※当サイトは一部内容を文部科学省、子供たちの未来を育む家庭教育、国立教育政策研究所を参考にしています。お受験プリントのプリントは理英会さんの「ばっちりくんドリル」、こぐま会さんの「ひとりでとっくん」シリーズの補助として活用いただけます。(運営元 : お受験プリント 運営事務局 〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル)

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一緒に頑張ろう!
1963年に開校したカリタス小学校は、60年以上の歴史をもつ神奈川県川崎市に位置する人気の高い私立小学校です。
この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。
夏休み応援企画として、お受験プリント STORE でご利用いただける期間限定 20% off クーポンを発行しました!
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カリタス小学校への入学志願者は例年450名ほど(2023年は479名)で、内部進学者を含む定員が108名ですので、倍率は4.4倍前後という計算になります。
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、カリタス中学校の偏差値は62となっています。(首都圏模試センター参考)
カリタス小学校の出題傾向をもとに厳選した、頻出分野だけの対策パックをご用意しています。
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複数の情報を参考に出題傾向を独自に分析し、「カリタス小学校」の対策としておすすめの無料プリントをご紹介させていただきます。
2025年度入試「カリタス小学校」
【ペーパー】
・お話の記憶
・数量
・見え方
・シーソー
・タングラム(金魚のような形)
2024年度入試「カリタス小学校」
■ペーパー
・お話の記憶(3ページ)
・数量
・法則性
・季節
・タングラム(机の中に入っているタングラムを自分で取り出す)
・助数詞
2022年度入試「カリタス小学校」
●ペーパー
・お話の記憶
・数量(分割など)
・仲間はずれを選ぶ
・リボンの長さくらべ
・平面構成
・材料を選ぶ
エーアイキュー
カリタス小学校の入試では、子ども本人に対して適性検査が課されます。なお、適性試験はペーパーテストとそれ以外に分けられます。ペーパーテストで出題されるのは、言語・お話の記憶、足し算・引き算、仲間分け、常識・道徳、比較、欠所補充、図形の合成、絵・色・形状・位置の記憶、迷路、推理といった内容です。合計で12問出題され、試験時間は約30分。12枚の用紙が配布され、それぞれ1問ずつ回答する形式となっています。
富士チャイルドアカデミー
お話の記憶・数の違い・空間把握・重さ・自然常識・社会常識・図形構成(7ピースのパズル構成)
お受験インデックス
・ペーパーテスト
図形・数量・言語・常識・推理・思考、話の記憶 など
・指示行動(お弁当包み・ひも結び・切り抜き など)
・行動観察(ゲーム など)
・絵画テスト(はさみやのりを使う、色塗り など)
・行動観察(ゲーム など)
・絵画工作(はさみやのりを使う、色塗り など)
・運動(基本的な運動 など)
お受験プリントオリジナルの「全問音声付きプリント」は多くの先輩ママさんたちにご評価いただいてます。ありがとうございます!
youtubeの音声で時間の制限があるなかで練習できたので、本番の試験に向けて本格的に取り組むことができました。ありがとうございました。
本番の試験さながらに様々な問題をyoutubeの音声で解くことができて、力がつきました。時間の区切りがあるということを子供が理解しやすかったと思います。
youtubeの音声を男性、女性と選ぶこともでき、本番の時間に備えることができました。
小学校 第47期卒業生
今日の社会では、迷路の出口への正解ルートを見つける力ではなく、出口の有無さえ知れない迷宮を楽しんで進む力が求められます。私はカリタスの総合の授業や外国語学習などを通じてたくさんの迷宮に直面し、仲間とともに正解のない問いにチャレンジしてきました。卒業から5年、逗子開成高校に進学してもなお、カリタスの中での様々な学びや経験は私の大きな原動力となっています。
小学校 第34期卒業生
現在拠点にして活動しているヨーロッパで、他者との関わり方において日本より強く求められる点があります。それは、しっかりと自分の意見を持ち発言すること。そして異なる言語、文化背景や価値観を持つ人達の多様な考え方を受け入れ、尊重しながら対話すること。その素地を培ってくれたのがカリタス小学校の教育でした。討論の授業ではグループに分かれて意見をぶつけ合い、自分とは違う相手の意見を認めつつ主張することを学びました。
小学校 第47期卒業生
入学して最初のフランス語の授業で、先生が「sous la chaise」と繰り返しおっしゃると、意味はわからずとも皆が自然と椅子の下に荷物をおいたという記憶が鮮明に残っています。歌やリズムを通して耳から入ってきたフランス語の記憶は、その後の読み書きという学習に結びついていきました。「フランス語」と「人に仕える」という学びから、私は将来国際協力に携わりたいという夢を持つようになりました。カリタス小学校での豊かな日々に感謝しています。
小学校 第46期卒業生
私は小、中、高校とカリタスで過ごしました。この学園生活で、「自立し、行動する力」を得られたと思います。特にそれを感じられたのは小学校の総合活動です。一年間通し、1つの目標に向け、生徒自身で考え、行動し、より完成度を高めていく活動です。これらは普段の生活では得られない多くの知識、経験を与えてくれました。私はカリタスで得た「自立し、行動する力」を人の為に使えるように尽力していきたいと思います。
カリタスでは、先生方が子ども一人ひとりをよく見て向き合って下さり、子どもの特性や意思を尊重して、のびやかにおおらかに育ててくださっていると常々感じます。就学前は男の子ということもあり精神面の成長がゆっくりでしたが、カリタス小学校に入学して以降、総合教育での動物や自然との関わり合いの中で、そして先生方の親身なまなざしに育まれる中で、自ら進んで周囲に働きかける思いやりの気持ちや、楽しむ中から自然に学びを得る積極的な姿勢を身につけることができたと感じています。
あまり目立つタイプではない息子にも人前に立つ機会を多く与えて下さり、責任感や達成感を味わいながら学校生活を送っております。男子が少ない分、他学年の児童と交流があり、先生方も名前だけではなく持ち味も把握し、欠点と受け止めてしがいがちな面も伸びしろととらえて、温かく寛容に見守って下さり、母として学ばさて頂いております。学習指導も手厚く、添削も丁寧で、個人的に質問して返ってくることもあります。詰込み型ではない授業もやる気を引き出して下さっていると感じています。
カリタス小学校では、面接や日常生活の中で「正しい日本語を話すこと」が重視されています。入学後には各学年で人前でスピーチをする機会があり、言葉を通じた表現力が育まれます。そのため、面接でも言葉遣いや表現力が評価対象となります。
子どもが自然に美しい日本語を使えるようになるためには、日常的に保護者が正しい言葉を意識して話すことが大切です。こそあど言葉を避け、文を最後まで丁寧に言う習慣をつけることが基本です。こうした積み重ねは一朝一夕では身につかないため、日常生活の中で繰り返し実践することが求められます。
本来ひらがなの読み書きは小学校1年生から始まりますが、カリタス小学校を受験する場合は音読課題があるため、正確に読む力が必須となります。ただし、受験のためにドリルを大量にこなす必要はありません。
生活の中にひらがなを自然に取り入れることで、子どもは抵抗なく学んでいけます。具体的には、家庭にひらがな表を貼る、絵本を毎日読む、街中の看板や駅名などを一緒に読むといった工夫が有効です。年長になると絵が少ない児童書に親しむ機会も増えますが、受験準備としては絵の多いシンプルな絵本を選ぶのがおすすめです。こうした積み重ねにより、自然と読解力や正しい発音が身につきます。
カリタス小学校の面接で特徴的なお話づくりは、一見簡単に見えても多くの子どもにとって難しい課題です。自分が主語となる話は比較的スムーズにできますが、他者を主語にした物語になると急に言葉に詰まる子が少なくありません。
ここで役立つのが絵本の活用です。絵本は「誰が、何をした」という物語の基本構造がわかりやすく書かれているため、ストーリーを組み立てる練習に適しています。さらに、登場人物の感情を想像させながら読み進めることで、共感力を育てることもできます。「この子はどんな気持ち?」と問いかけながら一緒に読むことで、感情表現を加える力が養われます。
カリタス小学校はカトリックの精神を大切にする学校です。面接では、保護者に「キリスト教教育をどう思うか」と質問されることもあります。頻繁に教会へ通う必要はありませんが、キリスト教の基本的な考え方に共感を示せることは大切です。
キリスト教の核心にあるのは「愛」「優しさ」「思いやり」といった価値観です。これらは宗教的な特別な知識がなくても理解できるものであり、家庭の教育方針ともつながりやすいものです。子どもにとっても、身近な生活の中で「他者を大切にする心」を育むことが、学校の理念と重なります。
合格に近づくもう一つの大切な工夫は、学校が主催する説明会や公開行事に積極的に参加することです。説明会での印象や授業体験の感想を子どもと共有することは、願書や面接で自然に話せる内容になります。学校を実際に訪れた経験は、子どもが自信を持って志望理由を語る支えとなります。
家族で学校行事に参加し、そのときに感じたことをメモしておく習慣を持つと、願書作成の際にも役立ちます。特にお子さま自身が感じ取った印象を願書や面接で話せるようになると、志望度の高さをしっかり伝えられます。
願書と面接は切り離されたものではなく、一貫性を持たせることが重要です。願書で触れた内容を面接で補足できれば、説得力のあるアピールにつながります。逆に、願書に学校行事の記述がなく、面接でも学校理解が薄いと感じられる場合、併願校として受験している印象を与えてしまう恐れがあります。
志望理由や家庭の教育方針については、願書では簡潔に、面接ではより具体的にと役割を分けることで、全体としてバランスの取れた受験準備になります。
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カリタス小学校の面接は、考査に先立って行われる親子面接の形式です。子どもが先に椅子に座り、その後ろに両親が並ぶ形で進められます。最初にお子さまへの質問があり、その後に父母それぞれに質問がされるという流れです。表面的には一般的な親子面接に近いものの、特徴的な課題がいくつか含まれています。
カリタス小学校の面接で大きな特徴のひとつが、短いひらがな文章を読む課題です。
文章は多くても20文字程度で、内容自体は理解しやすいものです。しかし、濁音・半濁音(ぽ、ぼ)、拗音や促音(ゃ、ゅ、ょ、っ)などが含まれており、正確な読みが求められます。年齢が近い子どもにありがちなミスとして、「こぼれてしまいました」を「こぼれました」と言い換えてしまうケースがあります。焦るとこうした変換が自然に出てしまうため、落ち着いて丁寧に読むことが大切です。この音読は面接時だけでなく、集団テストの中で課される場合もあります。
もうひとつの大きな特徴は「お話づくり」です。4枚の絵が提示され、最初の絵には先生が簡単なお話をつけます。残りの3枚については子どもが自分でストーリーを展開していきます。
単に「何をしているか」を説明するだけでは不十分で、「嬉しい」「楽しい」「悲しい」といった感情にまで触れることが理想です。お話づくりは、事実を順序立てて伝える力と、他者の気持ちに共感する力の両方が求められる課題です。
面接では、学校に関連する質問も出されます。両親に対しては、学校説明会や公開行事への参加経験、そこからの感想などが問われます。また子どもには「カリタス小学校で何をしたいですか」といった質問がなされます。学校行事に一度も参加していない状態では答えに窮することもあるため、説明会や授業体験DAYなどに親子で参加し、印象や感じたことを共有しておくことが重要です。学校訪問で得た具体的な体験は、お子さま自身が印象に残しやすく、緊張する面接の場でも言葉にしやすくなります。
カリタス小学校の面接では、両親にも自己紹介を求められることがあります。学歴や仕事の経歴を誇示する場ではなく、子育てとの関連性を意識して話すことが求められます。例えば「学生時代に経験したことを娘にも同じように体験させてあげたい」といった話や、仕事の中で部下の育成を行っており、それが子育てにもつながっているといった内容は適しています。趣味についても、家族で共有している活動を挙げると好印象です。大切なのは「我が子の面接であることを自覚し、子育てという視点で話す」ことです。
カリタス小学校の面接では、次のような準備が重要になります。
面接では、父親に対して家庭や学校選びに関する質問が投げかけられます。代表的な内容は以下の通りです。
父親への質問では「家庭での役割」や「子どもへの関わり方」がよく問われます。特に「奥様をどう支えているか」という質問は、家庭全体での子育て姿勢を確認するものです。また「志望理由」や「学校説明会での感想」などから、学校理解の深さも評価されます。
母親に対しては、日常の子育てや学校への理解度について質問されます。代表的な質問は以下です。
母親への質問では、キリスト教教育への理解を確認される点が特徴です。また「通学時間が長いが大丈夫か」という現実的な問いかけもなされます。毎日の生活に直結する内容だけに、実際の準備や体験に基づいた回答が必要になります。育児に関する質問では、経験をどう前向きに捉えているかが重視されます。
子ども自身への質問は、基本的な受け答えが中心となります。代表例は次の通りです。
子どもへの質問は一見すると難しくありませんが、日常生活を丁寧に振り返る必要があります。「最近楽しかったこと」や「夏休みの思い出」などは、その場で考えようとすると緊張して答えに詰まることがあります。日頃から会話の中で、自分の体験を言葉にする練習をしておくことが大切です。
カリタス小学校の面接では、「自己紹介をお願いします」という質問がよく出されます。父母ともに求められる場合があり、この点は他校と比べても特徴的です。
自己紹介では以下の点に注意するのが望ましいとされています。
例えば「学生時代にさまざまな経験をしたので、子どもにも同じような体験をしてほしい」と伝えると志望理由と自然につながります。仕事の話も「部下の育成を通じて子どもへの接し方に生かしている」といった方向性にするとよい印象を与えます。
父母ともに忘れてはならないのは「これは我が子の面接である」という点です。自己紹介や仕事の話は、あくまで子育てや家庭の教育方針と結びつけて述べることが大切です。個人の経歴を強調する場ではないため、「子どもをどう育てたいか」「家庭でどのような環境を整えているか」に結びつける視点が求められます。
また子ども自身の質問では、日常生活に基づいた答えをそのまま述べることが基本です。特別に飾った答えを用意する必要はなく、普段の暮らしから自然に言葉が出るように準備しておくことが大切です。
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カリタス小学校の説明会では、受験当日の服装について「緊張しすぎないように、幼稚園の制服など着慣れた洋服で」と案内されます。そのため、実際の試験でも幼稚園の制服を着用する子どもが多く見られます。一方で、保育園に通っていて制服がない場合には、一般的なお受験用の服装を選ぶ家庭もあります。
お受験用の服装としては、女児であれば襟付きのブラウスにジャンパースカート、あるいはブラウスとキュロットの組み合わせが一般的です。男児の場合は、襟付きのブラウスに半ズボンという装いが定番です。学校側は「制服でもお受験服でも合否には関係ない」としていますが、重要なのはお子さまが落ち着いて普段通りの姿を見せられることです。
幼稚園の制服を着る場合でも、清潔感は欠かせません。制服が汚れていたり、サイズが合わなくなっていたりする場合は、お受験服を選んだ方が良い印象を与えます。サイズが小さい制服は見栄えが悪く、本人も窮屈に感じてしまいます。きちんと体に合った服装を整えることで、自然な所作がしやすくなり、自信を持って面接に臨めるでしょう。
また、お受験服を選ぶ際には、試験当日だけでなく、普段から着慣れておくことも大切です。幼児教室や家庭での練習時に何度か着用させることで、当日も違和感なく振る舞えるようになります。慣れない服装で緊張が増してしまうことを防ぐ意味でも、事前に準備しておくのがおすすめです。
服装以上に重要なのが、清潔感です。シワや汚れがないことはもちろん、髪型や靴、ハンカチなどの小物にも気を配る必要があります。子どもにとっては些細なことのように見えても、面接官にとっては第一印象を形作る大切な要素です。服装や持ち物が整っていると、普段から丁寧に準備している家庭だという印象を持たれやすくなります。
また、子ども自身が「この服を着るときはきちんとする」という意識を持てるようになるのも大きな効果です。外見を整えることは心を整えることにもつながります。
両親が派手すぎず落ち着いた服装で臨むことは、子どもに安心感を与えるとともに、学校に対する敬意を示すことにもつながります。ここでもポイントは「清潔感」と「落ち着き」です。
服装を整えることは、面接に臨む準備の一部にすぎません。面接当日の立ち居振る舞いも同様に重視されます。カリタス小学校の面接は子どもと両親が揃って臨む形式であるため、家族全体の雰囲気やまとまりが見られています。入室から着席、退室までの一連の流れにおいて、服装と態度が調和していることが求められます。
緊張のあまり服装にばかり気を取られると、普段の自然な振る舞いが失われてしまうことがあります。服装はあくまでも準備段階の一つであり、目的は子どもが安心して本来の力を発揮できるようにすることだと理解しておくと良いでしょう。
カリタス小学校の願書は、シンプルな形式で構成されています。大きな記入欄として設けられているのは「志望理由」のみで、他校に比べると余計な質問はありません。しかし、シンプルであるがゆえに、書かれた内容がそのまま評価に直結する特徴があります。形式的に記入すればよいというものではなく、どのように学校理解を示し、家庭の教育姿勢を伝えるかが重要です。
記入項目としては以下のようなものがあります。
特に「通学時間」については、長距離通学となる場合に面接で確認されることがあります。親子で実際に学校までの経路を確認し、通学に問題がないことを示せるよう準備しておくことが大切です。
カリタス小学校の願書で最も大きな記入欄が「志望理由」です。欄のサイズは他校に比べると小さめで、目安としては250字程度が適切とされています。一見すると字数が少なく、簡単に書けそうに思えますが、逆に書きたいことを削るのに苦労する家庭も少なくありません。
志望理由を書く際には、以下のような点に注意する必要があります。
教育理念として掲げられている「ともに祈り、学び、仕える人に」という言葉は特に重視されます。その下にある三つの柱、すなわち「神を信じ、人と生き物をいつくしむ」「互いに磨き合って深く考え、創り出していく」「良心の声にしたがって判断し、実行する」という具体的な目標を意識して書くと、学校への理解の深さが伝わります。
カリタス小学校の願書には、他校にはあまり見られない注意点が二つあります。
こうした細かい形式を守れないと、それだけで印象を損ねる恐れがあります。願書作成の最終段階では、書類全体のチェックを怠らないことが肝心です。
カリタス小学校の願書は自由記述欄が少ない分、学校側は「志望度の高さ」を判断しやすいといえます。学校の公開行事や説明会に参加した記録や印象を反映させず、家庭の教育方針ばかりを強調してしまうと、学校への理解が薄いと見なされる可能性があります。実際に学校を訪れた際の体験や、お子さまがどのように感じたかを具体的に記すことが効果的です。
また、願書において「家庭の教育方針」そのものは軽く触れる程度にとどめ、詳細は面接で補う形が望ましいとされています。願書と面接を合わせて全体像を評価する仕組みだからです。
志望理由欄は大きな空白が目立つため、まず鉛筆で下書き用の線を引き、文字が曲がらないように書くのが基本です。書き終えた後に鉛筆の線を消すことで、丁寧に仕上げた印象を残すことができます。小さな工夫ですが、丁寧さは読み手に伝わります。
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カリタス小学校の願書で最も重視されるのは「本学園希望理由」の記入欄です。大きな空白が用意されており、家庭の考えや学校への思いを簡潔にまとめる必要があります。欄のサイズは他校と比べるとやや小さく、目安は250字程度です。字数が限られている分、冗長にならず、要点を絞って記述しなければなりません。書きたいことが多い家庭ほど、取捨選択が難しくなる傾向があります。
また、考査の約1週間前には親子面接が行われます。そこで直接話す機会があるため、願書にすべてを書き込む必要はありません。志望理由欄では、あくまで学校への理解や共感を中心に記し、家庭の教育方針や詳細なエピソードは面接で補うという意識を持つと良いでしょう。
カリタス小学校は、年2回の説明会や、年4回の公開行事を通じて学校を広く公開しています。授業体験DAYなど、お子さまが直接参加できるイベントもあります。そのため、志望理由を書く際には、学校を実際に訪れた経験や、そのときに感じたことを盛り込むことが有効です。
こうした具体的な経験は、読み手に強い印象を与えます。逆に、学校行事に一度も触れず、家庭の教育方針ばかりを長々と書いてしまうと、志望度が低い、併願校として受験しているのではないか、と疑われる可能性があります。学校公開の機会を積極的に活用し、その実感を願書に反映させることが大切です。
カリタス小学校の教育目標は「ともに祈り、学び、仕える人に」であり、具体的には以下の三点が掲げられています。
志望理由欄では、これらの教育理念に共感していることを明確に示すことが求められます。単なる抽象的な賛同ではなく、実際に学校行事や説明会に参加した中で、「この理念がどのように教育活動に表れているのか」を感じ取ったことを述べると説得力が増します。
例えば、「互いに磨き合う」という理念を、授業体験で子どもたちが協力し合う姿から感じ取ったと記すと、学校への理解度が深いことが伝わります。
カリタス小学校の受験者数は例年450名程度で、募集人数108名に対しての表面的な倍率は約4倍です。しかし付属幼稚園からの内部進学者がいるため、実質的な倍率は2〜3倍程度とされています。さらに、神奈川の学校は東京都の本命校を受験する前の「練習校」として受けられるケースも多く、学校側は併願者が一定数含まれていることを把握しています。
だからこそ、願書に記された志望理由から伝わる熱意は、合否の大きな判断材料となります。「どうしてもカリタス小学校に入りたい」という思いを込め、学校で学ぶ姿を具体的に描くことが重要です。家庭の方針や子どもの特性を生かしながら、教育理念に合致した志望理由を端的にまとめることが、合格への近道となります。
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神を信じると生き物をいつぐしむ
神の優しさを思い起こし、祈りができる子ども
生かされていることに感謝し、自他を大切にできる子ども
お互いに磨き合って深く考え、創り出していく
何事にも意欲をもって取り組む子ども
創意工夫して問題が解決できる子ども
多面的、総合的に考える子ども
良心の声にしたがって判断し、実行する
みんなで力を合わせ、規則正しい生活ができる子ども
喜んで他者のために働くことができる子ども
健康な心身をもつ子ども
「愛」の心を育む、真に尊い教育をカリタス学園の教育は、キリスト教の価値観を基礎とする創立者の精神に従い、一人ひとりの可能性を伸ばし、普遍的愛を持って人に尽くす人間の育成をめさすものです。
CARITAS、それはラテン語で「愛」の意味です。
この名称は「普遍的愛の母」と呼ばれた聖マルグリット・デュービルが創立した「カリタス修道女会」の名に由来しています。聖マルグリット・デュービルはキリストの人間愛に動かされ、民族や国籍、宗教や文化の壁を超えて、恵まれない人々を彼女の心に抱き、「愛の奉仕活動」に生涯を捧げました。その後、彼女の遺志を受け継いで、メール マルセル・マレは「ケベック・カリタス修道女会」を創立。カナダの古都、ケベックに蒔かれた「愛」の種は太平洋を渡り、日本の地に運ばれました。
神に心を開き信頼する人間を育てる教育
限りない可能性とともにさまざまな限界や弱さをもつ人間。私たちはそのようなものとして“永遠なるもの”にあこがれます。カリタスの子どもたちは、落ち着いた思いやり
あふれる環境の中で、この永遠なるもの「神」に気づき、神への言頼と感謝のうちに世界や人生の意味を理解していきます。
一人ひとりの可能性を十全に伸ばす教育
人間は一人ひとり神から生命・知性・自由意思を与えられ、神に愛されているかけがえのない存在です。カリタスでは、子どもたち一人ひとりが神から与えられたそれぞ
れの才能を充分に伸ばし、社会に貢献できる自律した人間へと成長していきます。
普遍的愛の心を育てる教育
『普遍的愛の母」と称えられる聖マルグリット・デュービル。カリタスの子どもたちは、「互いに愛し合いなさい」というイエスの呼びかけに応えて、創立者の生き方にならい、身近な人々だけでなく、民族や国籍、宗教や文化を越えてすべての人々を愛することを学んでいきます。
福音的社会をめざして奉仕する人間を育てる教育
福音的社会とは「最も小さな者」が尊重される、愛と平和と正義に満ちた社会のことです。カリタスの子どもたちは、「仕えられるためではなく、仕えるためにきた」と言われたイエスの教えに従い、人のため、特に恵まれない人々のために奉仕できる人間へと育っていきます。
カリタス学園は、カナダのケベック・カリタス修道女会が1960年に教育活動の一環として、日本に設立したカトリック学校です。その教育目的は、「キリスト教の価値観を基盤とする創立者の精神に従い、一人ひとりの可能性を伸ばし、普遍的な愛をもって人に尽くす人間の育成」にあります。幼稚園・小学校・中学校・高等学校をそなえた総合学園で、創立時から揺るきない教育理念のもとに、園児、児童、生徒、それぞれの成長段階に応じた実践的、体系的なカリキュラムによる一貫教育を行っています。
ワクワクがいっぱい!
カリタスは「なんで?」「どうして?」の小さな疑問を大切にします。
低学年では、毎日交代で動物のお世話をします。みんなで話し合い、糞尿の付いたわらは堆肥に。ヤギや羊たちに感謝をしながら、花壇や畑の土作りに活用しています。
「総合教育活動」は、体を通して学ぶ活動です。とかく知識だけに終わりがちな学びも、体験を通じて五感を磨き豊かな感覚を育てます。
また、様々な「ひと・モノ・こと」と向き合いながら、子どもの中では絶え間なく「発意・構想・構築・遂行・省察」というサイクルを繰り返し、各教科で培われる「考える力」をより一層伸ばします。これらの子どもたちの「願い」に支えられた活動は、試行錯誤を繰り返しながら、より深く、また広く展開していきます。この活動は、子どもたちにとってまさしく生きた現実であり、その活動を通して学ぶ力は「本物の学力」であると考えています。
ドキドキを詰め込む
お泊りだって自分の力で。友だちと一緒なら大丈夫!
自立心を育て、子ども同士、教師と子どもの交流や自然体験などをねらいとして、各学年にふさわしい宿泊活動を行っています。活動は例年行っている主な内容です。
祈りの時間が豊かな心を育てます。
祈りの時間は、とても気持ちの良い時間です。ゆっくりと息を吸って心と身体を静かにさせ、心地よさの中で子どもたちは神に心を向けていきます。
人と生きものをいつくしむ「心の教育」
カトリック教育の理念に基づき、神に心を開き信頼する人間を育てます。私たちが神に愛されて生かされていることに気づき、喜びと感謝の心をもって生活することができるよう育みます。また、私たちは子どもたち一人ひとりが神から与えられた才能を十全に引き出し、その才能を伸ばしていきます。
「読む」「書く」「話す・聞く」どの分野についても、仲間との“学び合い”を大切に、授業を進めています。文章を読んで、また様々な経験の中で感じたことを、言葉で表現することで一人ひとりの中で形をもち、たしかなものとなります。それをさらに「ぼくも同じ気持ちだよ」「私はこう思うよ」と伝え合うことで、深まりが増すのです。友だちと学ぶ学校だからこその学びを、大切にしています。
1・2年生では、具体物やブロックなどを用いて視覚的・体験的に数や量の感覚を養いながら授業を進めています。また、3年生以上は1クラスをアトランダムに半分に分ける少人数制をとっています。そして電子黒板やタブレットを用いて、自分の考えを発表したり、聞き合ったりしながら、国語力を培うと共に思考力を深める授業づくりをしています。
多摩川探検で育んだ自然への興味を理科でも楽しみながら学び始めます。理科では実験や観察を通して様々な発見と出会います。そしてみんなで「どうしてこうなるのだろう」と追求していき、科学的な思考を深めています。時には教科書の内容を越えた活動に発展していくこともあります。例えば「白い粉だった食塩が、水に溶けると見えなくなるのはどうしてだろう?」といったことをテーマに、自分たちの考えを話し合ってまとめ、グループごとに電子黒板に映して説明して学び合いました。
社会科はより良い人生を歩むために学習する教科です。自分たちの生活を振り返り、自ら課題を見つけてそれを解決するために調べ活動を多く取り入れています。なるべく本物に触れたり、体験したり、「人」に出会ったりして調べることを重視しています。
低学年は、総合の授業と関連して動物、植物など、大好きなものを自由に大きく描いたり、身体を大きく動かす造形遊びをしたりします。低中学年は陶芸などで土を、高学年は木工作や木版画などの木を使って自然素材の触感を大切にした造形活動をしています。図画では、お話の絵「読書感想画」を全学年で描き、豊かな創造性教育に取り組んでいます。
子どものもっている音楽的な感性を大切にしながら、生き生きとした活動を目指しています。自分たちの生活や身近な出来事を題材に、友だちと一緒に表現したり、学年を越えて発表したり交流したりして、ともに音楽を楽しんでいます。(幼稚園や中高との交流、5・6年生は外部の音楽会への参加もあります。)
体育では、わくわく”“ドキドギ”、そして、“いきいき”をキーワードに、「子どもが子どもらしく活動できる授業」をめざしています。体育館がアスレチックに変わる「ヤマニーランド」、子どもたちがチームで団結して優勝をめざす「バスケットボール大会」「ドッジボール大会」”子どもの瞳が輝く体育、がここにあります!
小学校1年生から良質な英仏語教育を子どもたちに
全て少人数授業で展開しています。
1・2年生ではカリタス独自の Verbo-Tonale Gladich メソッドでフランス語独特のリズムとイントネーションを徹底的に学びます。3年生からはフランHachette 社の「Les LousticsVol.1&2」を使い、4年間で CEFRに準拠したDelf Prim A1で要求される聞く、読む、書く、話す力をしっかりと身に付けます。
1・2年生では、身近なことをテーマに、歌やライムで英語の音を楽しんでいます。3年生から、児童英語教材「ぼーぐなん」より、Wonderlandシリーズ、Actionシリーズ、Wordbookを使用して授業を行っています。4年生以上では毎時間タブレットを使用、Action Online 版を使って聞き取りや発音練習をしています。この Online版は自宅学習でも使えます。内容は子どもたちが英語だけで理解できるように、ストーリー性があり、繰り返しやすい英文が、英語らしく、聞き取りやすい発音やイントネーションで全文録音されています。授業では、英語で語られる内容を聞いて理解することを基軸とし、理解できる表現を繰り返しながら応用へと繋げていきます。
<女子の場合>カリタス小学校を卒業する女子は、内部進学認定テストを受験し一定基準を満たすことで併設のカリタス女子中学高等学校に進学することができます。しかし、児童本人又はご家族の希望によっては、公立中学校や他の私立中学校へ進学する場合もあります。<男子の場合>本学園は、幼小のみが共学校であるため、男子は小学校の卒業と同時に他校へ進学することとなります。ほとんどの男子は、私立中学校へ進学をしていきます。
<女子の場合>内部進学という制度があるため、特に受験指導は行っていません。1年生からの教育課程及び基礎学習を丁寧に指導し、勉強に対する姿勢や自ら学ぶ学習習慣を大切に育むように指導しています。カリタス女子中学高等学校に進学してからも、自分の持つ可能性をさらに広げられる学力を育てることを大事にしています。<男子の場合>基本的には、女子と同じく低学年から基礎学習を丁寧に指導します。低学年から知識を身につけることだけに力を入れるよりも、体験を重視しながら、多くの友達と協働し互いに学び合い深く考える力を身につけてほしいからです。高学年になってからも、特に受験対策指導は行っていません。各家庭で選択した受験(進学)塾を利用することになります。この際、本校の総合教育活動等で培われた、書く力、学び合う力、深く考える力が生かされています。
【カリタス小学校編】お得な19科目:学校別ばっちりパック!全問音声付き!
【数量系】 隠れた数(問題20ページ) 数の分割・分配(問題20ページ) 数の比較・釣り合い(問題20ページ) 数の構成(問題20ページ) 計数(問題20ページ) 【図形系】 図形の構成・分割(問題20ページ) 線対称(問題20ページ) 積み木・立体図形(問題20ページ) 四方観察・見え方の推理(問題20ページ) 長さ比べ(問題10ページ) サイコロの展開(問題20ページ) 鏡問題・鏡図形(問題20ページ) 回転図形(問題20ページ) 【条件推理系】 重さ比べ・シーソー(問題20ページ) 系列・法則性(問題20ページ) マジックボックス・魔法の箱(問題20ページ) 変化の法則(問題20ページ) 【言語系】 お話の記憶(問題10ページ) しりとり(問題20ページ)
お受験プリントは2000名以上の方々にご利用いただいておりますので、ぜひお試しください!(LINEでの宣伝はほとんどしておりませんので、ご安心ください笑)