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【東京女学館小学校編】受かる子・合格した子のご家庭インタビュー:学校別対策シリーズ

東京女学館小学校_受かる子

※当サイトは一部内容を文部科学省子供たちの未来を育む家庭教育国立教育政策研究所を参考にしています。

1888年に開講した東京女学館小学校は「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を教育目標に掲げ、小中高の一貫女子教育機関として、非常に人気です。

今回の記事では、東京女学館小学校に合格されたご家庭にご協力いただいたオンラインインタビューの内容と学校のホームページから「覚えておきたい内容」をまとめました。(一部、学校説明パンフレットも引用しています)

東京女学館小学校を受験される方はぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。

学校説明会などの日程

学校説明会 2024年7月6日(日)

ホームページはこちら: https://tjk.jp/p/admission/guidance/

目次

受かる子・合格した子は覚えてた?「東京女学館小学校」の公式情報

教育目標 高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成

東京女学館は「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を教育目標に掲げています。1888 (明治 21)年に開校して以来、建学の精神を継承しながら、価値観の異なる新しい時代の要請にも柔軟に対応し、女子一貫教育のトップランナーとして国際社会で活躍する女性リーダーの育成を目指した教育活動を、常に発展的に展開してきました。

女性の果たす役割と責任が大きくなり、世界規模、地球規模で活躍することが求められている今日、多くの女性が共存と共生の社会、持続可能な社会の実現のために奮闘しています。東京女学館でも134年もの長きにわたり、自分の生き方をもつ多くの女性たちが伝統を作り、歴史をつむぎ、現代にも輝きを失うことのない建学の精神を引き継ぎながら、日本で、世界で活躍を続けてきました。

東京女学館小学校は1929 (昭和 4)年に日本資本主義の父と言われた澁澤榮ーを館長とする時期に開設しました。良妻賢母の教育から始まって、女性の力を家庭から社会・世界へと押し広げてきた歩みです。そして今、次世代の女性の自己実現を図り、人間形成の基礎を培う計画的系統的な教育活動を、穏やかな環境のもとでていねいに進めています。

パンフレットより

すずかけ 日本の伝統文化を楽しく学ぶ

日本人女性としての高い品性

小学校を見下ろす校庭の高台に立つすずかけの大木。この木は、明治時代に赤坂離宮と新宿御苑、御料地などに、外国から移入して植えられたすずかけの木と同じものです。東京女学館が大正12年9月1日の関東大震災で全焼し、それまで校舎のあった虎ノ門(現在は文部科学省)から、御料地であった広尾の地に移転してきた時にはすでにあった女学館の生き証人のような木です。100年の樹齢を保っているので根元を踏まないようになどするようにして、大切にしてきました。

小学校の授業「すずかけ」は、このすずかけの木から命名されました。この授業は、文化・伝統から作法を学び、日本人としてのアイデンティティーと高い品性を身につけることを目的としています。海外生活を経験した多くの方が、日本の文化に対する認識不足を感じています。現在、東京女学館小学校では「すずかけ」のなかで、日本舞踊、茶道、華道、邦楽、着付け、礼法、坐禅、百人一首、テーブルマナー、日本の昔遊び・むかしの話、を授業として実施しています。師から教わり受け継がれていく文化・伝統は、心豊かな人間として成長する源であり、世界で活躍する女性リーダーに必要とされる資質を高める大切な学びです。

パンフレトより
  1. 日本舞踊 古典芸能で表現されている意味を理解し、手の動き、足の運び、優雅な立ち居振る舞いを身につけます。
  2. 茶道 和室の歩き方、襖(ふすま)の開け方、正座の仕方、お菓子の頂き方、お茶の点て方・頂き方・運び方、お客様をおもてなしする心配りなどを学びます。毎年父の日の参観日には、 6年生が手作りのお茶碗で、自ら点てたお茶を家の方に振る舞います。
  3. 華道 草木や花を人間と同じいのちのあるものとして見つめ、その美しさを花器の上で表現します。花の名前や性質を知り、花の心とその真髄を会得します。
  4. 邦楽 日本の伝統楽器である「争」にふれることにより、和楽器ならではの独特の演奏方法を学びます。筆の演奏を通して音色の美しさや礼儀作法の大切さを知ります。
  5. 着付け ゆかたの名称を知り、着るコツを学びます。着物で生活し、座り方、歩き方など、和服の場合の立ち居振る舞いを身につけます。
  6. 礼法(箸の使い方) 日本文化の基本である礼法をその歴史的背景から学び、お箸の使い方を通して礼儀、作法、周りの人への思いやりの心を学びます。 5年生はお箸作りも体験します。
  7. 坐禅 鎌倉にある臨済宗(禅宗)建長寺派の総本山である建長寺で、雲水の修行と坐禅を体験します。何ものにもとらわれす、縛られす、執着せす、たった今、ここにいる自分こそが真実。微動だにしない瞑想の空間を時がゆっくりと流れます。
  8. 百人一首 日本古来の和歌に触れ、カルタ遊びの中から旧かなづかいなどを学び、合わせて歌の心を読み解くことでいにしえの人々の感性に触れます。
  9. テーブルマナー ホテルでの会食を通して食事の礼儀作法を学びます。 3・4年生は洋食、5年生は和食でのマナーを学びながら会食を楽しみます。一流ホテルで学ぶマナーで、どこへ出ても堂々とふるまえる態度もあわせて身に付けます。
  10. 日本の昔遊び・むかしの話 束京女学館を卒業された大先輩の方々から、おはじき、お手玉、あやとりなど昔の遊びを教えていただきます。また、昔の女学館のお話を聞き、女学館の歴史や歩みを学びます。

つばさ 自ら考え、自ら学ぶ

世界に羽ばたく豊かな女性

広い世界に向かって大きく羽ばたく– 。「つばさ」は国際社会での活躍をイメージして命名されました。総合的な学習の時間• 生活科の一部であり、自分の力で羽ばたけるよう自ら考え、自ら学ぶ力を育成します。また、グローバル化の進む社会で活躍できる資質を育むキャリア教育も目指しています。内容は、体験学習と情報教育から構成されており、習得・活用・探求につながる学習を展開します。

体験学習は、自ら判断し選択が可能な複線型(活動内容を複数のテーマやコースの中から選択する仕組み)で構成しています。自ら関心を持ったテーマに取り組むことで、学びはより深くなり、成果も高まります。また体験学習は生きる力を養い、他を思いやり、周囲の仲間と自分との関係を深めるなど、東京女学館小学校の目指す品性を高める教育にも大きな成果をあげています。情報教育では、パソコンや一人1台所持のIpadを活用して情報活用能力を育てています。 1年生から段階的に導入・活用のカリキュラムを用意し、高学年では問題を発見し解決するための情報収集カ・情報分析力を身につけ、情報化社会で活躍できる資質を育みます。

パンフレトより

国際理解 豊かな国際性・語学力を養う

今の小学生が大人になる頃には、社会のグローバル化がさらに進みます。英語を使ってのコミュニケーション能力を身につけることは、将来の職業選択にも大きく影響すると考えられます。

東京女学館小学校では、国際社会で活躍できる女性リーダーの資質に必要な語学力を養うために「コミュニケーションのための英語教育」を、 1年生から展開しています。また語学だけでなく、異文化交流など国際性を養うための体験学習を低学年から導入し、高学年では国内でのイングリッシュキャンプ(宿泊英語研修)や海外での英語研修(ホームステイを含む)などを実施しています。

パンフレットより

低学年

歌やリズム遊びなどを通じて英語の音声や基本的な表現に慣れ親しみます。また、インターナショナルスクールと交流活動を行い、外国のお友だちと仲良く遊びます。

中学年

ゲームや寸劇など様々な体験活動を通して、楽しみながら英語を習得していきます。話す・聞く力に重点をおき、英語能カの基礎を育てます。

高学年

寸劇、プレゼンテーション、英語劇などの活動を行い、文法や語彙の知識を高めます。読む・書く能力を養う活動も取り入れ、中学校の英語学習への準備をします。また夏休みには海外や国内で英語研修を実施して児童の英語学習に対する意欲を高め、実践的な英語能力の育成を図ります。

異文化交流

ブリティッシュ・スクールとの交流

2年生では、渋谷区にあるブリティッシュ・スクールの同年代の子どもたちと交流しています。「①ブリティ ッシュ・スクールの子どもたちとの交流を通して、言葉の壁に出会った時の問題解決場面を体験し、異文化に親しむ。②ブリティ ッシュ・スクールの子どもたちを迎える準備を、グループで協力して行う。」この2点をめあてとして活動します。

大使館訪問・交流

4年生では、 近隣の大使館を訪問します。「①他国の文化に触れ、興味や理解を深める。②大使館の役割を知る。」この 2点を目的とした活動です。平成28年度よりチェコ大使館と連携を取り、チェコ共和国のプラハ芸術基礎学校との文化交流を行っています。

また、令和元年度には、ロシア連邦ウラジオストクのギムナジアの児童•生徒が来校し音楽・図エ・書道(日本の文化紹介)など5年生の授業に参加しました。

国内研修 FUJIイングリッシュキャンプ

3泊4日のFUJIイングリッシュキャンプでは、大自然の懐に囲まれた「フジプレアムリゾート」で、ネイティブ講師と寝食を共にしながら生活を送ります。児童5名に対し1名のネイティブ講師が、子どもたちのリーダーとなってさりげなく興味を引き出し、英語学習への関心・意欲を高めます。

語学だけではありません。学生たちとの共同生活を通して、子どもたちは自国とは異なる外国の文化や価値観に触れ、世界へ向けての夢を広げます。

海外研修 オーストラリア・タスマニア研修

「オーストラリア・ タスマニア研修」は、束京女学館小学校で開発したオリジナルのプログラムです。研修ではホームステイで異文化を体験し、オーストラリアの文化を学びます。また、学んだ英語を使って、外国の方とコミュニケーションをとる喜びを感じるとともに、日本人としてのアイデンティティーを自覚して規律ある態度や公徳心を身につけることを目的としています。

提携校であるファーン校は、タスマニア州の州都ホバートにある1935年創立の名門女子校です。プレップ(就学前5~6歳)から 12年生までの一貫教育を行っており、東京女学館との共通点も多く、 本校と積極的に交流活動を行っています。海外留学生も受け入れており、日本語教育にも力を入れている学校です。

英語

束京女学館小学校では平成8年 (1996年)度から国際理解教育の重要性を認識し、総合学習の時間を使った英語教育「ワールドタイム」を開始しました。平成12年(2000年)度からはさらにその語学面を重視し、「英語」としての教育を深化させました 。

そして平成16年 (2004年)度には、2000年度に発信されたMission Statementを受けて「バイリンガルな人材の育成」を目指し、次の4点を基礎とした「東京女学館小学校の英語プログラム」を立ち上げました。東京女学館小学校の教育の特色である「すすかけ」「つばさ」の授業と有機的に連動させた本校の英語教育は、いま小学校英語の先駆的取り組みとして英語教育関係者の間で高い注目を集めています。

パンフレットより

教育方針 国際社会で活躍する女性リーダーの育成

東京女学館小学校はスクールアイデンテイティーとして「女子教育のリーディングスクール」を掲けています。「女子教育奨励会設立趣意書」にある建学の精神や、ミッションステートメントとしてまとめられた教育の指針は、女性のもつ大きな力に早くから着目し、女子の教育はまさしく人格形成の教育であることを示しています。たんに学力をつける教育にとどまってはならず人間性の教育をするという精神は、ていねいであたたかな手作り感のある教育活動を進めることや、「成すことによって学ぶ」多彩で特色あるカリキュラムや教育プログラムに結実しています。

パンフレットより

リーダーシップの教育 インクルーシブ・リーダーシップ

インクルーシブ・リーダーシップ(包括的リーダーシップ)は共感、創造性、協力などの相互互恵関係に支えられた、すべての人のためのリーダーシップです。女子一貫教育校だからこそ、女子のもつさまざまな可能性を最大限に引き出すことができます。性による暗黙の分業がなく、学校行事や日常の係活動や委員会活動の中で、また話し合いやグループ学習などの協働的で課題解決的な学習活動の中で、相互啓発が呼び起こされ役割意識や責任感、協力や助け合う気持ち、思いやりや正義感が培われていきます。共同体の中で自分を生かし、他者も生かすという共生の感覚が生まれ、インクルーシブ・リーダーシップが育っていきます。

学び続ける力の教育 習得・活用・探究は世界標準の学び

学校行事や校外での学習を教科学習とつなげて体験する、活用する、表現することを大切にしたり、教科の学習でも反復する、協働する、応用する、探究する。このような活動を通して課題発見・解決型の学習や情報収集・創造・発信型の学習に取り組む。こうした習得・活用・探究のスタイルが東京女学館の学習スタイルです。授業で学んだ内容を知識・技能のレベルで終わらせるのではなく、活動的な学習経験を通して自ら進んで学び続ける力とするこのスタイルは、世界中の学校教育が求めている学習スタイルにほかなりません。

アイテンティティーの教育 染み透る「和」の文化から

日本の伝統文化に関する授業「すすかけ」はアイデンティティーの教育の中核をなす授業です。多彩なプログラムで学び、自分の中に国」の文化を染み透らせて、人や自然の事物に対する感謝や敬憲の気持ちをもち、態度や立ち居振る舞いとなって現れていく学習です。

学習した日本の文化を国際理解の教育プログラムの中で外国の方々に紹介して発信型の学習へと発展させます。そうすることで、より深く自己のアイデンティティーを自覚しながら、異文化への寛容性を養う学習がアイデンティティーの教育です。

教育体制 学びと育ちのフィールドは無限大〜時代を生き、時代を先駆ける教育〜

デジタルネイティブ世代として生きる子どもたち。東京女学館小学校では児童全員が1台すつ学習用のタフレット端末を持つようになりました。教室のlCT環境の整備も進んでいます。さまざまな学習ソフトもしっかりと検討して、すべての教科の授業で活用しています。進む情報化社会の中で、本校の児童の豊かな発達・成長の可能性を十二分に伸ばしていく教育活動が芽生えています。

パンフレットより

【東京女学館小学校】受かる子・合格した子のご家庭インタビュー

お受験プリントでは「合格ママ」さんにご協力いただいてオンラインインタビューを行いました。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。


管理人

この度はお時間をいただきましてありがとうございます!
まず初めに「東京女学館小学校」を選んだ理由から教えていただけますか?

教育方針と環境が非常に魅力的だったからです。

東京女学館小学校はリーダーシップ教育を重要視しており、子どもが自ら考え、行動できる力を養うことを目的としています。

また、国際的な視野を持つことが求められる時代において、英語教育や国際交流プログラムが充実している点も大きな魅力でした。

加えて、歴史と伝統があり、卒業生の評判も非常に高かったことも大きな理由でした。

合格ママさん
管理人

ありがとうございます。実際に通ってみていかがですか?

毎日学校での出来事を楽しそうに話す娘の姿を見て、本当に良かったと感じています。

リーダーシップの授業を通じて、娘は自信を持ち、クラスメートとの協力の大切さを学んでいます。また、国際交流プログラムのおかげで、外国の文化や言語に対する理解も深まっていると実感しています。

学校生活を通じて、娘が多角的な視野を持ち、自らの意見をしっかりと持てるようになったことに感謝しています。

合格ママさん
管理人

素晴らしいですね。
東京女学館小学校というと、かなりの人気校ですがどのような対策を意識してましたか?

当時はいろいろなことを意識していましたが、特に意識をしていたのが自主性や自立心が育つように接することですね。

どうしてもやってあげたくなってしまう気持ちを抑えつつ、過保護にならない程度に手伝って、娘本人に達成感を持ってもらうための距離感を保てるように気をつけていました。

ペーパー対策もかなりの量をやりましたが、難易度が高い問題の量をこなすというよりは、同じ問題でも指示の内容を変えて、集中して指示を聞き取れるようになる練習を意識していました。

合格ママさん

お受験プリントでは、ペーパー対策がいっぱい!


ご意見・ご感想・ご要望など、お気軽にご連絡ください!

「お受験プリント」では、管理人が過去に作成したプリントを清書したものを配信しています。

もし「反復用にこの問題の”そっくり問題”が欲しい!」などのご要望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡を音がいします!

全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!

ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!

*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。

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この記事を書いた人

我が家では2017年に娘、2022年に息子が小中高一貫校にご縁をいただきました。

共働き夫婦のワーママとして、毎日職場まで片道1時間の通勤時間と小学校受験を両立させるのはものすごく大変でしたが、二人の受験を通して約7年間、子供達と小学校受験に向き合ってきました。

このサイトでは、これまで手作りしてきたプリントを清書して配布しています。

一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てたら幸いです。

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