerPoint」の使い方を学び、自分の将来へと繋げていくことを意識させながら授業を行っています。
国際教育 グローバルな視野を持った児童の育成
本校の英語教育は、様々な学習を通して素地を作り、蒔かれた種が中学高等学校でしっかりと開花されるよう、土を耕し豊かな土壌を準備する期間です。
自分が世界と繋がっていることを実感できる。
言語(日本語・英語)を使って、様々な人とコミュニケーションが取れる。
多様性を受け入れ、認める心を持っている。
将来、世界市民として他者のために力を使うには、自らの心を世界に向けて開いていくことが大切です。そのためには、未知なるものへの興味関心を持ち、積極的に挑戦していく能動的態度と、出会ったものに心を寄せて受け入れていく素直な受動的態度の育成が不可です。目黒星美小学校では両方の態度を養うために、国際教育に2本の柱を設けています。
言語教育
- 日本で生活する者として、日本語を大切にする。
- 広い世界でのコミュニケーションを可能にするために、英語力の向上を目指す。
- 言語能力の基礎基本を確実に定着させる。
心の教育
- キリスト教の価値観に基づき他者を受け入れる心を育む。
- 自分だけではなく他者にとっても善いものを発信する
- 態度を育む。
- 多文化に触れ、様々な環境の中で生活をする人々に心を寄せる。
- 国際的なマナーを身に付ける。
サレジアン・シスターズ “18歳のプロファイル”~理性・宗教・慈愛に基づいて~
日本におけるサレジアン・シスターズの学校では、18歳までに子ども達に身に付けてもらいたい資質を共有し、子ども達へのアシステンツァの指針としています。目黒星美小学校でも、卒業時に「小学校プロファイル」に沿った児童像に近づけるよう毎日を過ごしています。
自分の命を開花させる(自己との対話)
- 自分自身を知り大切にします。
- 善に向かう心が育っています。
- 様々な出来事に対応しようとする力が身についています。
- 知識・教養を身につけます。
- 自分にできることを考え行動します。
キリスト数的な価値観を身につける(神との対話)
- いつも共にいてくださる神を知り祈る心をもっています。
- 素直な心で喜んで生きています。
- キリストのメッセージを理解しています。
社会の中で、愛に根差した貢献をする(社会との対話)
- 責任感をもって生活しています。
- 人々と連帯して生きようとする心が育っています。
- 国際的な感性をもっています。
- すべてのいのちを大切にします。
- 社会に貢献できる人になれるよう努力しています。
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