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晃華学園小学校の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ
晃華学園小学校は1957年に設立された東京都調布市に位置する人気の私立小学校です。
この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。
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晃華学園小学校の難易度:倍率・偏差値
晃華学園小学校の倍率
晃華学園小学校への入学志願者は例年200名ほど(2023年は213名)で、定員が40名ですので、倍率は5.4倍前後という計算になります。
晃華学園小学校の偏差値
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、晃華学園中学校の偏差値は65となっています。(首都圏模試センター参考)
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晃華学園小学校の関連動画
公式動画
学校説明動画
進路指導について
宗教教育について
英語教育について
アデルクラブについて
晃華学園小学校の公式情報
校訓 神を敬い人を愛し マリアのように正しく強く美しく
Noblesse Oblige
「Noblesse Oblige」(ノープレスオプリージュ)は、フランス語の格言として有名な言葉ですが、もともとは「ルカによろ福音書」12章48節の「すべて多く与えられた者は多く水められ、多く任された者はさらに多く要水される」という聖書の言葉に由来しています。兄華学園の校訓には、「他力は自分に与えられたのではなく、世の人々のために使うよう与えられたもの。努力して能力を人々のために」という願いが込められています。
教育理念
晃華学園は、1816年にフランスで設立された「汚れなきマリア修道会」を母体とするミッションスクールです。
“晃”は「光り輝く」などの意味をもち、“華”は「花」を表しています。“晃華”とは「光り輝く花」、つまり、イエス・キリストの母“聖母マリア”を象徴しています。
「キリスト教的人間観に基づく全人教育」を理念とし、幼稚園から高等学校まで、対象となる年齢やそれぞれの時代に即した教育活動を行っています。
設立母体
「汚れなきマリア修道会」は、1816年、福者 ギョーム・ヨゼフ・シャミナード神父と福者メール・アデル・ド・バッツ・ド・トランケレオンによって、フランス・アジャン市において設立されました。本部は現在ローマにあり、翌年設立された男子マリア会とともに世界35か国以上に支部を展開しています。
一つの心、一つの魂
晃華学園の設立母体はカトリックの「汚れなきマリア修道会」です。私はこの修道会の男子部であるマリア会に所属しています。この修道会は、同じ理念に基づいて世界各地に学校を設立しています。東京九段の暁星学園もその一つです。
私たちはキリスト教的人間観に基づく、知育・徳育・体育の調和のとれた人格形成、将来、立派に自立・自律して、他者、社会に貢献できる人間育成をめざしています。見華学園の教育共同体(在学生・教職員・保護者)は「一つの心、一つの魂」となって、この目標に向かって適進したいものです。
教育方針
マリア会系の学校(マリアニストスクール)は、世界のマリアニストスクール共通の指針に基づいた教育を行っています。晃華学園の教育は、その根幹にカトリックの教えがあり、マリアニストスクール共通の5つの教育方針に基づいています。
1. カトリック精神に基づく教育
ゆるぎない価値観を育て、生きる意味、生きる価値を見つける教育人とともに人のために生きること責任感と自立心を育むこと
2. 質の高い全人教育
知・徳・体のすべてにわたる高度な内容の教育(知識・技能の習得)
思考力・判断力・表現力の養成
主体性・多様性・協働性の涵養
3. 家庭の精神を基盤とする教育
学校が愛と尊敬のもと、責任と義務を共有する共同体となる教育家庭との連携
他者への借頼と寛容さ
4. 奉仕・正義・平和をめざす教育
社会の発展のために、指導力を発揮し貢献できる人物を育てる教育人間の尊厳と人類の平等のための働き
より良い世界を築く使命感
5. 変化に適応できる教育
時代の変化を見極め、柔軟に対応できる人物を育てる教育
新しい時代には新しい手段で・・・デジタル新時代への対応
グローバル化した社会を生き抜く力
育てる児童像 「人とともに人のために生きる子ども」を育てる
晃華学園小学校
成長の礎となるカトリック教育を
小学校の教育目標は、次の聖書の御言葉が土台となっています。
教育の第一歩は、まず神に愛されている尊厳ある自分自身を受けることから始まります。そして、互いを大切にした共同体の中で知を磨き合い、共に生き、共にわかち合う喜びをあらゆる教育活動の中で伝えていきます。
また、学習においては学びが子どもたちの内に根をおろし、小学校卒業後の伸びしろのある学力と学習姿勢が身につくように、教員が児童一人ひとりと丁寧に向き合いながら、主体的な「意欲」「興味・関心」「学習習慣」を育ててまいります。
この小学校で蒔かれた言葉の種がやがて成長し、それぞれの持ち場で“地の塩、世の光”となる人材の育成をめざしております。
卒業生
晃華学園は私をつくり、育ててくれた場所
幼稚園に途中入園をしてから高校卒業までの14年間を、晃華学園で過ごしました。思い起こすと、見華学園での学びや経験が現在の自分の考え方や興味・関心につながっていると感じます。例えば、中学では卒業論文に取り組むのですが、環境問題に関心をもっていた私は太陽光発電をテーマに選びました。その後も環境問題に興味・関心をもち続け、大学でも環境に関する研究に取り組みました。
また、中高時代には放送研究会に所属し、会長を務めました。広れられない思い出は、全員で放送劇をつくり、文化祭で発表したこと。
題材として選んだミュージカル作品を放送劇に書き替える作業は非常に大変でしたが、完成したときは達成感がありましたね。現在もこの作品づくりが、これまででいちばん頑張ったことだと思っています。
恵まれた環境があったから、夢に近づけた自分がいる
アナウンサーには、小学3年生の頃かられていました。宜言するには少し恥ずかしい夢だったかもしれません。ですが、友人や先生方は冷やかすことなく、いつも応援してくれたのをよく覚えています。
晃華学園には、「なりたいもの」「やりたいこと」「頑張りたいこと」を自由に発することができ、それを真剣に受け止め、全力でサポートしてくれる環境があります。そんなあたたかい環境の中で友人たちと将来の夢を語り合い、さまざまなことに励んだ14年間は、今の私の大きな力になっています。そして、そのときに自分の興味・関心や目標、将来について考えたり、努力したりすることの大切さを教えてもらったりしたからこそ、今、こうして夢に近づけた自分がいるのだと思います。
将来は、視聴者の皆さんの挑戦や行動を応援できるアナウンサーになりたいです。社会に貢献できるよう、自分の声と言葉を磨きたいと思っています。
晃華学園で出会った友達はとても大きな財産
父が暁星幼稚園に通っていたという緑もあり、幼稚園から小学校の9年間、昇華学園に通いました。学園生活はとても有意義で、ハロウィンやイースターなど、見華学園ならではの行事では、子どもと先生が一緒になって楽しんだことを覚えています。
学級では男女問わず仲がよく、スクールバスで一緒だった友人とは特に思い出が多いですね。一部の友人とは現在でも連絡を取り合っていて、お互いの近況を伝え合っています。9年間を一緒に過ごした友人たちがそれぞれの分野で活躍している話を聞くと、自分も頑張ろうという刺激になります。卒業して時間が経っているにもかかわらず、互いに高め合える友達がつくれたことは、私の中でとても大きな財産です。
キリスト教から学んだ相手に寄り添う心
幼稚園から聖歌やお祈りなどがある生活を送ってきたことで、キリスト教の考え方が自然と身につき、その後の自分の視野を広げることができたと思います。宗教の授業で学んだことは、困っている人に寄り添い、手を差し伸べる奉仕の心。私は現在、獣医師として犬や猫などに対する施術を行う、小動物臨床をしています。見華学園で学んだ精神は、さまざまな患者さんと接する中で、「患者さんとその飼い主さんのために、自分には何ができるのか」ということを考えていく際に生かされていると実感しています。
今後は地域に密着した獣医として、自分を育ててくれた地域の方々に恩返しをしていきたいと思っています。獣医の仕事で大事なのは、飼い主さんからじっくり話を聞いて、治療の方針について納得できるように説明すること。安心して治療を任せてもらえるよう、これからも獣医療の技術、接客の質を高めていきたいと考えています。
自分の役割とは…・・・・・問い続けた中高時代
見華学園では、中学校から高校までの多感な時期を過ごしました。好奇心が強く、夢中になれるものを探していた私は、「自分は何者なんだろう。何ができるんだろう」と常に自間自答していましたね。
社会に対して問題意識をもっていて、将来は結婚をしても仕事を続けていきたいと考えていました。
振り返ってみると、晃華学園はとても個性豊かで、多様性にあふれた環境でした。破天荒な先輩たち、新しいことを始めたくてプログラムを一緒に企画・運営した友人たち、ほどよい距離感を保ちつつ、見守ってくださった先生方。そんな環境での6年間は、自立と自由のあり方、グローバルで多様な視点、博愛の心の種を蒔く時間だったと思います。
世界の多様性を知り本物にふれてほしい
私の仕事は、環境問題や社会問題の解決をめざすビジネスを行う企業向けのコンサルタント業務です。海外でプロジェクトを進めることも多くあります。文化や価値観が異なる人たちと仕事をする際は、相手と通じ合うことが大切です。相手に自分を知ってもらうことも必要ですが、そのためには相手をよく知る必要があります。そして大切なのは、実際に現地に足を運び、自分で見て、聞いて、感じること。インターネットで情報を得ることはできますが、本物にふれ、追求することが大切です。
世界は広く、多彩な価値観があります。しかし、些細なことをきっかけに、急に通じ合うことができ、世界が小さく感じられることもあります。これからの時代を生きる皆さんには、いろいろなことを体験し、世界の多様性を知ってもらいたいですね。大変なこともありますが、何もやらないで過ごすより、失敗してもやったほうがいいし、そのほうがずっと楽しい。なぜなら、人生は自分が取り組んだぶんしか進まないのですから。私も自分の役割を担い、自分の人生を一歩ずつ進めながら、社会に貢献したいと思っています。できれば、みなさんと一緒に貢献できると感しいです。
いつの間にか根づいた晃華の英語
晃華学園に編入したのは、小学4年生の頃でした。当時、英語を学ぶことができる小学校は珍しく、英語の歌を楽しく歌いながら学んだことを覚えています。中学では英語劇を始めました。それが、高校では文化祭などで毎年披露するまでになり、演劇への関心も高まりました。それが今の研究につながっています。授業で印象深かったのは、「マイ・フェア・レディ」の原作「ピグマリオン」を英語で読んだこと。また、大学受験期には毎日自由英作文を書き、それを先生が本当に丁寧に添削をしてくださいました。学園では日常的に教科昔を離れた幅広い英語にふれていたので、将来も英語にかかわりたいと思ったのは自然なことでした。
精神的な遅しさをもった生徒になってほしい
現在は、群馬大学でシェイクスピアの上演研究を行っています。
国際交流や研究分野を超えた活動をするうちに、いろいろな人に出会い、気づきもありました。
晃華学園では「Noblesse Oblige(ノーブレスオブリージュ)」の精神を大事にしています。これを私は「受け取ったものは、誰かに返さなければならない」という意味と理解しています。今でもこの精神で、学生たちに教えたり、国際交流や男女共同参画推進の活動をしたりしています。在学時は意識していませんでしたが、知らないうちに学園の精神が身についていたようです。今思えば、授業では宗教をはじめ、幅広いお話を聴いて視野を広げることができましたし、女性だけの環境で、すべてを自分たちで決め、最後まで取り組むことができました。そんな恵まれた状況で、自然と自主性もはぐくまれたのだと思います。
今後も、ジェンダーや国籍など、さまざまな人が共生するダイバーシティ社会で、いろいろな人とかかわりながら、違いを乗り越えられるタフな人材を育てていきたい。皆さんにも、そんな精神的な遅しさもった人になっていただいきたいと思っています。
年中行事
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