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【筑波大学附属小学校編】合格する子・受かる子ご家庭インタビュー:学校別対策シリーズ

筑波大学附属小学校_合格する子

※当サイトは一部内容を文部科学省子供たちの未来を育む家庭教育国立教育政策研究所を参考にしています。

例年約4,000人程度の応募がある筑波大学附属小学校は、その数は日本一ともいわれる人気の国立大学附属小学校です。

今回の記事では、筑波大学附属小学校に合格されたご家庭にご協力いただいたオンラインインタビューの内容と学校のホームページや学校パンフレットからから「覚えておきたい内容」をまとめました。

筑波大学附属小学校を受験される方はぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。

目次

「筑波大学附属小学校」の合格率・難易度

男子2021年度2022年度2023年度
応募者数217721822048
一次通過率30%37%40%
一次通過者654808820
二次通過者809090
合格者数646464
女子2021年度2022年度2023年度
応募者数198318361718
一次通過率34%46%47%
一次通過者674845808
二次通過者809090
合格者数646464

参考:https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/

合格する子は知っている?「筑波大学附属小学校」の公式情報

ここでは学校のホームページやパンフレットから覚えておきたい内容を引用してまとめています。

教育目標と本校の特色

研究の成果は、各地の公立学校の教育活動へ大きな影響を与えているものと自負しています。

研究の使命

本校は、筑波大学に附属して小学校教育の理論と実際について研究することを使命としています。そして、その成果は各地の公立学校の教育活動への考え方や、それに伴う内容や方法等に大きな影響を与えているものと自負しています。
また、大学生の教員志望者に対する教育実習の場の提供をはじめ、現職の先生方の全国各地からの長期研修の受け入れや、外国の教育学者等の教育視察への対応および公開授業や研究発表会・研修会等、その門戸を幅広く開放しています。さらに、これからの教育のあり方を絶えず模索し続け、先進的な実践活動の研究に取り組んでいます。

パンフレットより

教育研究

「『美意識」を育てる」を研究テーマに、これから日本が進むべき数育改革の方向性自体を探り、本校の特色の一つである教科担任制を生かし、その具体的方策を考える研究に取り組んでいます。これらの研究成果は、本校の研究発表会、研究紀要をはじめ、数育総合誌「教育研究」などで発言しています。

教育目標

人間としての自覚を深めていく子ども

文化を継承し創造し開発する子ども

国民としての自覚をもつ子とも

健康で活動力のある子ども

研究発表会

毎年、6月と2月にそれぞれ2日間にわたって授業公開と研究発表会を開催しています。6月には本校の1年間の研究成果の発表を、2月には全国の研究者とともに研修会の形式で発表会を実施しています。特に2月の研修会は、本校の各教科研究部と全国の先生方との繋がりを活かした特色のある研修会となっています。

研究主題例

3~4年間で一つのテーマを掲げ、次代に期待される初等教育の姿を理論的・実践的に研究を進めています。和年度からは「「美意識」を育てる」を掲げていますが、この研究は令和2年度から文部科学省より「研究開発学校」としての指定を受け、4年間にわたる「教育課程改善」のための研究を行っています。

教育活動の特徴

過去の伝統を背景に、全教員が研究に励み全力を傾けて指導にあたっています。

教科の指導

教科の指導は文化を伝承し伝達するとともに、新しいものを創造する能力を育てるうえで極めて重要な教育活動です。本校では過去の伝統を背景に、全教員が日夜研究に励み、全力を傾けて指導にあたっています。指導の内容は、文部科学省の定める学習指導要領に準拠しながら、時代の進展に鑑みて、新しい
指導内容をたえず開拓しつつ教育にあたっています。

指導の組織としては、教科担任制を重視した指導体制を取り入れています。特に、社会・理科・音楽・区工・家庭・体育・外国語(英語)では、その教科を専攻している教員がほぼ全ての学級の指導にあたっています。本校の数育の目標は前述したとおりですが、その遊成のために各教科の指導で特に留意していることは右の図のとおりです。

パンフレットより
たくましく健康で安全な生活を営むのに必要な習慣や態度を身につけるように努める

自主的・積極的な学習態度を身につけるようにする

他人と協調し、協力して学習ができるようにする

基本的・基礎的な学習内容が十分身につくように努める


道徳・総合活動など有機的関連をもって指導するように努め

家庭・社会・国家についての正しい理解と愛情を育てるように努める

自ら考え、工夫し、創造する態度を身につけるようにする

教育活動

各教科で専門性を活かし、楽しみながら力がつく授業づくりに取り組んでいます。

国語科

ことばの力を伸ばすことは生きる力を高めることです。人はことばで考え、ことばで他者とかかわります。本校の国語科は、読む・昔く・囲く・話すのバランスのとれた授業を実践し、生涯にわたって、ことばを通して自分自身を人として高めていくことのできる人間を育てようとしています。また、本校の子どもたちは読書が大好きです。図書室には1万冊を越える蔵書があり、休み時間や放課後は子どもたちでにぎわっています。国語科では、本が好きで、いつでも読みたい本をもっている子どもに育てたいという願いをもっています。

社会科

社会科では次のような指導を心がけています。
1子どもの興味や疑問を引き出す学習展開
(どうして?なぜ?)
2効果的な体験活動を位置づけた学習過程
(行ってみよう!
やってみよう!)3子どものよさを生かす調べ学習
調べてみよう!)
4一人一人の未来をつくる表現活動
(まとめよう!発表しよう!)
5願いを持ち、社会に関わり続ける子ども
(こうしたい!役に立ちたい!生活を変えたい!)
社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追求したり解決したりする活動を通して、グローバル化する国際社会を主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を育成する社会科教育を目指します。

算数科

「あれっ!」「おかしいぞ!」「なぜだろう?」といった疑問を追究する中から、何か新しいものを見つけ、「へえ~!」「なるほど!」「すばらしい!」といった算数のよさや美しさに感動する授業を目指したい。基礎的な知識と技能を身につけ、数学的に考える力をつけたい。「算数が大好き!」「考えることが楽しい!」という子どもたちにしたい。みんなで算数に取り組む中で、関わり合う楽しさ、みんなで創り上げていく楽しさも味わってもらいたい・そう考え、日々の算数授業に取り組んでいます。また、全国の先生方に、授業を公開したり、得られた知見を広めたりしていくことも一つの使命になっています。最近は、JICAや文部科学省の依頼を受け、アメリカや中南米、アジア、アフリカ、ヨーロッパ諸国等、様々な外国の先生を受け入れたり、現地に出かけたりしながら研究の成果を本校から発信しています。

理科

誰でも見たことがあるモンシロチョウ、カブトムシ、これらの昆虫も実際に育ててみると、たくさんの発見があります。だれもが毎日触れている水、空気、これらを使った実験をしてみると、たくさんの不思議が生まれます。実際に育ててみる、直接触れてみる、自ら試してみる。これが本校の理科授業の基本です。見慣れた生き物や、当たり前と思えることでも、じっくり観察してみると、新たな世界が見えてきます。子どもたちの好奇心に応え、追究意欲をかきたてるために何ができるのか、そうした考えに基づいて毎日の理科授業が行われています。自然は日々たくさんのことを語りかけてくれます。それに気づき、生かすことができる子どもの成長が願いです。

音楽科

独立した音楽棟があり、一階は高学年、二階は低学年の授業を行っています。どちらの教室も半分くらいが木のフロアーになっており、合奏やからだを使った表現などの活動がゆったりと行えるようになっています。音楽の授業は、単に歌をうたったり、楽器を演奏したり鑑賞したりするだけではなく、曲をつくったり、音楽に合わせて振り付けをしたりといった創造的な活動を多く取り入れています。また、「学校でなければできない音楽の数育」をモットーに、一人で楽しむだけの音楽ではなく、仲間がいるからできる、仲間がいるから楽しい音楽を子どもたちと一緒に考えています。音楽部が計画する、一週間、演奏家による生演奏を聴くことができる「音楽鑑賞週間」(隔年)も大好評です。

図画工作科

クレヨンをもち身体全体を使って描く子、絵の具だらけになりながら色合いの変化を楽しみ絵を動かす子、語りかけるように粘土を見つめ、その手から一心に形を生み出そうとする子、目の前の同じ絵を見ても、その捉え方の違いを大切にする子・・・・。そんな素直な子どもたちの造形活動が展開されるのが図画工作の時間です。こうした活動を通し、自分で様々に工夫しながら表現していく子どもたちを育てます。造形的な表現力を豊かに育むことを通して、A1時代だからこそ、人にしかできない「創造性」を培います。

家庭科

家庭科では、何気なく見過ごしがちな「毎日の生活」に光を当てて学びます。「なぜだろう?」と調べたり「こんなふうだったらいいな」とやってみたりします。いずれも頭だけでなく、女体の感覚全部を使って試したり、観察したり、実習したりと衣食住にかかわることからを「実感をもって」学ぶことを重視しています。また、友達との交流を通して自分の生活課題に気づく活動や、さらによりよい生活へと自分なりに考え工夫し、実生活に生かす学びを大切にしています。本校は小学校には珍しく、調理室と被服室とを備えた恵まれた環境にあります。それらを生かし、「生活自立の力」、「自分も回りも豊かにと働きかける力」、「自分らしい生活を創り出す力」を持った心豊かでたのもしい子どもを育てることを目指しています。

体育科

体育科は、「附属小学校の3つの壁」と言われる学校行事と深く関わっています。三ツ頭(ハヶ岳)への登山、宮浦での泳、運動会での組み立て運動です。どの壁も乗り越えることができるように、協力して頑張る心と体を低学年から継続して育んでいます。対外的には、体育科教育の中心的な役割を担うべく大学の研究者との連携や全国各地の研修生の受け入れも行って情報交換を絶やさないようにしています。古き良き伝統を守りつつ、常に新しい体育授業の在り方を提案しています。

外国語活動・外国語(英語)科

国際化社会に生きる子どもたちにとって、相手と良好な関係を築きながら自己表現をすることが今後ますます必要となってきます。外国語活動・外国語科の時間は、その第一歩として、簡単な英語を使いながら自分の考えを伝え、積極的に相手と図ろうとするコミュニケーション能力の向上を目指しています。授業では、英語の歌や身近な表現に少しずつ触れながら、英語を聞くこと話すことに慣れ親しみ、体験的に言葉を学ぶ経験を積み重ねます。そのような活動を通して、日本語でも英語でも自己表現が好きな子どもを育てたいと考えています。

道徳科

道徳教育は、本校の教育目標を受け、目指す子ども像の実現のために、各教科・総合活動・学校行事等、全ての活動において意欲的な指導計画が組まれています。さらには、こうして行われた体験の中にある道徳的本質を子ども自らがしっかりと受け止め、深化し、補充し、統合して、人間としての自覚をより深めていくために、道徳の授業を要として道徳教育の効果的な拡充を目指しています。

総合活動

子どもたちは、総合活動の時間が大好きです。それは、自分たちが本当にやりたかったことに十分に取り組むことができるからです。自分の頭と体を使い楽しく問題解決に取り組む子どもの姿が見られます。本校の総合活動は、昭和46年から始まり、知識偏重主義の教育に対して人間性の回復と人間重を目指す数育の中核として誕生しました。現在はSTEM+総合活動に取り組み、自分の問いや思いを基に課題を決め、STEM(料学、ICT、工学、数学、芸術)に関する内容を総合的に活用して課題を追究する活動に取り組んでいます。

学校保健活動

◆総合活動nItegratedSudies子どもたちの健康・安全な学校生活を支援すると共に、心身の健康の大切さに気づかせ、セルフケア能力を身につけさせて「健康に関する価値観」をしっかり育みたいと願っています。
〇学校医と連携し、アレルギー疾患等の縦断的な保健管理と学校生活の支援に努めています。〇スクールカウンセラーと連携し、メンタルヘルスの問題の早期発見や健康相談、支援に努めています。
〇成長曲線を活用した疾病等の早期発見や心身の健康問題に関する健康相談、保健指導に努めています。
〇子どもたちが生活習慣などの健康課題を自分事ととらえ、改善しようとする態度を育むなど、行動変容を支援する保健教育に取り組んでいます。

その他の活動

国内および海外の教育関係者や研修生と幅広く交流を深めています。

筑波大学は11校の附属学校(小学校、中学校、高等学校、駒場中学校、駒場高等学校、坂戸高等学校、視覚特別支援学校、聴覚特別支援学校、大塚特別支援学校、桐が丘特別支援学校、久里浜特別支援学校)を束ねる組織として附属学校教育局があります。そして11校の附属の共通する使命として次の3つの教育拠点となることを掲げています。

先導的教育拠点

本校では、1年に2回の研究発表会、初等教育研修会などを通して教育制度改革につながる新しい視点の問題提起をさまざまにおこなっています。その一つとして小学校としては稀な本格的な教科担任制があります。さらにそれを基盤とした小中高一貫カリキュラム(筑波カリキュラム)の作成とその実証研究、また本校独自の伝統的な学校行事、ICT活用の研究など多方面にわたる視点によるプロジェクト研究を筑波大学と連携して取り組んでいます。

教師教育拠点

筑波大学が行っている教員免許状更新講習において、「附属学校実践演習」という名称で、講義だけではなく、実際の授業を公開し、授業の具体を通して現職教員の研修に役立っています。これは全国で唯一の形態であり、好評を博しています。また現職教員研修として、本校主催の研究発表会や研修会だけではなく、内地留学制度をもつ都道府県、市町村の教育委員会と連携して、研究生を受け入れています。
年間を通して約1万人の教員が本校で研修をしており、まさに教師教育拠点校となっています。筑波大学には初等教育学コースがあり、この授業を本校教員が担当しています。このコースの履修生を中心に教育実習生を受け入れ、実習修了者には修了証を発行しています。実習後4年間は、上記研究発表会、初等教育研修会への参加も優遇されます。

国際教育拠点

本校を訪れる参観者は国内だけにとどまりません。アジア諸国、JICA、APEC、また筑波大学CRICEDなどを通して、年間を通して世界中からたくさんの外国人教師、研究者、政府機関の方の参観があります。また、本校職員を外国に派遣しての授業交流会なども盛んに行われおり、近年ではアメリカ、アフリカ、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、デンマーク、スウェーデン、スイス、ポルトガル、メキシコなど中米5カ国などにおける研究会開催実績があります。児童の海外での交流活動も行っています。これまでアメリカのスタンフォード大学、カリフォルニア州立大学パークレー校などの協力によるミニ留学体験も行ってきました。平成29年からはハワイ大学との提携により夏休みに交流会を行っています。

学校生活のQ&A

通学が心配です、大丈夫でしょうか?

まずはランドセルを背負いながらの{車やバスによる通学ですから、何よりも体力が必要です。十分な睡眠と朝食をとらせるよう心掛けてください。電車やバスの中、駅や道路でのルールを身につけておくことや、事故等で電車が遅れたり止まったりした時の対処法を教えることが必要です。

入学後1か月は保護者が付き添って通学しますが、その後はひとりで通学することになります(場合によって保護者の校門までの付き添い登下校を認めています)。学校には、同じ地域から通う子ども同士が顔見知りになれるよう通学分団という組織があります。そこで顔を合わせた上級生が優しく面倒を見てくれるでしょう。保護者等による車での送り迎えや、下校途中に習い事等の教室に直接通わせることは禁止しています。

児童の安全についてどのような取り組みをされているのでしょうか?

部外者が無断で校内に侵入できないように警備会社に管理を委託しています。人校証を配付された保設者であっても、校内に入る場合には予め申請することを原則としています。児童のプライバシーの保護に関しても留意しています。

また、近隣の学校や関係諸機関と連携がとれるような体制を整えています。「子ども110番」にも加入していますので、何か困ったことが起きたら「子ども110番」のマークのある場所に駆け込むことができます。さらに、災害発生時などの緊急時には、「絆ネット」というメール一斉配システムで情報を即座に共有できるようにしています。

感染症対策などはどうなっていますか?

文部科学省から出される指針、筑波大学数育局との相談で適切な対応を進めています。本校は、東京23K、西東京市、和光市と学区が広く、公共交通機関を使って通学する児童も多いため、より慎重な対応をとることが多くなります。

クラス編成が「組」ではなく「部」と呼ばれていると聞いていますが?

筑波大学附属小学校の前身である東京高季師純学校附小学校の頃は、授業計画が各部単位で異なる編成になっていました。たとえば、ある部は男子のみで他の部は男女混成であったり、ある部は科学コースであったり、またある部は複数の学年による複式学級編成をとっていたりしていました。

このように、ひとつの学年が等質の「組」に分かれているのではなく、それぞれのクラスが異なる構成になっていたため「部」という名称を使用していたのです。学級編成では、どの「学年」ということより、どの「部」ということに重点が置かれていたため、「〇部〇年」と、部を先にする呼び方になっていました。現在は各部とも男女共学で等質ですが、呼称についてはこれまでの伝統を継承しています。

制服やランドセルについて教えてください。

制服と帽子等は夏および冬用、各々男女別に学校指定のものを着用します。ただし、制服は通学時のみ着用し、校内では活動しやすいように運動服に着替えます。運動幅に、一部は黄、二部は緑、三部は紫、四部は赤のクラスカラーを採用しているのも学校の伝統の1つです。また、ランドセル(男女とも黒)や補助バッグ等は指定のものもあります。

日常の授業について教えてください。

本校は初等普通教育に関する実験・実証的な研究を使命としています。児童が楽しみながらもしっかり学習できるように、教員は工夫を凝らした個性豊かな授業を意欲的に展開しています。音楽科や図工科、体育科、家庭科をはじめ、専門の教員が受け持つ時間が多いことも特徴の1つです。また、教員志望者や他校の現職の先生方に、公開授業や研究発表会、研修会等で広く門戸を開いています。始業前(朝の活動)や特定の日の放課後(居残り活動)に各種運動を行っていることも児童の楽しみになっています。

3年間クラス変更がないと聞いていますが本当でしょうか?

1年から3年、4年から6年までのそれぞれ3年間は同じクラスメイトと一緒に学習していくことになります。そのため各クラスが結束力を持ち、お互いを励まし合いながら、数員ともに後々まで記憶に残る個性溢れるクラスカラーを築き上げることになります。

合宿や校外授業が多いそうですね?

3年生から山梨県八ヶ岳山花の清里高原「若桐」で、クラスごとに合宿を行っています。児童はキャンプファイヤーや野外調理、登山、植物や星の観察、野生動物との出合い等、自然との触れ合いを通じて貴重な体験をすることができます。5年生は「雪の生活(スキー合宿)」、6年生は千葉県富浦海岸での遠泳合宿、さらに修学旅行があります。また、部内に所有している保谷田図教場での「野菜・果物の栽培および収穫」や、各数員が企画した個別行事等、多くの校外授業を実施しています。

運動会はとても盛り上がるそうですね?

運動会では、クラスの結束力がここぞとばかり発揮されます。競技に参加しない保護者にとっても本当に楽しい運動会です。教員も保護者も含めて真剣勝負で挑むのが本校の運動会の伝統です。これも日頃から練習している縄跳びをはじめとした基礎体力向上を目的とした各種運動の成果のたまものです。

児童は全員水泳が上手だと聞いていますが?

卒業するまでには全児童が上手に泳げるようになります。6年生の女休みには遊泳合宿があり、最終日には2kmの遠泳に挑戦し毎年全員完泳します。この遠泳を目指して、1年生の夏休みから若桐会と学校の共催で水泳学校が毎年実施されます。コーチは本校を卒業した先輩たちなので、児童に大変われています。

附属中学への進学について教えてください。

附属中学に進学するには希望者が内部入学試験を受け、それに合格した者が進学します。進学相談の上、他校へ外部受験をする児童もいます。

保護者の転勤に伴う転出と復学について教えていただけますか?

1年入学半年後に転出が可能です。転出後、4年生修了時までに復学する旨の届出等、所定の事由を満たした場合に、復学可能となります。

若桐会活動を中心とした保護者の参画が活発だと聞いていますが?

3年間のうち1回、つまり児童の卒業までの6年間のうち2年間はクラス役員をしていただき、学校や若桐会主催の行事の企画や実施のために協力活動をしていただくことになります。本校では教員と児童、そして保護者が三位一体となって学校活動をより良いものにさせていくものだと考えているからです。ただし年、共働きの保護者が増加していることも事実であり、各自時間を調整しながら参加しています。大変だと思われるかもしれませんが、多くの保護者は児童のために学校に協力してくださっています。
この活動が楽しい思い出となる保護者も多いと伺っています。

教材費、給食費、若桐会、後援会会費等の費用は年間どれくらいですか?

.学に関しては、給食習や数材質を含めて年間約17~18万円です。また若桐会、後援会会に関しては新入生の場合、入会金を含めて約23万円、年会約7万円(年会費・修繕質)です。

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筑波大学附属小学校 学校概要
筑波大学附属小学校 入試概要
筑波大学附属小学校 問題紹介

「筑波大学附属小学校」合格する子とは?受かったご家庭インタビュー

お受験プリントでは「合格ママ」さんにご協力いただいてオンラインインタビューを行いました。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。


管理人

この度はお時間をいただきましてありがとうございます!
まず初めに「筑波大学附属小学校」を選んだ理由から教えていただけますか?

筑波大学附属小学校を選んだ一番の理由は、教育方針と環境です。

我が家が筑波大学附属小学校の四つの教育目標に強く共感したことに加え、個々の成長を大切にする姿勢が素晴らしいと感じました。

また、国立でありながら最先端の教育研究が行われている点も大きな魅力でした。

合格ママさん
管理人

ありがとうございます。実際に通ってみていかがですか?

本当に良かったと思います。学校の雰囲気はとても良く、先生方は熱心に指導してくださいます。

特に素晴らしいと感じるのは、全学年で教科担任制が導入されていることです。これにより、各教科の専門性が高い授業を受けることができ、子供たちは楽しみながら学んでいます。

さらに、英語の授業は会話中心で、実際に使える語学力が身につきます。

また、合宿や校外授業など実践的な学びの機会が多く、子供の自主性や協調性が育まれていると感じています。

合格ママさん
管理人

素晴らしいですね。
筑波大学附属小学校というと、かなりの人気校ですがどのような対策を意識してましたか?

日々の積み重ねとして、特に時間をかけていたのが「お話の記憶」の対策です。

お話の記憶は毎年出題されていることに加えて、例年お話の内容そのものがかなり長い問題が出されるとお教室で強調されていたので、毎晩絵本の読み聞かせをするようにしていました。

お話の記憶の対策としてよくいわれることですが「いつ、誰が、どこで、何を」を意識しながら聞いて、絵本を読み終わった後に質問するなどをしていました。

合格ママさん
管理人

ありがとうございます。
他には何か心掛けていたことなどはありますか?

そうですね、図形の問題も頻出だと聞いていたので、かなり力を入れていました。

例年の傾向から、問題の量が多いとも聞いていたので、とにかく色々な図形問題のパターンに触れて、何度も解く練習をしていいました。

我が家では図形問題をかなり苦労したので、印刷した問題集を切って実際に動かして見せてから、実際に問題を解くときはそれを頭の中でできるようにするなど、かなりの時間をかけていました。

合格ママさん

お受験プリントでは、ペーパー対策がいっぱい!


ご意見・ご感想・ご要望など、お気軽にご連絡ください!

「お受験プリント」では、管理人が過去に作成したプリントを清書したものを配信しています。

もし「反復用にこの問題の”そっくり問題”が欲しい!」などのご要望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡を音がいします!

全てのご要望に応えられるかは分かりませんが、頑張ります!

ご要望のほかにも、ご意見・ご感想などいただけると嬉しいです!

*作成した問題は「お受験プリント」上で配布することもあります。

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この記事を書いた人

我が家では2017年に娘、2022年に息子が小中高一貫校にご縁をいただきました。

共働き夫婦のワーママとして、毎日職場まで片道1時間の通勤時間と小学校受験を両立させるのはものすごく大変でしたが、二人の受験を通して約7年間、子供達と小学校受験に向き合ってきました。

このサイトでは、これまで手作りしてきたプリントを清書して配布しています。

一人でも多くのお子さんやご家族のお役に立てたら幸いです。

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