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さとえ学園小学校の偏差値・倍率などの難易度や知っておきたい公式情報まとめ:学校別対策シリーズ
2003年開校と比較的新しいさとえ学園小学校は埼玉県に位置する人気の私立小学校です。
この記事では、その難易度の指標として、倍率や偏差値などの情報に加え、学校の公式ホームページや学校パンフレットから、受験を検討されている方はもちろん、学校研究をされている方にも参考にしていただける情報をまとめました。
さとえ学園小学校の難易度:倍率・偏差値
さとえ学園小学校の倍率
さとえ学園小学校への入学志願者は例年400名ほど(2023年は467名)で、定員が72名ですので、倍率は6.5倍前後という計算になります。
さとえ学園小学校の偏差値
小学校受験では、学校ごとに試験内容が異なることもあり、それぞれを比較するための「偏差値」は存在しませんが、系列中学校の偏差値を参考値とすると、埼玉栄中学校の偏差値は62となっています。(首都圏模試センター参考)
さとえ学園小学校の関連動画
さとえ学園小学校 取材動画
さとえ学園小学校 リモート授業の取り組み紹介
さとえ学園小学校の公式情報
建学の精神と校訓
建学の精神「人間是宝」
人間はだれもが無限の可能性を秘めた「宝」の原石です。しかし、そのままでは光り輝くことはできません。内在する資質に光を当て、ときに強く、ときに優しく磨き続けることによって「至宝」となるのです。
さとえ学園小がめざす教育の使命は、まさにここに尽きます。
校訓「今日学べ」
今日という日は一度きりのものです。人生は、その一日を懸命に生きることの集積にほかなりません。「今日のことは今日やり、勉強も仕事も明日に残さない」と、強<自覚して生きることを日々の誓いとしています。
さとえスクラム
21世紀の平和で豊かな世界を築くのは、まさに一人ひとりの子どもたちです。子どもたちが互いの「個性」を尊重しあい、互いの「可能性」を高めあう「さとえスクラム」こそ、本校が目指す教育の核心です。
「豊かな心とたゆまぬ探究心」は、日々の学校生活を通してゆっくりとしかし着実に醸成されていきます。さとえ学園小学校で学んだ子どもたちが、刻一刻と変容する状況や困難に立ち向かい、日本の、そして世界のリーダーとして活躍する日を心待ちにしています。
突破力
子どもたちの成長にともない、様々な困難が次々に立ちはだかり、行く手を遮ります。
子どもたちはそのたびに新たな突破力を身に付けつつ前進を続けます。突破力とは、ゆるぎない知識・技能(学力)であり、社会の変化に対応していく力(対応力)であり、利他の精神やリーダーシップ(人間力)です。
これらを身につけ、夢の実現に向け日々努力を継続する児童を育てていきます。そして将来、真のリーダーとなって活躍できる人材の礎を築かせていきます。
学力
本校独自のカリキュラムによって実施する毎日の授業で、各教科のゆるぎない知識・技能、読み解き対話する力、プログラミング力、英会話力、受験を突破する真の実力、学習習慣、学びに向かう姿勢を育てます。
対応力
各教科の授業、放課後の複合型教育、校外学習などを通して、論理的・多面的思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力、ICT活用能力、広い視野、観察力、創造する力を身に付けさせます。
人間力
他学年との交流活動、縦割り清掃、季節ごとの行事などを通じて感性、好奇心、価値を見つけ生み出す感性と力、他者を尊重する心、あきらめない気力・体力、協働する心、強いメンタルを育てます。
体験型教育
「見たい・知りたい」は、学びの原点です。
どんなときでも好奇心に応えられるように、本校には水族館・プラネタリウム・ビオトープ・キッズファームなど、様々な施設や学びの場があります。「本物」の体験には、他では得られない感動や発見があり、思いもよらぬ疑問が沸き上がってきます。
どんな形・どんな色・どんなにおい・どんな手触り・どんな動き方・・・、知りたいことは山ほどあります。じっくりと観察し、書籍やインターネットで調査を広げ、レポートをまとめることで、体験が知識へと昇華されます。体験型教育の本質は、体験の数を増やすことではなく体験の質を高めることにあります。ホットな好奇心をクールな探究心に育てることがさとえ学園小学校の体験型教育です。
校内施設の活用事例
●水族館
授業ではもちろんのこと、休み時間も自由に出入りが可能です。生物部(課外活動)の子どもたちは餌やりや水槽の掃除なども行っています。
● プラネタリウム
主に生活科や理科の授業で活用しています。また、宿泊学習前には事前学習として季節の星座を学習してから出発をします。
●キッズファーム
約1000平米ほどの畑があります。大根やサツマイモなどだけではなく、枝豆やズッキーニなど子どもたちが育ててみたい野菜作りにもチャレンジしています。
●ビオトープ
高学年が主体となりビオトーププロジェクトが進行中です。自分たちで作業するだけではなく、時には企業の方々へプレゼンを行い、様々な方のご協力も得ながら活動をしています。
Satoe Studies
4年生からは、放課後教育のひとつとして「Satoe Studies」が始まります。中学受験にむけ基礎学力を育成すること、志望校の出題傾向に応じた学力を育成することを目的とする学習講座です。指導教科は国語と算数が中心です。目的と学力に応じて受講することができます。長文読解・作図・別解の発見など、通常の授業では扱うことのできない内容に時間をかけて取り組むことができます。入試に必要なスキルの習得や対応力の育成をはじめ、学習計画や家庭学習についての指導も行います。指導は中学入試に精通した教員・講師が担当します。
理科と社会の新設
令和6年度より理科と社会の講座を5年生、
6年生向けに新設します。奇数回は理科、偶数回は社会というように隔週で理科と社会の2教科の得点力を高めます。直前になりがちな理科と社会の学習時間を放課後に確保し、基礎基本のインプットと問題演習のアウトプットのサイクルで学習します。また、文章や図、データを読解する力を育て、系列校への進学をサポートしていきます。
講師について
「Satoe Studies」の講師は、本校の各教科専門教師と外部より招いた入試問題に精通した講師が、少人数に分かれた教室で指導します。系列校である埼玉栄中学校、栄東中学校の入試問題に対応できるよう、基本的な問題から丁寧に指導します。
ラインナップ
Advanced Course
難度の高い入試問題を中心に扱います。解法のスキルを学ぶだけではなく、徹底的に考える力を育成します。
Basic Course
入試の基本問題を確実に得点する力を育成します。栄東出身の大学生がチューターとして、講師の指示をうけながら受講生をサポートします。
栄東対策コース
栄東中学校の出題傾向や頻出領域のデータにもとづき、講義・演習を繰り返す2コマ連続の講座です。小問集合の対策から、高レベルの問題まで、幅広く対応します。
複合教育
複合型教育とは、本校が開発した教育システムで、放課後教育のひとつです。放課後に芸術系・運動系・学習系の特色あるコンテンツを多数開講しています。ほんの一例ですが、バイオリン・水泳・そろばん・プログラミング・英語などの講座があり、子どもたちは自由に選択して、楽しく受講しています。本来「可能性」とは複合的なものです。
アート&クラフトで立体感覚を養ったり、プログラミングを通して論理的な文章が書けるようになったりします。複合型教育も正課授業と同じで、補完的・相乗的な効果が認められます。複合型教育の目的は、この相乗効果による「可能性の発見と伸長」にあります。
さとえプログラム
児童と保護者の帰宅時刻にタイムラグがあるご家庭では、児童がひとりで過ごす時間が心配です。児童が低学年のうちはなおさらです。そんなときは「さとえプログラム」におまかせください。月・火・木・金曜日は17時から19時まで、水曜日は16時から19時まで、お子さまをお預かりします。宿題・読書・運動・映画鑑賞・自由時間など、豊富なプログラムがあり、軽食も提供しています。利用の際は複合型教育のプログラムとの組み合わせとなります。夏休みと春休みには、9時から19時までのご利用もできます。不定期ですが、長期休暇中に校外で学習する特別プログラムも実施されています。
英語
一人ひとりのレベルに応じた教材を使用します。1年生から正課授業とし、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく習得します。クラスは習熟度別に編成し、外国人と日本人の先生がすべて英語で授業を行います。「失敗を恐れずチャレンジすること」と「楽しく学ぶこと」を大切にしています。
算数
3年生から、計算力の強化と思考力の育成を目指したオリジナル教材を使用します。自分で考え友だちの考えも取り入れることで、より高度な思考を目指します。
また、「はやく・かんたんに・せいかくに・どんなときも」を目指して「は・か・せ・どん」を合言葉に、工夫を楽しむ姿勢を育成します。
国語
諸学の基礎となるのが国語です。1年生から国語辞典を日々活用して、正確な語意理解と適切な用法の習得に力を入れています。確かで豊かな語彙力を土台に、文章構造の学習を通して読解力を磨き、自分の考えが的確に伝えられるようになります。
理科
低学年では、生活科で観察や実験を通して自然の事物や事象に関心を持ち、自然を慈しむ心を育みます。3年生からはオリジナル教材により、現象を科学的に分析・研究する姿勢を身に付け、豊富な問題演習によって知識の定着を図ります。
社会
低学年では、生活科で身近な地域への興味・関心を育て、「社会」の存在を理解します。3年生からはオリジナル教材で、日本や世界に思考の空間を広げます。高学年では社会の変化を時間軸でとらえ、その今を分析し、未来を考えます。
図工
身の周りの事物や自然から得られた着想を基に、思い思いの色や形を与えて絵や立体に表します。創作活動を通して、ものの見方や感じ方を広げ、深めていきます。創造する喜びが表現力を豊かに育てます。
音楽
世界に伝わる様々な音楽に触れ、表現する楽しさを体験します。合唱では、ハーモニーを創り上げるという協働の喜びと感動を育成し、演奏では楽器の個性を楽しみながら、表現の幅を広げます。
体育
体育の目的は、体力と身体能力の向上だけではありません。体を動かす喜び、チームプレイによる協働、運動の特性に応じた技術の習得、課題や記録への挑戦など、多岐にわたります。さらに、集団生活でのルール・マナーなども体験的に身に付けていきます。
家庭科
日常生活に必要な知識や技能を習得するために、理論に基づいた実習を多く取り入れています。家庭や社会における自身の役割を自覚・実践し、様々な発想や工夫を通して、人々とのより豊かでより楽しい生活が実現できるように指導します。
道徳
人には様々な考え方・価値観・立場があることを理解し、みんなで解決策を模索します。「考える道徳」「議論する道徳」は、共感と思考を育成します。それは、他者とともに生きる学校生活において実践されてこそ価値のある学びとなっていきます。
生活
「自然と友だち」「思考力を鍛える」をキーワードに、体験を思考に高める教育を展開しています。まず、諸感覚をフルに使って自然に触れることから始めます。また、思考ツール(Xチャートやボーン図、くま手図等)を利用し、自分の考えをまとめる練習をします。
総合的な学習の時間
学校の環境を活用して、体験型の学習を展開します。体験が知識に昇華される楽しさを知ることで、学びのモチベーションを高め、「何か」を発見できる人材を育成します。
また、思考ツールなどを利用しながら答えのない問題に対して、「納得解」を見出す活動も行います。
課外活動
課外活動は、3年生以上の児童が任意で行うことができます。合唱団・ブラスバンド・管弦楽団・生物部の4団体が活動しています。放課後や長期休業中も活動があり、コンクールへの出場などを目標にしています。
さとえ学園小学校ではこいのぼり祭りや節分会、ひな祭りなど季節に合わせた行事を多数行っております。また、運動会や音楽祭などは保護者の方を校内に招いて開催しています。他にも校外学習として遠足や社会科見学なども実施しています。
宿泊学習は3年生から行います。3・4年生は夏に1泊の宿泊学習、冬に2泊のスキー教室があり集団生活の基礎を学びます。また5年生と
6年生の宿泊学習では今までの経験を活かしながら班別自由行動などを通して学習を深めていきます。
卒業生インタビュー
第6期生
現在、私は看護学部で学んでいます。さとえ小では、友人と遊んだこと、クラスー丸となって行事に取り組んだことが思い出に残っています。栄東中学・高校ではコーラス部に所属し、精一杯の活動をしました。これからは病棟での実習が増えていきます。より深く学び、実践力を身に付け、「安心と笑顔を届けられる看護師」になれるように努めたいと思います。
第7期生
私は現在経済学部で、資格の取得を目指して日々勉強しています。小学校時代にはレプトンを含む様々な複合を受講し、経験を増やしたり、知識を深めたりすることができました。また、何事にも積極的に挑戦する姿勢を身につけることもできました。これからもこの姿勢を大事にして、自分の目標に向かって努力し続けたいと思います。
第8期生
現在は東京大学教養学部文科一類に所属しています。さとえ小では、小笠原研修などの宿泊学習や複合型教育に彩られた、充実の学校生活を過ごすことができました。栄東中高で始めたクイズは大学でも続けており、テレビ番組「東大王」に出演しています。今後は留学などを視野に入れ、世界で活躍できる人材になりたいです。
第9期生
僕は現在早稲田大学教育学部に所属しています。大学の授業を通して、さとえ小の凄さを度々実感することがあります。複合型教育を第ーに様々なプログラムを通して色々な経験をすることができ、他では得られないものも沢山あります。これからは蜜学を予定していて、さらに色々な経験をしていきたいと思います。
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全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!
ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!
*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。