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昭和女子大学附属昭和小学校の難易度・倍率・偏差値と過去問や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ
「世の光になろう」という学園目標のもと、1953年に設立された昭和女子大学附属昭和小学校は男女共学の人気校です。
この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。
昭和女子大学附属昭和小学校の難易度:倍率・偏差値
昭和女子大学附属昭和小学校の倍率
実際に受験をした「志願者数」を「定員」で割った数字を「倍率」とすると、2023年度の昭和女子大学附属昭和小学校の倍率は8.66倍でした。(定員105名に対して、910名の志願者)ちなみに、前年の倍率は6.7倍でしたので、難易度は上がっています。(お受験じょうほう参考)
昭和女子大学附属昭和小学校の偏差値
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、昭和女子大学附属昭和中学校の偏差値は58~65となっています。(首都圏模試センター参考)
昭和女子大学附属昭和小学校 入試出題内容傾向
お受験プリント「昭和女子大学附属昭和小学校」対策おすすめ一覧
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昭和女子大学附属昭和小学校の公式情報
昭和小学校三つの目標
自ら輝き、世界を照らす人間に。
創立者・人見吉が掲げた建学の精神「世の光となろう」を小学生に分かりやすく表したのが「三つの目標」です。昭和小学校の6年間を積み重ねることにより「からだ」「こころ」「知恵」が着実に成長。児童一人ひとりが自分の中に光を見出し、お互いの光を尊重しながらともに輝ける人間に育っていきます。
パンフレットより
目あてをさして進む人
●正しい目あてを見つめよう
●正しい筋道を歩こう
●ひとに頼らず自分でしょう
●苦しいことでもやり抜こう
まごころを尽くす人
●どんなことでも大切にしよう
●みんな仲良く助け合おう
●いつでも約束を守ろう
●相手の人格を尊重しよう
からだを丈夫にする人
●規律正しい時間生活をしよう
●外で元気にあそぼう
●なんでも食べよう
●いろいろな運動をして、からだを鍛えよう
●富士登山マラソンを完走しよう
昭和小学校の教育の特徴「充実の環境と設備が、教育の質を支えます。」
ICT活用で、一人ひとりの学びを高める
全教室Wi-Fi完備。1人1台のタブレットで自在にアクティブ・ラーニング
児童全員1人1台のタブレットと、全教室に備えられたWi-Fiを使って、どの教科も、教師がつくったデジタル教材などを活用。双方向のオンライン授業を行うのはもちろん、教師との1対1の情報交換も可能で、一人ひとりの学習意欲、創造性がどんどん高まります。
6面の大型プロジェクターを備えたマルチメディアルームではさらに活気ある学びを
マルチメディアルームには、壁面に6つの大型プロジェクターを設置。児童のタブレットと連動させてグループで競いあったり、ゲーム感覚で答えを探ったり、大画面の映像が児童の好奇心を刺激し、学習の楽しさが倍増します。
4年生からはプログラミングも体験
低学年からICTに親しみを持たせ、4年生からは外部の小学生向けブログラミンク教育の専門家を招きます。スキルだけではなく、ブログラミング的思考力(=論理的な問題解決力)も育てます。
構内の海外施設と連携。グローバル教育を推進
ブリティッシュ・スクールの同世代の外国人と交流する
構内にあるブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和の生徒と一緒に時間を過ごすことで、外国人の考え方や行動規範を感じたり、コミュニケーションには英語力より伝えたい気持ちが重要と知ったりします。外国人と一緒に行動する上で大切なことを、自然に体感できます。
テンプル大の学生が、授業をサポート
構内にあるペンシルベニア州立テンブル大学ジャバンキャンパスの学生が、ティーチング・サポーターとして授業に参加。児童の積極的なコミュニケーションを上手に引き出し、海外への関心や学習意欲を高めます。
帰国生を積極的に受け入れ、その語学や海外体験を児童同士で共有
帰国生は、今まで住んできた国の言葉だけでなく、貴重な海外生活体験を持っています。外国の言葉の面白さ、日本にはない生活様式や文化・習慣、考え方、学校のあり方など、同世代だからこそ共感できるグローバルマインドを、児童全体で共有します。
宿題も習い事も。手厚いアフタースクール
「昭和小学校アフタースクール」は、学園内の社会福祉法人共生会SHOWAを中心に学園全体で運営。小学校に隣接する建物にスペースを確保しています。
小学校のグラウンドで遊び、習いごとは学園の管理スペースで
外遊びはいつも使っている小学校のグラウンドで。お気に入りの遊具も使えます。また習いことはキャンパス内もしくは学園が管理する近隣の専用スペースで。行き帰りも安心です。
宿題や学習もサポート。
長期休暇中もお預かりします。家庭学習タイムには、小学校教諭の資格を持つスタッフなどが、宿題や学習の面倒を見ます。また長期休暇中は、地域のイベントや施設見学等への引率も行います。
五感+ICTで、楽しく伸びる英語力。
幼児が日本語を覚えるように、1年生から五感全部を使って学ぶのが、昭和小学校の英語教育の特長です。
パンフレットより
さらに1人1台のタプレットや大型プロジェクターを活用し、ゲーム感覚も取り入れながら、楽しく学び、できるようになる喜びを体感。ICTは特に、話す・青く力を向上させます。5・6年の希望者は、学園の海外キャンパス「昭和ボストン」で研修できます
1年生から耳にカラダに英語を馴染ませます。
低学年のうちは歌やダンスなどで身近な単語に触れ、教師の簡単な質問や掛け声に応えたり、教師が発音した言葉をプロジェクターのイラストから探したりします。楽しみながら英語の話感に馴染んでいきます。
中学年では単語を学び、グループで考えます。
児童が日常的に触れているカタカナ英語や簡単な日常語、前置詞などを学びます。特にマルチメディアルームでは6面の大型プロジェクターを活用してグループ学習。分からないことを児童同士で考え、教え合います。
高学年では英作文や英語スピーチに挑戦します。
5・6年生はインプットからアウトプットに根やかにシフト。学んだ単語を使って自分の考えを文章に組み立て、タブレットで録音して友だちと開さ合い、間違いを修正したり、もっと的確な表現を探したりします。
ICT活用で積極性アップ。上達進度が早まります。
個人で、またはグループでタブレット学習をすることで、間違いを恐れす答えてみる、英文をつくる等、英語を使う積極性が向上します。自分の先日やイントネーションも認識しやすくなり、上達を実感することで「もっと学びたい」という意欲が高まります。
希望者はボストン研修へ。実際に英語を使い、モチベーションUP!
5・6年生の希望者は、学園が有する海外キャンバス「昭和ボストン」で11日間の研修を行う「ボストン・フレンドシップ・ツアー」に参加できます。現地の同年代の子どもたちと英語の授業を受けたり、ゲームを楽しんだり、歴史あるポストンの街を散策したりして、海外生活への興味を深め、英語学習の意欲も高めます。
パフレットより
探究の楽しさを知る「総合学習」
一人ひとりの好奇心をクラスの達成感に。
各学年が、テーマに関連する一人ひとりの「知りたい」を集約。それまでに得た知識や技術、それぞれの得意などを総動員し、1年をかけてクラスとしての研究・発表にまとめます。学年が上がるに従い、調べ方・まとめ方・発表の仕方が成長。探究の楽しさ、達成の充実感がその後の学習に繋がります。
パンフレットより
宿泊行事
1年生から宿泊行事。集団生活のルールが身につきます。
昭和小学校は、1・2年生の防災訓練を兼ねた校内宿泊や田園学寮、海の学校、修学旅行など宿泊行事が豊富です。集団生活で「少しずつ」我慢することを学んだ児童はやがて、学習面や生活面でも、「少しずつでも目標に近づく」ことの大切さを学んでいきます。
パンフレットより
田園学寮
3年生と6年生、4年生と5年生が東明学林で一緒に宿泊。野山を駆け回ったり、ミカン狩りや田植え、茶摘みなど、都会ではできない経験をします。
海の学校
4・5年生が一緒に、館山の望秀海浜学寮で3日間を過ごします。海水浴、海辺の植物や漁港の学習、天体観測など、学寮ならではの体験をします。
修学旅行
6年生は4泊で北海道へ。ニセコのイワオヌプリ登山や尻別川のラフティングで大自然を満喫し、函館では五稜郭も見学。歴史を体感します。
防災訓練も兼ねた校内宿泊
普段は教室の天袋に格納されている個人用シュラフで眠ります。一人ひとりがきちんと役割を果たし、助け合う大切さを学びます。
異学年交流
多彩な異学年交流がコミュニケーション力を育みます。
昭和小学校には、異学年の児童が一緒に行う活動が多く、こども園から大学院まで学園全体で取り組む行事もあります。多くの触れ合いが、豊かな人間性とコミュニケーション力を育てます。
パンフレットより
昭和っ子の運動会
全校児童が縦割りで3色の組に分かれ、勝敗を競います。下級生は上級生を目標に頑張り、上級生はリーダーシップを発揮し、思いやりや責任感を育みます。
昭和祭
学園全体の文化祭。小学生は総合学習の成果や、吹奏楽・ダンス・理科・英語など特別クラブの活動を発表。大勢のお客様に見ていただき、充実感や達成感を味わいます。
児童会
学級・図書・放送・環境美化・保健・掲示・体育・給食の8つの委員会からなり、4年生の学級委員と5・6年生全貝が、より良い学校生活のために力を合わせます。
全校活動
全校児童を縦割りにしてグループをつくり、一緒に遊んだり学習したりする活動です。中でも3・4・5年生は、毎日そのグループで校内のあちらこちらを清掃します。
教科学習
「もっと学びたくなる」工夫を凝らした教科学習。
昭和小学校の児童たちは、どの教科も自由に考え、のびのびと発言・行動しているのが特長です。それは常に「学ぶ楽しさ」を感じさせながら、タブレットなども効果的に使い、「もっと学びたい」という意欲を引き出す工夫がされているから。楽しく学ぶ毎日が、確かな基礎学力と、創造性豊かな応用力を育みます。
パンフレットより
卒業生インタビュー
個性を大切にしてくれた昭和への感謝を胸に、GIGAスクール構想の推進に取り組んでいます。
昭和は、一人ひとりを主役にしてくれる小学校でした。当時の私は人前で話すことが得意ではなかったのですが、劇やダンスは好きで、総合学習や昭和祭で披露することが楽しかったです。ほかにも運動が得意な子は体育祭で、図工が得意な子は作品展や舞台美術でと、それぞれが個性を発揮できる場を先生が作ってくれた気がします。
現在、私はAppleJapanの営業部で教育分野を担当しており、さまざまな学校や自治体など、多くの教育関係者と毎日お会いして、ご相談に応じています。特にいまは全国の小中学校向けにGIGAスクール構想(政府が進めている生徒1人1台の端末と高速ネットワークの提供、および創造性を始めとした新しい教育の提案)実現のお手伝いを行っており、さらにはリモート授業の必要性により、全国から、かつてないほどのiPadへのお問い合わせをいただいています。昭和で鍛えていただいた礼儀や相手を尊重する姿勢が、この仕事で生かされていると思っています。iPadは調べたり学んだり、さらには写真や動画、音声、音楽などを自分で作ったり、共有したりと自由度が高いのが特長です。直感的に使える機能が子供たちの発想をさらに刺激し、創造力を伸ばすことに好影響を与えます。昭和小学校でもiPadを使っていただいているそうで、児童の皆さんや先生方のお役に立ててしい限りです。これからも、全国の教育機関の皆さまとICT活用のビジョンをすり合わせながら、子供たちの無限の可能性をさらに伸ばすよう尽力していきたいです。
パンフレットより
大学のグラウンドも使って、思い切り運動。学習習慣や生活習慣も身につきました。
5歳上の姉が既に通っており、僕も入学することに。当時は男女混合クラスが2つ、女子クラスが1つで、男女クラスも男子は3分の1程度でしたが、男子の少なさを意識したことはありません。ヤンチャな男子、活発な女子が多く、休み時間や昼休みにはグラウンドで遊んだり、ドッジボール大会の練習や富士登山マラソンをしたり。大学の広いグラウンドも使えたので、思い切り身体を動かせました。ただ礼儀や生活習慣などは厳しく教えられ、男子はハメを外す子もいたので随分怒られました。
昭和は連帯責任なんです。一人が何か悪いことをしたら皆の問題として捉え、対応策や解決策を考える。今思えば協調性や責任感も身についたと思います。男子が少ないぶん結束力も強く、北海道の修学旅行を男子グループで廻れたのはとても楽しい思い出です。その友情関係は卒業後も続いています。中学受験に関しては、受験勉強そのものは塾を中心に行いましたが、日々課題に取り組み続ける習慣・大変でも諦めない姿勢が身についていたおかげか、代表委員などの学校活動とも両立しながら頑張れました。また男子は全員受験をするので、情報交換をしたり刺遊を受け合ったりしたのも心強かったです。総合学習で鮭を育てた時くらいから生物に興味を持ち、中高で関心は人体に広がりました。今年は解剖実習もスタート。本格的・実践的に医学を学ぶのが楽しみです。
パンフレットより
振り返れば、昭和小学校の教えが研究姿勢の根本を成しています。
ぼくたちの頃は那古の遠泳や日光の前白根登山などがあり、とにかく体力的にも精神的にも鍛えられました。特に登山は、友人に励まされ、先生に場を入れられながら全員が登頂。やり遂げる大切さを感じました。また総合学習でも、徹底的に調べるほど面白くなることが分かり、「決めた事は諦めなければ成し逃げられる」という、研究姿勢としても重要なことを学べました。
総合学習に関しては、プレゼン能力でも得たものが大きかったように思います。研究者は、学会等でプレゼンテーションをしたり、関係者やメディアに説明したりする機会が多いのですが、ぼくはMITやスタンフォードでの講演でも、昭和の総合学習に比べれば、全く苦になりません。これも、「恥ずかしい」という感情が薄い小学生時代に、大勢の前で発表する経験をたくさん積ませてもらったおかげだと思います。現在は学部や大学院で教を執りながら、iPS細胞技術を用いた神経再生や神経難務研究に取り組んでいます。今の学生は非常に優秀で、特にビッグデータやAIの活用に大きなポテンシャルがあります。昭和で培った「諦めず徹底的に」の精神を彼らと共有し、ALSやてんかん、アルツハイマー病、脊髄損傷などで苦しむ方に、1日も早く希望と開報を届けたいと思っています。
パンフレットより
高1で1年間、カナダの現地高校に留学。英語力向上以上の多くを学ぶことができました。
小学校の英語の授業で「英語は楽しいもの」というイメージが刷り込まれ、5年生の時にボストン・フレンドシップ・ツアーに参加しました。現地の同年代の生徒と仲良くなったのに言いたいこと・思ったことが上手く言葉にできず、もっと英語を話せるようになりたいと強く思ったこともあり、昭和中高に進学する際に、高校での長期海外-学が組み込まれたグローバル留学コースを選びました。
カナダ留学では、ホームスティをしながら現地の高校に通学。日本とは違うテーマや教え方、生徒側の学習感度に驚いたり、現地生徒や各国からの蜜学生といろいろな話をしたり、地域の活動に参加したり。小学校の吹奏楽部で夢中になったフルートを空き教室で練習していたら学校オーケストラに誘われ、演奏会に参加できたのも貴重な経験です。
貿学生活を経て思ったのは、昭学の意義は「日本では経験できない授業を始め、英語を使って現地ならではのどんな体験をしたか。勉強や趣味、日常生活などを通じ海外の方とコミュニケーションをして何を感じ、考えたか。」だということです。英語力を伸ばすだけなら、日本でもいろいろな方法がありますから。これから体験するべき「何」の選択肢を増やすためにも、大学は英米文学をに、間口を広く学べるところに進みたいと思っています。
パンフレットより
お受験プリントでは、ペーパー対策がいっぱい!
お受験プリントは900名以上の方々にご利用いただいておりますので、ぜひお試しください!
ご意見・ご感想・ご要望など、お気軽にご連絡ください!
「お受験プリント」では、管理人が過去に作成したプリントを清書したものを配信しています。
もし「反復用にこの問題の”そっくり問題”が欲しい!」などのご要望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡を音がいします!
全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!
ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!
*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。